2009年12月28日

Pocket Wifi: これでどこでもネット接続


touch の最大の欠点は、ネットに常時接続できないことだと思っていて、それを補うために wireless gate とか使ってしのいでました。

wireless gate の話はまたおいおいお伝えするとして、この大きな欠点を補うものがついに現れました。
それが、EMOBILE の Pocket Wifi です。

これは、無線LAN経由でインターネットにアクセスできるようにする、携帯可能な無線LANアクセスポイント。いわゆる Wifi ルータってやつですね。

今までもこれと似たようなコンセプトのものとして、WILLCOM の「どこでもWi-Fi」とか、海外メーカの「PHS300」とかあったんですが、いずれも大きさや稼働時間に難があって触手は伸びてませんでした。

しかし、Pocket Wifi は全然違いました。
大きさは一般的な携帯電話よりちょっと小さいサイズで、しかもご覧のように卵型なので思ったより小さく感じます。重さは約80gなので、胸ポケットに入れておいても問題ありません。
電池の持ちは、4時間の通信が可能(待受100時間)です。一日中持ち歩いている人にとっては物足りない容量かもしれませんが、私のようにメインが通勤時間中の人にとっては十分な容量です。

気になる無線LANの機能ですが、
802.11 b/g に対応し、1度に5台まで接続可能です。5台もつなげるなんて事態は発生しないので、これで十分です。
WPS にも対応しているので、対応する機器となら簡単に接続ができます。touch は WPS に非対応なので手動で設定してあげる必要がありますが。
認証方法は、WEP, WPA, WPA2(AES, TKIP) に対応していますが、設定で切り替えて使用することになるので、DS は WEP で、それ以外は WPA2 で、というような使い方はできません。初期設定は WEP ですので、WPA2 に変更しておきたところです。

携帯通信側、無線LAN側の接続の on/off や、WPS は、本体側面のボタンでできますが、それ以上の細かい設定は、Pocket Wifi にブラウザでアクセスして変更することになります。
設定画面は比較的素直なので、あまり迷うことはないかと思います。

料金プランですが、
スーパーライト(1.7MBまで定額のW定額)、バリュー(300MBまで定額のW定額)、ギガ(1GBまで定額のW定額)、データ(使い放題)とあります。
私は先のような使い方で、動画も見ないので、バリューにしてみました。月3000円で300MBまで、それを超えても6000円でリミットがかかるプランです。ちなみに本体は5980円+2年割賦です。
1週間、2日に1度くらいの割合で、ITmediaMobileRSS でニュースを取ってきたり、AmeshViewweathernews で天気をチェックしたりしましたが、23000 円程度ある無料通話分の 750 円分しか使ってませんでした...
このままのペースだと、月3000円しか使わないことになるので、あと7倍は使っても良さそうです。

W定額プランなので、どんなに使ってもリミットがかかる安心感がありますが、なるべくなら300MBに抑えたいところです。そこで気になるのが、touch が勝手に通信したりしないか、ってことですが、無線LANの設定を、自動接続OFF で、自動切断5分ににしています。こうすると、使いたいときに Wifi ボタンを2秒押して無線LANをONにして、使い終わったらまた2秒押して切れば、無駄な通信は発生しませんし、切り忘れても5分で切れるようになります。

使っていて不満に思うことはほとんどありませんが、ちょっと気になる点はあります。
  • 設定ページが touch からのアクセスだとキビキビ動かない
  • なぜか WPA/WPA2 で接続できない
上は何の問題か分かりませんが、せっかちにアクセスするせいか、なかなかページが表示されなかったりするので、ちょっと使いづらかったですが、何度もやることではないので今はきになりません。

認証の問題は、気になる人は気になる問題かと思います。
昨今、WEP 認証はセキュリティ的に問題視されているので、WPA 以上に切り替えたいんですが、なぜか認証がちゃんといかないんですよね...
仕方ないので、とりあえず MAC アドレスフィルタで運用してます。
もっとも、無線LAN を手動で入切していて、常時さらしてるわけではない、ってのも WEP で容認しちゃっている理由ですが...

というわけで、touch では何かと不便なインターネット接続ですが、そんな悩みを解消してくれる強い味方 Pocket Wifi の紹介でした。

2009年12月11日

セメダインスーパーXG: 剥がれかけたカバーの補修に


またまた間が空いてしまいました。高いところに登るのが好きな暗殺者になっていたもので...

さて、購入時以来装着している、touch のカバーですが、先にもお伝えしている通り剥がれてしまい、だましだまし使っている状態でした。

でも、いよいよ剥がれ具合がひどくなってきたので、どうにかならないかと思って接着剤を探していたんですが、良さそうなのを東急ハンズで見つけました。
それが、誰もが一度はお世話になったことがあるはずのセメダイン社の、スーパーXGです。

久しく工作っぽいことはしてなかったので、この手の物がどの程度進化しているのか全然知らなかったんですが、いろんな種類が出ていて、様々なものの接着が出来るようになっていて感心してしまいました。

接着手順ですが、まず接着面(今回の場合は、プラ部分と革部分)をきれいにし、そこにセメダインを塗ります。付属のヘラで薄く伸ばして、一旦張り合わせたあと、また剥がしてちょっと乾かして、今度は本張り(?)する。という感じです。
この手のものは、なかなか乾かないので、仮止めしないといけなかったっぽいんですが、それをしなくていいのがこの製品の特徴のようですね。

ほとんど手を汚すこともなく簡単に接着でき、しかもしっかり接着されるのでズレたりしませんでした。
そして、細かいところに気が効いているなと思ったのは、パッケージがそのまま保管用に使えることでした。通常このタイプのパッケージはビリッの破ってしまうので、その後の保管に困ったりしますが、ちゃんと何度でも出し入れ出来るような構造になっています。

ですが、やはり万能なものはなかなかないようです。
これを購入してから1ヶ月ちょっとになるんですが、実は一度貼り直しています。なんでかと言うと、どうしても2-3週間経つと剥がれはじめちゃうんです。
欲を言えばもうちょっと長持ちしてくれるとうれしいんですが、手軽に接着できるのでその都度貼り直すことにしました。

というわけで、Griffin の革ケースの革が剥がれてきた人にオススメのセメダイン スーパーXGの紹介でした

2009年11月18日

HOME ボタンのダブルクリック



昨日、ブログを書き終わった後、なんか PC がもっさりするので再起動したんです。そうしたら、起動時に無機質に「起動できるHDDを装着しろ」的なメッセージが出て、起動しなくなっちゃいました…
調べてみたら、全体的にHDDへのアクセスができなくなっている箇所が多数発生し、全然使い物にならない状態になっていました。;_;

仕方ないので、新しいHDDを探してきて、OSのインストールから開始。やっとブラウザくらいは使えるようになりました…

ま、そんなことは皆さんには関係ないので、今日も touch ネタを。
# バックアップはこまめにしましょうね。

たぶん、OS3.0 になってからだと思うんですが、HOME ボタンの動きが変わりましたよね?
恥ずかしながら、それに気づくのに時間がかかったんですが、そのきっかけは、音楽をスタートさせようと思って HOME ボタンをダブルクリックしても、いつものポップアップが出ないなぁ、と思ったからです。

まぁ、そんなに問題にはならなかったのでしばらくそのまま使ってたんですが、ある時、音楽再生中にアプリを起動すると音楽を止めてしまうアプリを起動したとき、ダブルクリックがきかないので調べ始めました。
そうしたら、設定→一般 の中に「ホーム」という設定があるのを発見。見てみると、まさにその中に「ホームボタンのダブルクリック」という項目があるじゃないですか。

いろいろいじった結果、私の設定はキャプチャ画面の通りになりました。
こうすることで、ダブルクリックすると、iPod 画面になり、再生中はポップアップが出る、という状態になりました。
3.0以前は、停止中でもポップアップが出ていましたが、iPod アプリに切り替わっちゃうところが違います。

これで困るのが、アプリ起動中に音楽をスタートさせたい時です。アプリ起動中にダブルクリックすると、iPod アプリに切り替わっちゃうので、再生後にまたアプリを起動する必要がありますし、そのアプリが音楽を停止してしまうものだと、再生する手段がなくなってしまいます。
同じ悩みの人はたくさんいるだろうと思ってググッたりしたんですが、意外に見つからないんですよね。
ようやく見つけたのが知恵袋の質問だったんですが、一旦電源ボタンを押してスリープしてから、HOME ボタンのダブルクリックでポップアップを出す。というのがどうやら正解っぽいです。

できれば、常にポップアップを出すようにして欲しいところなんですが、しばらくはこれでしのごうと思っています。

というわけで、2回連続で touch の本来の機能である音楽再生に関する記事をお届けしました。

2009年11月17日

Bluetooth iPod スピーカアダプタ: アンプで聴ける


久々にグッズ編をお届けします。

家のアンプで touch の中の曲を聴きたいって時、どうしてますか?
一つは、最近増えてきた iPod が直接ささる iPod スピーカを購入して、それで聴くという方法ですね。
でも、アンプやコンポを持ってる人は、そのためにわざわざ購入するのはなんなので、Universal Dock とかを購入してアンプに Line 入力するという方法があります。

どちらでも touch の曲をオーディオ機器から聴けるようになるわけですが、一つ難点があります。
それは、touch をスピーカなり、Dock なりに装着してしまうため、選曲などの操作や、アプリを動かすことが非常に困難になってしまいます。
折角音楽聴きながら BB2C で 2ch を見ることができるのに、オーディオ機器から音楽を聴こうとするとそれができなくなってしまいます。

そこで登場するのが、Bluetooth のスピーカアダプタです。
iPod スピーカなり、Dock なりの Dock コネクタにこのアダプタをつけると、touch からはこのアダプタが Bluetooth ヘッドセットに見えるようになります。
あとは、touch の設定で Bluetooth を ON にして、最初にこのアダプタとペアリングをすれば、touch は手元に置いたまま、オーディオ機器で音楽を聴くことができるようになります。

いやぁ、これいいですよ。
私の場合は、昔の iPod 用に買った Universal Dock があったので、これに接続して、アンプにつなげて使っています。
上に書いたように、音楽を聴きながらアプリが使えますし、選曲も手元でできます。

ただ、ちょっと気になる点がないわけではありません。
  • 音質はそれなり
  • たまにプツ音
  • 常時通電
音質に関しては、ハイクオリティを求めてはいけません。ですが、決して音質が悪いわけではありません。イージーリスニングでは全く問題はありません。
ただ、私の環境の場合、時々プツッという音が聞こえることがあります。Bluetooth 自身 2.4GHz という、電子レンジや無線LAN(802.11b/g)と同じ周波数帯ですし、直線距離で最大 10m 程度しか届かなかいくらい電波が弱かったりするので、何かの影響を受けやすいんだと思います。
私はあまり気にならないのでそのまま聴いてますが、気になる人は電波環境を確認する必要があるかもしれません。

あと、このアダプタには電源はないので、Dock コネクタからの給電で稼動しています。そして、給電が途絶えると、またペアリングから行わなければならないため、それが不便と感じる人はずっと給電するようにしないといけません。
恐らく iPod スピーカなら常時給電されるのかと思いますが、Universal Dock の場合は、USB 給電してあげないといけません。
私の場合は、たまたま近くに USB ポートがあったので、そこにつなげて給電しています。

というわけで、もはやメインの機能とは言われない touch の音楽再生機能を、家のオーディオで快適に使用するためのグッズ、Bluetooth スピーカアダプタの紹介でした。

2009年11月16日

駅.Locky: NextTrain 対応の時刻表アプリ


またまた一ヶ月ほど空いてしまいました。
ちょっと、自由な都市の中華街まで車泥棒しにいってたので記事がかけませんでした。^o^

かつて、Palm で愛用していたアプリに、(名前は忘れましたが)時刻表アプリがありました。これは NextTrain というデータ形式の時刻表に対応していて、単なる時刻表機能だけじゃなくて、乗り継ぎの電車も簡単に閲覧できるというなかなか優れものアプリでした。

そしてついに、touch にもこの NextTrain に対応したアプリが出ました。それがこの、駅.Locky です。
特徴は、
  • NextTrain 形式対応
  • 時刻表データはみんなで作成
  • オフラインで使用可能
  • Wifi位置情報で駅を自動検索
といった感じです。

NextTrain 形式の時刻表データは、駅.Locky のサーバに有志が蓄積し、それをアプリで拾いにいく形式をとっていますので、誰かがアップしてくれるのを待つか、自分で作ってアップする必要があります。
NextTrain のデータは各所に公開されてたりするので、探してきてアップすればみんなが喜びます(もちろん、公開してくれている人の許可は必要ですが)
現時点で、駅.Locky のサーバに蓄積されている時刻表データは1万件に近くなっていて、有志によるアップが活発に行われていることが伺えます。

ちなみに、駅探の時刻表サイトからデータを取得して、NextTrain 形式に変換する拙作のダサいスクリプトを公開しましたので、自分の使う駅が登録されてなくてお困りの方はご利用頂いても結構です。
駅.Locky の掲示板に貼り付けてあります。

ダウンロードしてきた時刻表データはオフラインで使えるので、自分が利用する主要駅をダウンロードしておけば、いつでもどこでも乗る電車の確認ができます。素晴らしい。

もう一つメインの機能が、位置の自動検出機能です。
実は、このアプリの最大の目的は、Wifi のアクセスポイント情報から現在位置を特定するデータベース作成。のようで、時刻表アプリの機能はそれを集めるための機能になります。
位置情報の提供は touch から行うようになっているので、簡単に提供できるようになっています。上のキャプチャ画面の "WiFi" のアイコンをタップすると、ホームなのか、駅周辺なのか、個人的な場所(その他)なのか、を選択すると、その他以外の場合に位置情報がアップされます。
もちろん任意なので、情報提供の意思がある場合だけ登録されます。

この位置情報を元に、アプリは立ち上げたときに自分の場所を特定して、駅を特定して、時刻表の選択を簡単に行えるようにしてくれます。

どうやら、来週にもバージョンアップされる(Appleの審査次第)ようですが、現時点ではまだ改善点があるようです。
  • データによってアプリが落ちる
  • 電車以外には非対応
  • 個人的なデータは追加不可
  • 乗り換え情報には非対応
アップされたデータによっては、アプリが落ちる現象がありました。こちらは、データ中に、1行に2回 ":" が含まれていると落ちる現象だったのですが、現在では暫定的にデータ側を修正して対応しているようです。

NextTrain 自身は、別に電車の駅に限った話ではないので、例えば近くのバスの情報を登録しても使えるはずなんですが、現時点ではアプリに登録済の電車の駅しか選択できないです。
また、それらの時刻表データに、個人でローカルで作ったものを使うことができません。

それから、NextTrain のもう一つの目玉機能として、乗り換え情報を登録することで、乗り継ぎ時にその先の電車の時刻表を簡単に検索できるというものがあります。
Palm のアプリではここまで対応していたので、是非、駅.Locky にも対応してもらいたいところですね。

このアプリ、実は大学の研究室が作っているそうなんですが、その割にはなかなか見栄えも操作性も良くて、「とりあえず使える」レベルをはるかに越えて、「常用に耐えうる」レベルになっています。
是非お試し下さい。

2009年10月19日

Myst Free: あの名作が楽しめる


Myst と聞いて懐かしいとか言うと年がばれますが、あの名作ゲームのフリー版がリリースされました。(製品版は英語版が5月に日本語版が9月にリリース済みです)

Myst を知らない人のために手短に説明すると、非常にきれいな静止画(一部動画)で構成された謎解きゲーム。といった感じでしょうか。
1993 年のゲームなので、今となってはそのグラフィックは普通ですが、当時は非常にきれいなのに驚かされました。

高画質画像を使っているためか、ボリューム的には製品版で500MB、フリー版でも100MBを超えるので、iPhone アプリの中ではかなり大きいほうになります。

フリー版の制限は、スタート地点であるミスト島から出られない。という点にあります。
ここ以外に5つの時代にワープしていろんな謎をとかなきゃいけないんですが、この島だけでも十分悩まされます。
あと、英語版しかない。という制限もあります。
ヒントが非常に少ないこのゲームにあって、そのヒントが英語の文章だったり、非常に聞き取り難い音声だったりするので、さらに難易度が上がってしまいます。

私自身は15年前に自力で解いているんですが、その時の記憶はほとんど消えうせ、新鮮な気持ちでプレイできましたし、結構悩みました。やったことあるのにこれですから、初めてやる人にとっては、全然分からない人もいるんじゃないでしょうか?

touch ならではの謎解きの方法としては、スクリーンショットを活用することができます。
焼け残った書類からヒントを得ることが多いのですが、絵で表現してあるので、それをかつては紙に写し取っていました。でも、touch では簡単にスクリーンショットを取ることができるので、一通りスクリーンショットに収めて、後は写真アプリで見ながらじっくり謎解きすることができます。

解いたことのある人はご存知かと思いますが、実は答えを知っていれば、ミスト島だけでエンディングを迎えることが可能です。
しかし、さすがにフリー版ではエンディングを迎えられないようになっていて、暖炉の仕組みを解いても先に進めないようになっています。

15年前の作品の完全リメーク版ですが、そのグラフィックのきれいさと、解きがいのあるパズルは今でも決してひけをとっていません。
やったことがある人も、初めて知った人も、是非一度試してみてはいかがでしょうか? (サイズが大きいですが...)

2009年10月14日

eWifi: ついに無料で Wifi 探し


まず皆さんに謝らなきゃいけないことがあります。(って程でもありませんが)
実は今までアプリに関しては無料を貫いてきたんですが、どうしても我慢できなくて有料アプリを買っちゃいました。
買っちゃったのは WifiTrack です。そう、無料の無線LANアクセスポイントを探すアプリです。だって、Wifinder が全然 Apple の承認が下りないんですもの...

そして、その数日後にリリースされたのが今日紹介する eWifi。なんとタイミングが悪い。あと数日 WifiTrack を買うのを我慢するか、eWifi が早く出てくれれば買わなくて済んだのに...

と、後悔しても始まらないので早速 eWifi のご紹介です。
まず特徴としては、
  • 認証有無、電波強度でソート
  • 電波強度は5段階のアイコン表示
  • 一覧にMACアドレスも表示
  • SSIDは長くても全部表示
  • 自動スキャン(10秒間隔)、自動接続
  • 接続時にインターネットまで到達するか確認
といったところになります。

まず表示関連ですが、ソート方法は他の類似アプリと同じですが、Ad-hoc のものも表示できるようです。
後は細かいですが、電波強度が5段階(Wifinderは3段階?、WifiTracは数字)のアイコンで表示されるので見やすかったり、MACアドレスも一覧に表示されるので、分かる人はそこでメーカーが一発で分かるという利点があります。
また、SSID が長い場合にはフォントを小さくして全部表示してくれたりします。これなら末尾だけが異なるアクセスポイントもちゃんと見分けられますね。

あと、こちらも他のアプリと変わりませんが、自動スキャンしたり自動接続したりできます。他のアプリではスキャン間隔を変えたり、接続したら音を鳴らしたり、といった細かい機能があったりしますが、その辺は搭載していません。

それから接続時に、失敗したか成功したかを表示するのは当たり前として、成功時にそこからインターネットに出られるかをチェックしてくれます。たまに proxy をかまさないといけない環境があるので、そういう環境かどうかがすぐ分かります。
proxy サーチ機能があるといいかもしれないですね。

ま、こんな感じなんですが、実はまだ eWifi で open なアクセスポイントへの接続に成功したことがないんですよね... あんまりじっくりいじれてない、というのが正直なところなんですが、より詳しい使用感が分かったら追記したいと思います。

というわけで、ついに出た無料の無線アクセスポイント探索アプリ eWifi の紹介でした。

2009年10月13日

MobileRSS: オフライン対応 Google Reader アプリ


またまた随分間が空きましたが、常用アプリに変動があったのでご紹介します。
# ちなみに、また赤毛の少年と冒険に出ています...

今回紹介するのは、Feed リーダの MobileRSS です。
(2009/10/14 追記)
すいません。基本的にこのブログでは無料アプリを紹介しているんですが、このアプリは現在は有料ですね。私が入手したときは確実に無料だったんですが、期間限定だったようです。
代わりと言ってはなんですが、Free 版が 10/12 にリリースされていますね。広告が表示されるそうです。


主な特徴は以下の通り。
  • Google Reader 連動
  • 画像もオフライン対応
  • アプリ内でEmail送信可能
まずは Feed の取得ですが、これは完全に Google Reader (GR)と連動しています。
ですので、MobileRSS で記事を読もうと思ったら、まず GR に登録する必要があります。
私の場合は既に GR を使用済でしたので、特に問題はありませんでしたが、使ったことがない人にとってはまずそこから入らなきゃいけないので1ステップ余計にかかりますね。

そして、私にとって一つの大きな利点が、画像のオフライン対応です。トップ画面の右下の矢印つきのアイコンを選択し、"Download All Items" を選択すると、収集済の記事の画像ファイルを検索し、取得しに行ってくれます。
まぁ、画像がなくても記事を読む分にはさほど問題にはなりませんが、ないよりはあった方がいいので、私は好きです。

もう一つの利点が、記事の Email 送信がアプリ内で可能。という点です。
これはどういうことかと言いますと、気になる記事があった時に、その記事をメールの本文にして飛ばす機能が、アプリを切り替えずに行うことができるんです。
基本オフラインの touch で記事を読んでいるときに気になる記事があったらどうしますか? OS3.0 からコピペ可能になったので、コピーしてメモ帳に貼る、という手もありますが、メールで送信しちゃうという手もあります。
以前は前者でやっていたんですが、最近は後者を使っています。メールアプリが起動し、記事が本文にコピーされるので、後はアドレスを入れれば送信ができます。touch の場合は、ここでキャンセルをすると下書きに保存されるので、それを後で見直せばいいだけです。
併用している ITmedia でもこの機能はあるんですが、一旦アプリが終了してメールアプリが起動する形態なので、また記事を読もうと思ったらアプリを起動しなおす必要があります。
しかし、この FreeRSS ではアプリ内でメール作成ができるので、下書きに保存したらまた記事を読み続けることができます。これは便利。

その他にも Twitter や InstaPaper と連携したりできるようですが、個人的にはあまり興味がありませんのでスルーします。

そして長く使う際には重要な操作感は特に負荷もなく軽快に動くのでストレスはたまらないです。ただ、他のアプリと同様、相変わらずニュースの切替には2アクション必要なので、手軽に切り替える方法が欲しいところですね。
でも、これで通勤電車の中での情報収集はバッチリです。

ただ、残念な部分がないわけではありません。
  • 一括取得ができない
  • オフラインでは既読にできない
  • Google Reader から切り離せない
まずは記事を一括で取得することができません。
私の希望する動きとしては、登録している Feed 全部に関して最新30件を取得する、という動作が欲しいんですが、MobileRSS にはありません。各ニュースを選択して記事一覧表示にして初めて取得されます。
一応これに似た動きとして、"All items" を使うという方法もありますが、All items で取得した記事は、各個別のニュースからは読めず、All items の下でしか見られません。
All items から読むと、その記事がどの Feed に含まれているのかが分かりにくいという難点があります。

それから、オフラインで読んでも既読にできない。
という問題もあります。どうやらオンライン時に読むとその時点ですぐに既読になるんですが、オフラインの場合は未読マークに変化はありません。そうすると、あれ? どこまで読んだっけ? という状態になるので、是非オフラインでも既読にできるようになって欲しいですね。

あと、GR と密接に連動しているのを切り離すことができないのはちょっと残念ですね。
他のアプリでは GR に登録されている Feed 情報を取得して、その中から自分が読みたいものを選択して登録する、という方法が取られていたりしますが、是非そうして欲しいところです。


というわけで、今まで使用していた Free RSS Reader に変わって常用アプリの仲間入りした MobileRSS をご紹介しました。

2009年8月26日

N-News: 日経新聞が読める


新聞業界からは産経新聞が、紙面をそのままスキャンしたような画像を touch で見られるようにするオリジナルの実験的なアプリを出していますが、それ以外ではあまり見かけないですね。

今回ご紹介する N-News は、日本経済新聞社が出しているわけではないですが、NIKKEI NET にアクセスして記事を touch で読みやすくする、というアプリです。

起動するとキャプチャのように、上に7つのカテゴリが表示され、その下に現在選択中のカテゴリの記事一覧が表示されます。
タイトルを選択すると記事の表示画面に切り替わって、中身が読めるようになります。記事を選択した時に始めて中身を取得しにいく(キャッシュしない)ので、オンラインであることが前提になります。

表示している最中には、前後の記事を取得しにいっているようですので、前後の記事に切り替える時の動作は軽快でストレスなく読むことができます。

記事を表示中には、左下に「+」ボタンがあり、これを押すとスクラップブックに保存されるので、オフラインでも読めるようになります。
右下のボタンを押すと、Safari で開いたり、メールでその URL を送信したり、という機能につながっています。

保存した記事はトップ画面の右下の本アイコンから参照できます。気になる記事を後で読み返すのに便利ですが、記事をキャッシュしないための苦肉の策という感じですかね。

設定画面からは、起動時に記事を更新するか、既読記事や古い記事を隠すか、記事を先読みするか、という設定の他、文字のサイズも設定できるようになっています。

ちょっと使ってみましたが、画面は簡素とは言え、操作は直感的で分かりやすいですし、ストレスなく読めるのでなかなかいい仕上がりになっているかと思います。

ただやっぱり、キャッシュされないのは痛いですね。アクセス集中や取得所要時間の問題からキャッシュしないようにしているようですが、サーバから見たら常に多数のアクセスが発生しているんですから問題ないですし、記事取得もユーザが指示した時に実行するようにしておけば、別段問題ないと思われるので、是非とも実現して欲しいところですね。
# というか、touch ではキャッシュしてくれないと使い物になりません...

あと細かいところでは、別カテゴリにある同じ記事の既読が反映されない、という点もあります。これは NIKKEI NET 自身の問題である可能性もありますが、どうやら html のファイル名は同一なようなので、その辺から判断することは可能な気がします。

というわけで、NIKKEI NET の記事が軽快に読めるけどキャッシュはできないアプリ N-News の紹介でした。

2009年7月29日

MyWebClip Lite: ブックマークがアイコンになってるブラウザ


touch の標準ブラウザは言わずと知れた Safari ですが、最近はブラウザアプリが解禁されたので、いくつか面白そうなものが出てきています。
その中で、なんかいいなぁと思った MyWebClip Lite をご紹介します。

  • 初期画面はアイコンリスト
  • ブックマークがアイコン
  • アイコン形状、背景が変更可能
  • バックアップ・リストア可能
特徴はこんな感じです。

初期画面をキャプチャしたのが右上の画像になります。起動するとこの画面になります。それぞれのアイコンはそれぞれブックマークになっているので、それをタップすればサイトにアクセスできます。
Safari など、他のブラウザでは通常は白紙ページだったり、前回表示ページだったりしますが、アイコン一覧になっているところが新しいです。この画面の雰囲気が touch の画面と統一感があるので、なかなかいいですね。

デフォルトのアイコン形状は円なんですが、変更するとキャプチャ画面のように touch のアイコンのように変更できます。背景も好みのものに変更できます。

また、ブックマーク及びアイコンの配置をバックアップできるようになっています。「設定」から「スナップショットを保存」すると、plist 形式のファイルができます。
「バックアップと復元」を選択すると http サーバが起動するので、ブラウザからアクセスして plist のファイルを取得したり upload したりできます。

まぁ、はっきり言ってしまえば、起動時の見せ方がちょっと違う。
というだけで、ブラウザの機能的にはさほど新しいものがあるわけではありませんが、見た目の印象が違うというのは、それはそれで重要な点かと思います。

欠点もそこそこあります。
  • ブラウザ表示に戻れない
  • いきなり URL を入力できない
  • proxyが効かない?
  • 標準ブラウザにはなれない
ページを表示中に右上に家アイコンをクリックするとトップ画面に戻れるんですが、一旦トップ画面にもどると元のブラウジング画面に戻ることができないようなので、うかつにトップ画面に戻ると直前のページに戻ろうとしてもまた最初からたどりなおす必要があります。

また、トップ画面に URL 入力箇所がないので、いきなり URL を入力する場合には、一旦「+」をタップしてブックマークを作成してからアクセスするか、検索からたどるか、どちらかの方法でアクセスすることになります。

あと、どうも proxy 設定をちゃんと見てくれないせいか、私の環境では proxy が必要な場合にうまくアクセスできませんでした。

最後の、標準ブラウザになれない、というのは他のブラウザも同じ話ですが、「Safariで開く」みたいなリンクを横取りできないので、どうしてもセカンドブラウザにしかなりえない。というのが悲しい現実ですね。


というわけで、見た目が非常に touch と合うブラウザ MyWebClip Lite のご紹介でした。

ちなみに、無料の Lite では 1 画面 16 アイコン(うち 1 つは製品版へのリンク)という制限があり、有料版では 9 画面までいけるようになっているそうです。

2009年7月27日

FastFinga: 精力的にアップデート(v1.4.1)


すいません。三週間ほどご無沙汰してしまいました。
一週間ほど Wifi 環境のない場所に旅行していたり、その後はとあるゲームに没頭してしまったのもあって間が空いてしまいました。
# 何のゲームかって? 赤毛の少年が活躍するRPGです。^^;

そうこうしている間に、超お薦め手書きメモアプリの FastFinga がバージョンアップしていたので、まずはその内容をお伝えしようと思います。
細かいところでは、アラビア語圏などで利用されると思われる、右から書くモードの追加などもありますが、その辺は置いておいて、
  • 絵文字
  • トップページ、サムネイル、タグ
  • 親指ボタンの機能追加
がメジャーなところですね。

まずは絵文字ですが、これがビックリするくらいの数あります。ちゃんと数えてませんが500以上はありますね。それらが5つのカテゴリに分かれて配置されているんですが、所望のものを探し出すのに苦労するほどです。
もちろん、そういった要望に答えられるように、最近使用した絵文字はすぐ呼び出せるようになっているので、探し出す時間も短縮されるでしょう。
# 私自身はあまり絵文字は使わないんですけどね...

そして次なるメジャー機能が、トップページですね。
今までトップページがなくて、左上に表示される 1/6 の表示を頼りにページを移動させて目的のものを探すしかありませんでした。
10ページ程度ならそれでもいいのかもしれませんが、ページ数が多くなってくるとそういうわけにもいきません。何かしら検索性をあげる手段が必要になってきます。

通常の文書ファイルならタイトルや中身の検索などで探すこともできるかと思いますが、手書きアプリではそうもいきません。そこでこの FastFinga では、トップページにサムネイルを配置してきました。
人間の画像認識スピードはなかなかのものなので、サムネイルを表示しておいて、そこから選べるというのはいいですね。
しかし、それだけに留まらないのが FastFinga。サムネイルだけでは数が多くなるとやはり辛いので分類が必要になってきます。分類の方法としては、フォルダとタグの大きく二つの方法がありますが、最近の流れとしてはタグというのは、ごくごく自然かと思います。
タグはデフォルトでいくつか設定されていますが、もちろん自分でカスタマイズできるので、どんどん自分色に染めることができます。
いやぁ、よく考えてあります。感心感心。

3つ目は機能的には小さいですが、結構大きな意味を持つと思っています。
親指ボタンを押した時の機能は、通常は入力の確定ですが、未入力状態時に機能を追加できるようになっています。
追加できるのは改行かスペースです。私の場合はかねてからスペースが入力したいと思っていたので、スペースに割り当てています(改行はそれ用のボタンがありますし)。なかなかいいですね。

というわけで、地道にバージョンアップを繰り返してドンドン使いやすくなっている FastFinga のバージョンアップ内容についてでした。

2009年7月7日

FastFinga: 細かくバージョンアップ


この FastFinga ですが、完全に私のビジネスツールの一つとなり、常用アプリとして見事に常駐4アイコン(?)の仲間入りを果たしています。
しかも、さっとメモを取る時のために携行していた小型のメモも不要になったので、お役御免になり、身軽になりました。

で、この度機能アップを含んだバージョンアップが行われていたので、その紹介です。

内容はキャプチャの通りです。
  • undo/redo
  • 線種が増えた
  • 写真が取り込める
元々、書いている最中の文字の undo/redo は画面の右側にありましたが、今回追加されたのは、確定後の文字に対する undo/redo になります。
書いた文字を消すだけなら、BS があるので undo の出番はないかと思いますが、コピペや写真の挿入などの機能では使うことがあるかもしれませんね。

それから、線の種類が増えています。ちょうど左下の undo/redo のすぐ右のアイコンです。
線の色が、黒赤青緑の4色から、線の太さが細中太の3種類から選べるようになっていて、選んだ設定がアイコンにも反映されるようになっています。
これで、今までの素っ気ない画面からちょっとだけ脱却できるかもしれません。

そして、写真が取り込めるようになりました。
と言っても、アイコンくらいの小さな画像として配置され、大きさや位置が変えられないようです。そしてその縮小画像をクリックすると画像ビューワで全画面で見られる(FastFingaの画面は見えなくなる)ようになります。
iPhone のカメラで写真を撮って、そのメモを FastFinga でチャチャッと書く。という使い方なんか良さそうですね。

大きな機能アップではありませんが、こうやって少しずつ機能が追加されていくのはユーザとしても楽しみですね。
# 作者にとっても、アプリが忘れ去られないようにするためにはいい手法かもしれません。

ところで、前回使い方がよく分からないと書いたコピペですが、普通のコピペとちょっと感覚が違うだけで、慣れれば使いやすそうです。
まず、選択時は上下方向にスクロールしない(つまり斜めには選択できない)こと。
一度領域が選択されると、あとはその前や後ろを同じように選択すると、その間の文字も含めて領域が選択されます。(つまり、領域は大きくなる一方で小さくすることができない)
これが分かれば快適にコピペできますね。

ちなみに、FastFinaga でコピーしたものは他のアプリではペーストできません。逆もだめですね。
ですので、look&feel は通常のコピペに近いものがありますがアプリ間でのやりとりはできないようです。


というわけで、現在有料アプリの首位を独走中(公開当時は限定で無料だった)の手書きメモの超お薦めアプリ FastFinga のバージョンアップのご紹介でした。
次回バージョンアップも予定されているようなので、期待ですね。

2009年7月1日

ITmedia: OS 3.0 に対応


愛用している ITmedia 専用の RSS リーダ ITmedia ですが、この度 OS 3.0 に対応してバージョンアップされました。

と言っても特に大きな変更はないようで、
  • コピペに対応
  • 起動が速くなった?
くらいしか変わりがないようです。

特に起動の速さに関しては、特に記載がないので、単なる私の体感ですがなんか速くなっている気がします。
でも相変わらず、フィードリスト画面に切り替わるアクション(画面が裏返る感じ)は相変わらずゆったりとしています。

まぁ特筆すべきことがないので、ここまでなので、もう一つ愛用している Free RSS について。
こちらは既に 3.0 対応済のようなので、コピペには対応していました。

このコピペ機能は、RSS リーダをかなり使いやすくしますね。
今までオフラインで読んでいるときに気になった記事を見つけた場合、とりあえず「Safari で開く」を実行して、Safari に覚えさせておいて、後でオンラインになった時に開く。という方法を取っていたんですが、コピペ対応されたことにより、記事の任意の場所をメモなどにコピペできるようになったので、だいぶ使いやすくなりましたね。

2009年6月29日

FastFinga: 簡易メモアプリ 予告通りリリース 一日無料?


Tanzaku Pad の記事で書きましたが、同じ会社が FastFinga なる、簡易メモアプリを申請中で、リリースから一日だけ無料。という予告どおり FastFinga がリリースされていましたので、無料のうちに早速落としてみました。

Tanzaku Pad から機能を削ぎ落としたものなのかな? と思っていたら、UI も全く異なるものなので、別で開発されていたものなのでしょう。
早速紹介したいと思います。

以下のような特徴があります
  • 画面は横長固定
  • 表示モードで拡大、カーソル移動
  • 入力モードでは表示エリアの上に書く
  • 2種類の入力モード
  • アプリ内保存、写真書き出しが可能
まず画面は横長のみになっています。
起動すると、ほぼキャプチャ画面と同様の画面が出てくるので、Tanzaku Pad のようにメイン画面がはありません。
立ち上がった直後は、表示モードになっていて、拡縮、カーソル移動、部分削除、新規ページ、ページ削除、メール添付、写真書き出し等が行えます。
Tanzaku Pad ではカーソルがなくて違和感があった方も、これなら違和感なく使えるかと思います。

表示モードから、右下の鉛筆をタップすると入力モードになります。(キャプチャ画面)
特徴的なのは、表示モードの画面の上に入力画面が重なっているところでしょう。後ろに入力済の文章が表示されている状態で、点線より上に字を書くことができるようになっています。
入力モードには2種類ありますが、デフォルトでは入力し終わって左下の親指ボタンを押すと入力された文字が表示エリアに表示されていきます。
もう一つの入力モードは、時間が経つと勝手に入力エリアに表示されるモードです。
どちらが好きかで設定を変えるといいかと思いますが、個人的には後者の方が好きですね。

そしてこの FastFinga は、Tanzaku Pad では有料版でしか対応していなかった、アプリ内保存ができるようになっています。
もちろん写真への書き出しもできますので、バックアップを取りたい場合は写真に書き出す、という使い方もできるでしょう。

とにかく手書きで簡単にメモを取りたい。というニーズに応えてくれる最適なアプリと言っていいでしょう。
ただもうちょっと改善して欲しい点もなくはないですね。
  • コピペできるけど使い難い
  • 逆横長に非対応
  • うっかり入力モード中にスクロールしちゃう
  • Thumb ボタンは右にあった方が...
  • メール添付から戻った時に画面がおかしくなる
コピペは、OS 3.0 のコピペ機能に準拠(?)した動きをしているっぽいんですが、いまいち動作仕様がよく分からないですね。うまく使いこなせれば便利なのかもしれません。ちなみに、振って undo する機能はなさげです。

画面の向きについて、横長固定はいいんですが、Home ボタンを右にした横長にしか対応してないので、できれば両方対応して欲しいところですね。(ケーブル長の制約で、充電中に向きが逆にできなかったりするので...)

あと、この辺は慣れだと思いますが、入力モード中にうっかりスクロールしちゃったりして、縦棒が入力されることが多々ありますね。2本指だったら拡縮とスクロールができるとよりいい気がします。
それから、左下に出る、入力を確定させる thumb ボタンですが、感覚的には入力エリアの右側にあった方がいい気がしますね。好みの問題な気もしますが。

それから、触っていて見つかった小さなバグですが、メール添付を行うと画面が縦になっちゃいます。
この時にそのまま Cancel すると、時刻や電池残量が表示されているヘッダ(?)の部分が縦仕様のものが表示されたまま、横長の画面に戻ってしまい、画面が右に 2-3mm ずれてしまいます。
ま、大勢に影響はありませんが...

というわけで、Tanzaku Pad よりもさらにメモすることに特化した、一日限定で無料と謳われている手書きメモアプリ FastFinga の紹介でした。

2009年6月26日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その3)


今回は本当にどうでもいいトピックです。

iPhone OS 3.0 になったことで変更になった点で、ほんとうに細かいんですが、どこにもそれっぽい記述がないので書いておこうと思った次第です。

右のキャプチャは、100APPLE ディレクトリの中身ですが、一つだけ拡張子が PNG になっているファイルが見えるかと思います。
これがその変更点ですね。

このファイルは、私がブログに貼り付けているキャプチャ画面のファイルになります。
いつもの操作(スリープボタン+HOMEボタン)でキャプチャして、さて Discover を使ってブラウザから吸い上げようと思ったら、日付の合致するファイルがないんです。
今までは 999APPLE の下にキャプチャ画像は置かれていたのでそこを見ていたんですが、今回のバージョンアップでそれが 100APPLE に置かれるようになったようです。

だからどうした? という感じではありますが、ちょっと困った点があります。
今までアプリが写真フォルダに書き出したものは 100APPLE の下に IMG_*.JPG で保存。キャプチャした画像は 999APPLE の下に IMG_*.PNG で保存。
というように、フォルダも拡張子も異なっていたんですが、キャプチャ画像が 100APPLE の下に追加されはじめたので、100APPLE と古い 999APPLE の下に同名のファイルができる可能性が出てきたわけです。
まぁ、touch 上にあるうちはいいんですが、PC に引っ張ってきた時に同じファイルがあったので、ちょっと整理が必要になりました。(そんだけです)

というわけで、他にも誰も気づかないような細かな変更点がどこかにありそうな気がして、ちょっと宝探しの気分になってきたところで今日はおしまいです。

2009年6月25日

Tanzaku Pad Free: マイナーバージョンアップ


お薦めの手書きメモアプリ、Tanzaku Pad Free がバージョンアップしました。

大きな変更ではありませんが、利便性は向上しているので是非バージョンアップしましょう。

その利便性向上の内容は何かと言うと、右の画面の通り、手書き入力中に、タイムスタンプやチェックボックスが入れられるようになった点です。

これは大きいですね。前にも書きましたが、私の使い方としてまず日付を入れています。Tanzaku Pad は、新規のページを作成するとまず手書き入力モードにるので、旧バージョンだと、日付を入れるには一旦モードを抜けないといけませんでした。
しかし、今回からはすぐに日付が入れられるようになりました。

同じようにチェックボックスも手書き入力中に入れられるようになっているので、ほとんど手書き入力モードから抜けることなく入力ができるようになりました。
こういったメモアプリは、思考を止めずに入力できるという点が非常に重要(間に何か操作すると書くことを忘れちゃう)なので、これは大変歓迎すべきバージョンアップですね。

ところで、アプリの説明のところに、FastFinga という、より簡易的なメモアプリを申請中、との記載がありました。どんな感じか気になるのでチェックしたいと思っています。
しかも、公開初日のみ無料とのことなので、毎日チェックしないと... ^^;

ふと気になったんですが、このアプリの正式名称は、Tanzaku Pad なんでしょうか Tanzaku 2 なんでしょうか?? App Store での検索リストに出てくる名称と、アプリの名称が一致してないので、どちらがほんとうなんだか...

ま、細かいことは置いといて、手書きメモアプリでは超お薦めの Tanzaku Pad Free のバージョンアップの紹介でした。まだ使ったことないかたは、是非とも使ってみてください。

2009年6月24日

Grrifin Elan form for iPod: 革が剥がれてきた


前にご紹介したのが1月ですから、もう半年近くこのケースを使ってます。

唯一不満だった、音量ボタンの押しにくさも慣れればなんてことはなくて、軽く爪をたてる感じで押すことで普通に押せるようになりました。

ただ最近、角の部分の革が剥がれてくるようになっちゃったんですよね...
恐らく普通の使い方をしていればそんなことは発生しないと思うんですが、私の場合、ズボンの後ろのポケットに入れていて、、そのまま平気で椅子に座ったりしちゃうんです。
そうすると必然的に角の部分に力がかかって少しずつ剥がれてきてしまうんですね。剥がれるというよりはズレると表現した方が正しいかもしれません。

まぁ、まだズレた部分を元に戻すことは可能なレベルですし、その他の部分は全く痛んでないので、しばらくはこのまま使ってみようと思います。ひどくなってきたら、革とプラスチックがくっつく接着剤(売ってるのか?)でも買って補強したいと思います。

ちなみに、後ろポケットに入れている場合の利点としては、適度にズボンと表面ガラスがこすれて指紋が取れていいです。

というわけで、革の肌触りがなかなかよくて、色合い的にも仕事で持っていて大丈夫ですし、なかなかお気に入りなケース Elan form の半年後レポートでした。

2009年6月23日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その2)


さて、3.0 を入れてみた、の第二弾です。

メジャーどころの機能に関しては、ちゃんとしたレビューを参照して頂くとして、個人的に気に入った点とか、レビューにも載らない細かい点とかを紹介したいと思います。

既にいろんなところで新機能の紹介がされていますが、私が見たサイトの中で、細かいアップデート項目を集めたサイトがあったので、ここも合わせてご覧頂くといいかもしれません。(実際にはリンクサイトですが...)

まずは Spotlight 機能について。Palm では最初からこの機能があってよく使っていて、touch に来たときに不便だなぁと思っていたんですが、やっと使えるようになりました。
これを使うと、スケジュール帳に書いた店の名前から、連絡帳の電話番号を検索したり、とかいう使い方ができるのでいいですね。
ただ欲を言うと、Palm では、文字列を選択した状態で検索を行うと、その文字列で検索してくれたんです。これだと手数が少なくて済むので非常に便利でした。是非とも次はここまでやって欲しいですね。

Spotlight に関連して、いくつかアプリごとに検索が追加されたものがありますね。例えばメモアプリですが、トップ画面のメモのリストが表示されている時に、下にスライドさせると、一番上に検索エリアが現れます。(最初は表示されないので、気づかない人もいるでしょうね)
折角ならアプリごとで検索しないで、Spotlight 対応してくれたらよかったのに、とは思いますが。

コピペに関しては、まずはできるようになったことを素直に喜びたいと思います。が、細かいところはまだ改善が必要ですね。例えば Safari でリンクの文字列を選択したい時とかに思い通りにできなかったり、段落の認識がおかしくて、すぐに文書全体が選択されちゃったりとか、ですかね。
あと、当初、ダブルタップで選択開始、という話だった思っていて、Safari でのズーム機能とかぶるなぁと思っていたんですが、この辺はちゃんとしてありましたね。

細かいところでは、音楽再生中の早送りが細かく指定できるようになってうれしいですね。
私はよく Podcast の Ottava を聞いているんですが、これが1回が30分くらいの番組なんです。別にそれだけならいいんですが、頭とお尻にいつもお決まりのメッセージが入っているのでこれを飛ばそうと思ってナビバーを操作するんですが、30分もの番組になると、ちょっと左右にずらしただけで平気で1分くらい進んだりするので、いつも困っていました。
やり方をご存じない方のために簡単に書くと、ナビバーを選択した後、下の方にドラッグすると、ナビバーの移動幅が細かくなっていって、一番下までやってから左右に動かすと1秒単位で指定できるようになります。まだやったことない方はお試しあれ。

あとは、日本語入力(かな変換)が微妙に変わってますね。
まずは変換候補のサイズ(縦だけかな?)が小さくなってます。指の太い人には選択しにくいかも。^O^
細かいけど気にする人は気にする点として、変換前(かな入力中)に一文字消去した時の動きが変わってます。前は英文字単位で消去されましたが、今回からひらがな単位で消去されるようになってます。
どういうことかと言うと、例えば sho と入力しようと思って shi と入力しちゃった場合、一文字消去すると、今までは "sh" になったのが、今回から "し" が全部消えちゃいます。
個人的には昔の方が好きだったんですが...

さらに細かい話になると、アプリ終了時の画面が小さくなっていくアニメーションが速くなった気がします。(これは気のせいかもしれません)

最初に紹介したサイトから見てみると、へぇこんなとこが変わったんだぁ、という変更もあるので、いろいろ遊んでみて下さい。

というわけで、今回は巷のレポートではあまり取り上げられない細かなアップデート項目についてご紹介しました。

折角 touch で Bluetooth が使えるようになったので、Bluetooth ヘッドホンアダプタを買おうかと思っているので、そのうちレポートします。
もしお薦めのがあったら教えて下さい。

2009年6月22日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その1)


ちょっと悩みましたが、大きな問題もなさそうだったので、アップデートしてみました。

今日は、アップデートの顛末とうまく動かなかったもの、についてお伝えします。

まずはアップデート作業についてです。
  • iTunes 8.2 へのアップデート
  • OS 3.0 の購入
  • バージョンアップ
  • 同期
大まかにこんな感じの手順でした。昔の iPod から通じて有料のアップデートは始めてでしたが、購入手順以外は今までと同じでした。

ただ、いくつか問題がありました。

まずは、iTunes のアップデートですが、それ自身はうまくいったんですが、完了すると再起動が要求されます。まぁ、それも問題なかったんですが、再起動後に iTunes を再び立ち上げて、いざバージョンアップをしようかと touch をつなげたんですが、新たなUSBデバイスとして認識されたらしく、ドライバのインストールが自動的に動きました。
この動きも、まぁあってもいいかな、という感じですが、問題はその次でした。ドライバのインストールは完了したんですが、touch が認識されません...
何度か抜き差ししたんですが変わらず。違う USB ポートにつないだら認識されました。その後は元のポートでも認識されるようになったので、原因は闇に葬られました...

バージョンアップは時間はかかりますが特に問題なく終了し、勝手に再起動がかかり、見事成功しました。アイコンタブ(?)選択用の「・」の一番左が虫眼鏡に変わってるのも目視で確認できました。

細かいことですが、この時点でいくつかのアプリのアイコンについていた数字バッヂが全て消えました。OS バージョンアップによって一旦初期化されたのでしょう。該当アプリを立ち上げて終了させることでまた表示されました。

さて、バージョンアップに成功しましたが、早く新機能のチェックをしたい気持ちを抑えて、まずは同期です。しかしまぁ、これが時間かかるかかる。恐らく差分バックアップではなく、フルバックアップが行われたんでしょうね。仕方ないので、その間に溜まったビデオを見て完了を待ちました。


さてさて、ここからうまく動かなかった点を紹介します。まだバージョンアップを悩み中の方は参考になさって下さい。
  • メモの同期
  • WiFinder, WGConnect
  • Documents 2
まず、できなくて困ったのが、今回のバージョンアップの目玉の一つ、メモの同期です。
iTunes 上で認識された touch を選択し、「情報」タブから、「メモを同期」を選択して、適用するだけなんですが、適用をすると、すぐチェックが外れて元に戻ってしまいました。
何度やってもダメだし、ググっても同じ現象は見当たらないし、で結局その日は諦めたんですが、翌日やったらできてました。これも原因は分からないまま闇に葬り去られました。

そしてちょっと痛いのが、WiFinder と WGConnect です。どちらも Wifi のアクセスポイントを探す機能を持つアプリですが、どちらも起動直後に終了してしまいます。
touch の再起動もしてみましたが状況は変わらずです。今のところそんなに困ってはいませんが、WGConnect は有料サービス用のアプリなので、早く対応が望まれますね。
ちなみに、WiFinder は App Store から消えてるっぽいです。

あと、細かいところでは Documents 2 ですが、ほとんど動きますが、保存(もしくはキャンセル)すると強制終了してしまいます。保存はできているようなので、書いたものが無になるようなことはなさそうですが、こちらも有料アプリなので対応が望まれますね。

まだ全てのアプリをチェックしたわけではありませんが、ちょこちょこ問題はあるようなので、後悔したくない方はよく調査なさった方がいいでしょう。

今回は導入部分と動かないアプリを紹介しましたが、次回は気に入った機能を紹介したいと思います。

2009年6月19日

iPhone OS 3.0: まだ悩み中

昨日から iPhone OS 3.0 へのアップデートが可能になったので、各所にてアップデート祭りが行われているようですね。

私はというと、まだアップデートしてません...

というのも、ちょっと気になる点があるからです。
  • ホーム長押し
  • Bluetooth
  • 1200円
  • 未対応アプリ
なんと、ホームボタン長押しによるアプリの強制終了機能が動作しなくなっているようです。あまりこれを使う機会はないんですが、Safari を終了するときはいつもこの方法で終了しているので、なくなるのは困りますね。なんで Safari を強制終了してるのか、ですか? 裏で動いてるのが気持ち悪いので... ^^;
ただ、iPhone 3GS の新機能でこの長押しが使われるのが理由のようなので、もしかしたら touch なら問題ないという可能性もあります。

そして微妙に気になるのが、ステレオ Bluetooth 対応が、iPhone 3G/3GSのみ、という記載があったことです。
初代 iPod touch は非対応と、公式ページにも書いてあるので、iPod touch 2G なら大丈夫だとは思うのですが、ちょっと気になっています。

ちょっとあれ? と思ったのはアップデートの価格です。US では $9.95 なので、ここ最近の為替レートからすれば、1000円でしょ。なのになんで 1200 円??
$0.99 のアプリが 115 円換算なのに、それより悪いってどゆことよ??
細かいことにこだわり過ぎでしょうか?

何と言っても一番大きな問題は、3.0 に対応してないアプリがまだまだあるということ。
このブログのタイトルにもある通り、曲がりなりにも仕事のお供で使っているので、急にそれらが使えなくなると困ってしまう場面が出てきます。
最低でも常用しているアプリの状況が分かるまではちょっと手が出せないですね。

というわけで、気持ち的にはアップデートしたいけど、ちょっとためらっている状況です。
本当は早くアップデートして気になっているところをレポートしたいんですが...

2009年6月16日

Bose in-ear headphones: 壊れた


うちの2歳になったばかりの小僧は、物が動かなくなった時だけじゃなく、テレビが消えた時まで「こわえた」と言って、直せと要求してきます。
そんな折、かねてからイコライザとケーブルとの接合が切れそうになっていた初代 Bose in-ear headphones が、ほとんど聞こえない状態になり、壊れてしまいました。

正確に言うと、ある角度にケーブルを向ければきれいに聞こえますが、ちょっとでもずれると接触からくると思われる雑音が入りまくって聞くに堪えないという状態でした。

イヤーパッドやネックストラップを快くくれた BOSE の店に行ったら、修理ならどんなにかかっても5000円、現行モデルとの交換も可能。ということだったので、とりあえず修理をお願いしました。
その際、修理の申し込み用紙にいろいろ記載したんですが、ちゃんと現行モデルとの交換を許容するかとか、いくら以上の修理費だったら連絡してもらうか、などの欄が用意されていたので、修理は2000円までで交換を要望しておきました。

しばらくして連絡があり、修理は無理で交換になる、費用は4000円ということでした。「そっちの作りが悪いせいだろ」とも思いましたが、長年愛用させてもらったし、新品に換わるならということで承諾しました。
4000円は恐らく原価+送料という感じでしょう。

さて、受け取ってみて気づいた点がいくつかあります。
  • コネクタ
  • イコライザー
  • 付属品
  • ケーブル色
コネクターと一体化していたイコライザーはケーブルの方に移動し、コネクタは「石」の上部分(^_^;)のような形状となり、扱いやすくなりました。ネックストラップや服に止めるクリップなどが付属し、より外での使用に耐えられるようになりましたし、白黒がねじれたケーブルの色は「俺BOSEだよ」という主張が見られるようになりました(好みかと思いますが)。

これらはカタログや店頭でも確認できていた点ですが、使ってみて気づいた点としては
  • ケーブル長
  • ケーブル材質
  • イヤーパッド形状
まず、ケーブル長が長くなってるようです。
いつも touch をズボンの後ろポケットに入れているんですが、今までだとちょうどいい長さだったんですが、現行モデルはちょっと長くなっているようです。

あと、気づきにくいのがケーブルの材質ですね。初代は丸めておくとその形を何となく保持していて、伸ばして使おうと思った時でも、ちょっとカールが残る感じでしたが、現行モデルではそれがだいぶ軽減されて、比較的まっすぐな状態で使用できます。触った感触もサラッとした感じでいいですね。

そして、私も実際一度なくしかけたイヤーパッドですが、本体部にちょっとした突起が追加されて、そこに引っかかるようにイヤーパッド側も形状が変わっていました。これなら鞄からの出し入れくらいじゃ外れない強さはあるので、実用上なくすことはほとんどなくなるでしょう。


ちなみに、新品が送られてくるまでの間、touch に同梱されていたヘッドホンを使ったんですが、はっきり言って全然ダメですね。まぁ、無料でついてくるものに多くをもとめちゃいけませんね。

というわけで、1万円くらいで入手できるヘッドホンをお探しの方にはお薦めの BOSE in-ear headphones の交換の話でした。

2009年6月10日

iPhone OS 3.0: 入れるか入れないか 6/17 まで考えよう


WWDCにていろいろと発表されましたが、個人的に関心があったのは、
  • やっぱり iPhone OS 3.0 へのアップグレードは有料なのか
  • 新しい iPod touch は出ないのか
あたりでした。

残念ながら、アップグレードは当初の予定通り有料のようですね。日本のサイトに正式なアナウンスは見つかりませんでしたが、本国で $10 なので、1000円前後ってことになるんでしょう。

というわけで、改めてアップグレードの内容を眺めてみました。

まずチラッと見て「アレ?」と思ったのは、「ステレオBluetooth」です。
前から、touch には Bluetooth 対応のチップが入っていることが知られていますが、それが正式に使えるようになるってことなんでしょうか?
でググッたら、あまりクローズアップされてなかったようですが、touch でも Bluetooth が使えるようになるって話だったんですね。確かに Bluetooth が使えるようになるという話はありましたが、てっきり iPhone のいの話と思ってました。
さっそく Bluetooth 対応イヤホンの物色を始めなくては... マイク付なら Skype もできるんでしょうか?

この辺にちょっと踏み込んだ話がされてます。このサイトによると、SPP プロトコルに対応予定なので、SPP 対応キーボードが使えるかもしれないそうです。
ということは、念願のキーボードによる入力が可能になるのか??? そうすれば現状の悩みの2つが解決されるので、期待が膨らみます。

忘れちゃいけない最大の目玉はカット&ペーストであることに間違いはないかと思いますが、個人的には、Spotlight 機能やメモ帳の同期も目玉だと思ってます。
どちらも Palm の時には最初からあった機能ですので使えるようになるのはありがたいです。
とは言っても、メモは Tanzaku Pad の出現でほとんど出番がなくなってしまってるんですが... キーボード次第か?

さて、これらの機能向上に1000円を支払うかですが、まぁアップデートするんでしょうね。
あと一週間あるので悩んでみます。

2009年6月4日

Vampires Bloodlust: まんま Mafia Wars やん


Mafia Wars がヒットした zynga から、何やらまた出てきたのでチェックしてみました。
Vampires: Bloodlust というアプリで吸血鬼がテーマのようですが、基本的には Mafia Wars と一緒です。

小気味よく動作するユーザインタフェースはそのままに、テーマを変えただけという感じなので、勝手が分かればサクサク進むかと思います。

基本的なゲームの流れや戦略に関しては、右上の検索窓から mafia wars で検索してもらえばいいかと思うので、今回は用語の違いだけを説明します。

まず基本パラメータですが、
BLOOD(血) = MONEY
RAGE(激怒) = STAMINA
CLAN(血盟) = MAFIA
が違うだけで、後は一緒です。

トップ画面の違いは
MISSIONS(作戦) = JOBS
BAZAAR(市場) = WEAPONS
MINIONS(奴隷) = PROPERTY
CRYPT(地下室) = DOCTOR
ELDERS(長老) = GOD FATHER

Mafia Wars では
スタミナを消費して仕事をして金を得て、その金で物件やアイテムを買い、仲間を増やして戦い、医者に回復してもらい、GOD FATHER に貢いでパラメータを上げる。

とやっていたのが、
激怒して作戦を実行して血を得て、その血で奴隷や市場でアイテムを買い、血盟を増やして戦い、地下室で回復し、長老に貢いでパラメータを上げる。
になっただけですね。

PLAYER ID を入力して仲間を増やすところも一緒なんですが、おもしろいのはその ID が Mafia Wars と一緒なんですよね...
ですので、 Mafia Wars 同様、7501 0050 71 を登録して頂ければそのまま仲間になります。

ちなみに、MY CLAN ですが、Mafia Wars の時はデータ通信量の問題からか、一部の仲間のパラメータしか取得できないため、パラメータやアイテムが参照できない仲間がいました。Vampires でも一緒で、アイテムなし attack,defense=0 のパトロンに見えたりしますが、実際にはパラメータを持っているので、なんだこいつ無防備だ、と思って迂闊に攻撃しないようご注意を。

ちなみに、予想通りサーバとのやりとりもほとんど一緒なので、既に加工が施されています... ^^;

というわけで、システムは全く一緒で、違うのは画像と文面だけと言っても嘘ではない、Zynga の第二弾ゲーム Vampires Bloodlust の紹介でした。

2009年6月2日

Now と Emerald Time: 正確な時間を確認


前にもちょっと書いた気がしますが、私の環境だと iTunes との同期をした時に touch の日時が数ヶ月前に戻ってしまう現象が時々(一週間か半月に一度)起こります。
同期後に気づけば直すんですが、気づかないとしばらくそのままで、アラームが鳴らなくて会議に遅れる、とかいうことになります。

まぁ、何ヶ月もずれちゃってしまうと困ってしまいますが、私の場合 1,2 分のずれくらいならあまり気になりません(会社のPHSにいたっては30分近く進んでますし...)。しかし、几帳面な方は1秒たりともずれると気持ち悪い、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にお薦めなのが今回の2つのアプリです。

いずれも、NTP というプロトコルを使用した、俗に言うインターネット時刻を取得して表示するアプリです。一つは取得してきれいに表示する Now、もう一つは複数のサーバを使用してより正確に時刻を取得しようとする Emerald Time です。

Now は、起動するとどこかの NTP サーバにアクセスして、横置きの状態でちょうどアイコンのような雰囲気の画面に日付と時刻を表示します。ちょうど正確な置時計として使用できる感じのものです。

一方の Emerald Time は、画面的にはちょっとオサレじゃありませんが、上半分に日時を 1/10 秒まで表示し、下半分に何やら雲のようなものと矢印からなる絵が表示されます。
時刻は最初 touch に設定されている時刻を表示しますが、NTP から時刻が取得されると早速補正をかけて NTP の時間を表示します。
また、アクセスするサーバも複数あって、それらの値を総合してより正確な値を算出しているようです。(秒単位以下を細かく出してくれてもあまり意味はないんですけどね...)

私は最初、これらのアプリにめぐり合ったときに、「おぉこれで時刻合わせも正確かつ簡単になるなぁ」と思ったんですが、そうは問屋が卸しませんでした。
いずれのアプリも touch の時刻を自動的に合わせられないんですね。やはり時刻を合わせるには「設定」から合わせるしかないんでしょうか??
特に秒を合わせる方法がない気がするので、秒単位まで合ってないと気が済まない人にとっては、なかなか気が休まらないんじゃないかと思うので、このアプリで秒以下まで正確な時計を楽しんでください。

というわけで、NTP サーバにアクセスして正確な時間を取得する時計アプリ Now と Emerald Time の二つの紹介でした

2009年6月1日

Tanzaku Pad Free: これならどんどんメモれる


手書きメモの iPocket Draw をお薦めとして紹介したばかりなのに、さらに使える手書きメモ Tanzaku Pad Free が登場しちゃいました。
メモを書くことに重点を置いているという点で仕事で使えるアプリに仕上がっています。作っているのは Sketch Pad を出しているところと同じです。Sketch Pad 自身もなかなかいい作りなのでうなずけますね。

起動すると、四隅にアイコンが配置されただけのページが現れます。ここには保存されているメモやフォルダが表示されるんですが、Free 版は保存機能がないので、毎回まっさらな状態で起動します。

左下の「+」をタップすると新しいメモが開き、いきなりテキスト入力モードになります。上半分に入力済のメモが、下半分に入力エリアが表示されますが、入力エリアはさらに上下に半分になっていて2行表示されます。

あとは、その入力エリアに文字を入力していくだけです。
片方の入力エリアに書いた後、もう片方に続きを書くと、前の入力がメモに追加され空になります。これを繰り返していくだけで、ドンドン手書きメモが入力できます。
#昔 Zaurus で、手書きエリアのマスに一文字ずつ書いていくと、それを順次文字認識してくれましたが、そんな感じに似ています。(文字認識はしませんが...)

二つの入力エリアに交互に入力できるおかげで本当にドンドン入力できるので、他の手書きメモアプリとは段違いですね。
#「ギア」アイコンからの設定で「書きながら文章を更新」をONにしないと、上半分の表示にすぐに反映されません。

じゃぁ、ペンでメモに書くのとどっちが早いかというと、やはりペンには敵わないですね。指と画面の摩擦もあってペンのようにさらさらとは書けないのと、どうしても字を大きめに書くことになるのとで、スピードでは全然相手になりません。

アプリ上は、入力エリアの1行ごとにオブジェクトとして管理しているようです。その単位で後から削除やコピペ、色変更ができますので、あまり気にせずドンドン入力して、後で体裁を整えることが可能です。
特に聞きながら書いている時は、他のことを考えたくない(間に合わない)ので、この点もすばらしいです。
さらに、入力済の文字列をダブルタップすると、それが入力エリアに表示されるので、細かい修正が可能です。これはマニュアルに書かれてないようですが、非常に優れている機能ですね。

だいぶ書きましたが、特徴は以下のようになります。
  • どんどん書ける
  • 絵は別モードで挿入
  • 日付、チェックボックス挿入
  • 拡縮可能
  • 縦横書き、縦横持ち
  • 写真へ書き出し
基本的に文字の入力をメインにしていますが、絵も別途挿入する形で追加することが可能です。
「・・・」から「ドロー」を選択すると、Sketch Pad とほぼ同じ画面に切り替わり、Sketch Pad と同様に絵を描くことができます。そして丸矢印(?)マークで戻ると、そこに Sketch Pad のオブジェクトが貼り付けられます。
ですので、図形で表したい場合でもちゃんと対応できます。

その他に挿入できるものとして日付とチェックボックスがあります。
どちらも紙のメモに書くときにも多用する機能で、非常に重宝します。願わくばテキスト入力モード時にも日付が入れられたら良かったです。

拡大縮小は、他の手書きメモアプリの拡大縮小とはちょっと動きが違います。実際にはオブジェクト単位での拡縮動作なので、縮小すると一行に入る文字数が増えるような動きをします。
これまた素晴らしい機能で、自分にあった大きさの文字にすることが可能で、それに合わせて改行位置をずらしてくれるので、手書きメモでありながら、見栄えを簡単に変えることができます。

標準は横書きですが、縦書きにも対応してますし、縦横どちらで持つことも可能です。
特に横長に持つと入力エリアが横に長くなるので、長い単語が入力可能になります。

そして、Sketch Pad と同様に写真への書き出しが可能になっています。
Free 版はアプリ内での保存ができないのですが、写真に書き出せれば大抵の場合は問題ないので、これでも十分使えます。


総じて大変素晴らしいあぷりですが、ただ、細かいことを言うと、気になる点はなくはありません。
  • 横持ちで写真への保存は難あり
  • テキストモードで日付挿入
横長に持って入力する方が好みなのですが、このまま写真に保存してしまうと、横向いた写真として保存されてしまいます。
写真アプリで見た時にそれを見ようと思って左に90度回すと写真も一緒に回ってしまうので、ちょっと見るときに困ってしまいます。

それから、日付挿入です。まずメモを書き始めるときに日付を入れたい、と思う人は多いと思いますが、今のアプリの作りだと1アクション必要になってしまいます。というのは、新規メモを作るとすぐにテキスト入力モードに自動的に入ってしまうため、日付の挿入ができなくなってしまいます。
テキスト入力モードに自動で入らないようになるか、テキスト入力モードでも日付が入力できるようになっているとよりいいですね。


… と言っても、こんな要望なんかカス思えるくらい、アプリの出来は素晴らしいです。
ここまでよく考えられた素晴らしいアプリは初めてです。この良さがうまく伝わっているか分かりませんが、無料ですので是非とも使って頂きたいと思います。

というわけで、たった三日でベスト手書きメモアプリにのし上がった、Tanzaku Pad Free の紹介でした。

2009年5月29日

iPocket Draw Lite: 無限のキャンバスを持つ手書きメモ


Mafia も落ち着いてきたので、閑話休題で仕事に使えるアプリの紹介に戻りましょう。

今回紹介するのは手書きメモ iPocket Draw Lite です。
正直、最初は使えないなぁと思っていて、ブログに書いたら消しちゃってもいいかな、と思ってたんですが、いやいやどうして結構使えることが分かってきました。

今まで一番使いやすい手書きメモは Sketch Pad だと思っていたんですが、それを超えていると言っていいでしょう。

簡単に特徴を列挙すると
  • 無限キャンバス
  • save/load なし
  • 直線モードと曲線モード
  • 図形、テキストあり
何と言っても最大の特徴は無限キャンバスでしょう。実際には無限じゃないかと思いますが、例えば初期状態の一画面分を点になるまでどんどん縮小しても、まだ端が出てきません。ですので実質無限と言ってもいいでしょう。
ちなみに、ペンの太さには限界があるので、あんまり縮小させた状態で書いても薄い線が引かれるだけなので、見にくくて使い物にはなりません。

そうなると、実は save/load がなくても違う場所に書けばいいだけなので、十分使えるかと思います。
ただ、拡大縮小操作で時々とんでもない場所に飛んじゃう場合があるので、それは要注意です。
書いた場所を見失った場合は、3タップでホームポジションに、4 タップで全体表示になるのでリカバリーできます。

「最初は使えないなぁと思っていて」と書きましたが、その原因が、直線モードと曲線モードになります。
「・」を選択すると自由に線が引けるのですが、「・」を選択しただけでは直線モード(vector mode)になっていて、曲線を描いても全て直線(折れ線)か円に変換されてしまいます。
ですので、文字を書こうと思っても、全部直線になってしまうので、何かの犯罪の犯人からの手紙みたいになっちゃいます(テレビの見すぎ?)。

これじゃぁ使い物になりませんよね? じゃぁどうやったら曲線が書けるのか? というと、「i」のヘルプに書かれていたんですが、「・」ももう一度選択してあげるんです。(ちょうど、テキスト入力で↑を2度タップすると全角入力になるのと同じ感じです)
そうすると、いわゆる手書きメモ状態で書けるようになります。通常はこっちを標準のモードにした方がいいと思うんですけどね...
入力は Sketch Pad と同等で非常に滑らかに書けます。

図形は四角と丸が用意されています。テキストは、「T」を選択すると文字入力モードになるので、入力した後、画面上をタップするとそこにテキストが配置されます。別の場所をタップすればそこにも同じテキストが配置されますので、同じテキストを書くときには便利ですね。

総じてとてもいい手書きアプリと言っていいと思いますが、要望としては以下があります
  • 拡縮/移動の動きがちょっと変
  • 削除の改良(undo/redo, 領域選択)
  • 説明がフランス語
二本指の操作で拡縮と移動ができるんですが、ちょっと判定がシビアで、移動させようと思っても拡宿と判定されしまい、思ったように動いてくれないケースが多々あります。もうちょっと移動しやすいように判定した方がいいかと思います。

あと、削除に関してはいろいろ改良した方がいいと思います。
まず、undo/redo は1アクションで行えた方がいいでしょう。現状だと、例えば書いた線を消す場合に、矢印を選択、消したい線を選択、ゴミ箱を選択、OK の4アクションになっちゃいます。
それから、ある領域を消したくても、そこにあるオブジェクトを一つ一つ選択して、ゴミ箱→OK を繰り返す必要があります。ごっそり消したいときにこれは辛いですね。

touch から App Store で iPocket Draw Lite を見ると、説明がフランス語なのは何かの愛嬌でしょう。

というわけで、広大なキャンバスにいくらでも書ける手書きメモ iPocket Draw Lite の紹介でした。

2009年5月26日

Mafia Wars: 解析 その3 (訂正、そして...)


解析シリーズ(?)の第三回目です。
今回は、初回の解析記事前回の解析記事の訂正と、改造に関して紹介したいと思います。

初回の記事で、ゲーム上表示されないパラメータの attack, defense と attack_strength, defense_strength の説明に関して、逆に書いてしまいました。

あと、前回の記事で、V1.11 では、V1.0 にはなかったデータのやりとりがある。と書きましたが、これは間違いでした。
あの時取得したパケットは、V1.11 をインストールした直後に行われたやりとりでした。
つまり、通常やり取りしている起動時の通信は、V1.11 でも V1.0 でもほとんど変わりありません。ただニュースティッカー(動作が重い原因と疑われている、トップ画面の下の不要なニュース)だけは V1.11 から追加されたものになります。

さて、既に私を仲間に加えてくれた方はお気づきかと思いますが、一気にとんでもなくレベルが上がってしまいました...
技術的な興味からと、だんだんやることがなくなってきたので、そろそろいいかな? という気持ちから、悪魔の囁きに乗っかって、ちょっといたずらしてみた結果です。

まずは、右上のキャプチャ画面をご覧下さい。なんか普通と違いませんか?
そう、名前の後ろに数字が二つつくようになっています。これは戦闘時に重要になる、(上記で訂正した) attack, defense などのパラメータを、データを操作して名前の後ろにくっつけてみた結果です。
一つ目の数値が attack_strength と defense_strength の合算、二つ目は attack, defense の合算です。
これでパトロンがひと目でわかるようになりました。

操作できるデータは、サーバから送られてくる全てのデータになりますので、前回の解析記事の最初に列挙したデータの全てを好みの値に変更することが可能になります。

通常、この手のネットワークゲームは、データの改竄ができないようにガードをかけてあるものです。確かに Mafia Wars でも、touch からサーバに送出するデータに関してはチェックサムが付加されていて、改竄がかなり困難でした。
しかし、サーバから受信するデータに関しては何のガードもかかってないんですねぇ... これはネットワーク対応ゲームとしては致命的な気がします。
# 片側は出来てるんだから、もう片側もガードするのは大した話じゃないはずなのに...

というわけで、私が改造した仕組みを簡単に触れます。
まずは、構成ですが、

touch - proxy サーバ - 変換サーバ - オリジナルサーバ

という形で、間に二つのサーバを挟んで本物のサーバとの間に割り込みます。touch 側には proxy の設定をして、自前の proxy サーバを向くようにします。
# 実際には、二つのサーバは同じマシンで問題ありません

私の場合は、proxy サーバに delegate、変換サーバに apache を使用しました。
delegate は既に稼働中でしたし、apache も、既に動かしているサーバに virtual host 設定を追加しただけなので、一番面倒なサーバ立ち上げが省けたのはラッキーでした。
変換サーバのコンテンツは CGI だけになります。Mafia Wars では PHP をサーバに使用していましたが、個人的にあまり PHP が得意じゃなかったので、中身は Perl で書いちゃいました。
# 名前が「見習い Rubyist」なのに Perl かよ。と言われそうですが...

CGI での処理は大きく二つ。
前述の通り、touch からのデータは改竄できないので、そのままオリジナルサーバに転送する部分と、返ってきた値を(必要に応じて変換して) touch に転送する部分、になります。
サーバから送られてくるデータは JSON 形式になっていますが、JSON パッケージを使えば簡単に Perl で扱えるようになります。
# ヘッダにちゃんと text/json と書いてあったのに、データの形式が JSON であることに気づくのにだいぶかかりました。(JSON 自身も ajax にちょっと興味を示した時に見た以来で完全に忘れてました...)

例えば前述の、名前にパラメータを付加する変換は、
$res = $ua->request($req);
$dat = JSON->new->decode($res->content);
foreach $user (@{$dat->{data}->{friends}}){
$gidref = $user->{game_data}->{"gid_$gid"};
$fp = $gidref->{attack_strength}+$gidref->{defense_strength};
$ss = $gidref->{attack}+$gidref->{defense};
$gidref->{name} .= "+$fp+$ss";
$gidref->{pic_url} = "" if $gidref->{pic_url};
}
てな感じでやりました。

まぁ、簡単に書きましたが、いろいろ設定をいじったりスクリプトを書いたり、動かしてパケット見て変更してを繰り返したりして、と悪戦苦闘したので、このブログの更新も滞ってしまいました。

というわけで、全世界 2000万以上のユーザがいる人気ネットゲームの割には、見習いエンジニアが改造できてしまうくらい脆いということが露呈してしまった Mafia Wars の改造結果のご紹介でした。

2009年5月22日

Documents 2 Free: 重たいけどまぁ使える


以前紹介した Documents Free の機能アップ版で、一時無料だった(現在600円) Documents 2 の無料版にあたる Documents 2 Free (日本名 文書2無料版)がリリースされました。

相変わらず、メモリを大量に消費するためか動きはもっさり(特に表計算)してるし、ちょっと負荷かけると落ちるし、PC から転送した日本語ファイル名は化けるし、">" ボタンは小さくて押しにくいし、表計算は 4x15 しか表示できないし、説明は機械翻訳で分かりにくいし、で欠点が多いですね。

今回はそれに加えて、広告が出るようになりました。まぁ無料版だから仕方ないって言い方もできますが、それなら機能制限かけるな! って言いたいですね。

私の場合は、標準アプリのメモ帳の代替として使っています。 Google docs にコピーできるので、そのためだけにこれを使ってると言ってもいいくらいです。
... ということは、iPhone OS 3.0 になってメモ帳が同期できるようになったら不要になるってこと??

もし、他にも良さそうなメモアプリで、PC と同期もしくはPCにバックアップできるものがあったら教えて下さい。

というわけで、欠点を挙げたら片手では足りない上に広告まで表示されるようになったけど、ビューワの機能に加えてテキストと表計算を作成できるアプリ Documents 2 Free のご紹介でした。

2009年5月18日

Mafia Wars: 解析 その2 (V1.11)

タグに「マフィア」を追加してみたら、ゲームのタグと同数、つまり全部マフィア系ゲームの紹介だったことに今さらながら気づきました。
それ以外にもゲームはいくつか試してますが、これ程までにマフィアに傾いていたとは...

さて、今回は Mafia Wars 解析の第二弾。V1.11 での解析です。 V1.11 ってなんだ? とお思いでしょうが、これは例の 20RP 無料のアプリです。恐らく V1.1 と中身は変わらないと思います。

まず起動時のデータのやりとりですが、以下のようになっています。
  • サーバ確認
  • ユーザ情報取得*
  • チェック
  • ユーザ情報取得*
  • 仲間リスト
  • ニュースティッカー*
  • ファイトリスト
  • 戦闘結果*
  • ジョブ*
  • ニュース
  • GODFATHER*
  • アイテム*
  • 物件*
*がついているのが、V1.0 では存在しなかったデータです。
これらのデータから言える特徴は、以下の通りです。
(2009/5/22 追記)
この辺の理解が間違ってました。次回の解析あたりで訂正を含めて追加情報をお届けします。
  • 自分自身の情報を含む、大半のデータをサーバから取得
  • 隠しアイテムがある
v1.0 までは、サーバ確認の後、すぐにバージョンチェックを行っていましたが、そのまえに自分自身のユーザ情報をサーバから取得するようになっています。ここで、サーバに保持されている情報と touch に保持されている情報のマッチングを取っているのかもしれません。(cheat 防止?)

それから、アイテムや物件などの情報も、今までは(恐らく)更新があったときだけサーバから取得していましたが、毎回取るようになっています。
(2009/5/22 追記)
この辺まで理解が間違ってました。次回の解析あたりで訂正を含めて追加情報をお届けします。


アイテムや物件のデータを見ていて気づいたのが、表示されない隠しアイテムがかなりある。ということです。
物件に関しては Mafia Mike's というものが存在しています。これは、価格が 8000 で収入が 12000 という、超ウマーな物件ですが、表示されないので実際に買うことはできません。
アイテムに関しては、武器、防具、車に続く 4 番目、5 番目のカテゴリが用意されていて(データでは type=4,5)、そこに Cards, Shiv, Wiretap Device, Health Kit, Getaway Driver, Tokens, Stun Gun, Liquor といったものが用意されています。今後のバージョンアップで JOB に必要になったりするのかもしれないので楽しみに待ちましょう。

それから変わったところでは、戦闘結果というリストがサーバから渡ってきています。その内容は、戦闘後に表示される結果のメッセージと、
"fight_odds":[{
"max":5,
"odds":0.95,
"win":0.02,
"lose":0.03},
というデータで構成されるオッズ表です。恐らく戦闘結果を計算するときに倍率表として使用されるんだと思われますが、どう読み取るのかは分かりません。


さてさて、ここまで解析すると、ちょっと改造ができそうな匂いがしてきます。
私の中で、悪魔君が「へへへ、改造してお前が GOD FATHER になっちまえよ」と囁き、一方で天使が「そんなことして何になるんだい? 戦略を練る材料程度に使えばいいじゃないか」と囁いています。果たしてどちらに傾くことになるか... 乞うご期待

2009年5月13日

Mafia Wars: 解析 (全体、戦闘)

右側のタグ一覧で、仕事よりゲームが上(14vs15)に来てしまいましたが、またもや Mafia Wars ネタです。
といっても、今回はいつもの攻略とはちょっと違う視点から見てみます。

ご存知の通り、Mafia Wars はオンラインで他のユーザと仲間になったり戦ったりできます。ということはネットワーク通信して情報をやりとりしているので、それを解析することで何らかの戦略の足しにしようと思います。

解析に使う環境は、以前の RSS リーダの解析記事と同じです。ちなみに、今回解析したのは v1.0 です。

まず、通信の全体像ですが、以下に分けて説明します。
  • 起動時
  • 戦闘時
  • 仲間追加時
まず起動時ですが、6 回のデータがやりとりされます。その内容は
  • サーバ確認
  • チェック
  • ファイトリスト
  • ニュース
  • 仲間リスト
  • チェック
になります。

最初のサーバ確認は普通の GET リクエストで行われるので、普通のブラウザでもできます。
http://mafia.iphone.zynga.com/net/ping.php にアクセスすると OK と表示されると思いますが、これと同じことが行われます。(別に user-agent とかはチェックしてないようです)

ここから後は POST コマンドで実行されるので、ブラウザでは確認できません。
また、データの改竄防止用にチェックサムが付加されているので、そのアルゴリズムを解析しない限り通信をハックしての改造は難しいと思います。あしからず。

次と、最後の「チェック」は同じ内容で、gid, ipid, zid というものを送っています。
gid は恐らく mafia のグループの ID と思われます。
ipid は touch のIDそのまま( iTunes でシリアル番号だかをクリックした時に表示される 32 文字のID)。
zid は Mafia Wars での ID と思われるものです。
これを送るとサーバから以下のものが返ってきます。

{
"status":200,
"message":"OK",
"data":{
"last_purchase_level":"0",
"activity_post_freq":5,
"refresh_freq":5,
"server":{
"time":1242039257},
"versions":{
"user":1,
"jobs":5,
"items":2,
"favors":4,
"properties":4,
"fight_results":3},
"aaron_factor":1,
"setters":{
"favor_points":"120"}}}

見やすいようにインデントをつけて改行してますが、実際には1行で送られてきます。
恐らく time の値がかけ離れていると、時刻が変更されていると判断して、パラメータの回復を止める動き(オフライン時と一緒)をしてるんだと思います。
versions には、各メニューのバージョンが渡ってきているようです。例えば先日 JOB が増えましたが、これはこの項目の jobs を見て、touch 側のが古かったらサーバに取りに行って更新する、という動きをするんだと思います。
面白いのは、aaron_factor とか favor_points とかですね。何に使っているのか分かりませんが、aaron は公式フォーラムにも出てくる、作者の一人と思われる名前なので、何か秘密の機能があるのかもしれません。 favor_points は熱中度みたいな感じでしょうか? どれくらい頻繁にやってるか、とかを見ているようです。ちなみに max=120 のようです。(つまり、やりすぎ? > 俺)

この後は、ファイトリスト、ニュース、仲間リスト、を取得していますが、今回はパトロン探しにも有効な仲間リストに焦点を絞って後ほど説明します。

起動時に取得する情報は以上です。
次に戦闘時の情報ですが、実は戦闘時は通信が行われません。つまり、起動時に取得したファイトリストや仲間リストを元に全ての戦闘が行われる。ということになります。
そして、仲間追加時の通信ですが、これはいたって簡単で、入力した player id をサーバに送り、その結果が返ってくるだけです。


さて、起動時に交わされる情報の仲間リストについて解析しましょう。

仲間リストは 200 人分の my mafia の情報がリストになって(データとしては1行で)送られてきます。
一人一人について以下のパラメータが入っています。
character_id
zphone_user_id
name
cash
level
experience
energy
energy_max
stamina
stamina_max
health_max
group_size
attack
defense
favor_points
character_type
created_at
updated_at
health
fights_won
fights_lost
favor_increment
upgrade_points
upgrade_increment
group_adjust
attack_strength
defense_strength
item
200人分を受信すると書きましたが、含まれている項目の量で3種類に分けられます。
  • 項目がほとんどないメンバー
  • item がないメンバー
  • 全部あるメンバー
項目がほとんどないメンバーは、私が闇雲に登録したメンバーっぽいです。これらのメンバーは名前くらいしか項目がない状態で、my mafia のリストにも現れません。(ですので、私の my mafia のリストは 100 人ちょいです^^;)
item には、所有している武器や物件が全て記載されています。
で、200人のリストの前半の方のメンバーには item が記載されているんですが、途中からは記載されなくなっています。
この差は my mafia のリストでも分かります。よくある fight points の attack, defense ともに 0 のメンバー(このブログでパトロンと呼んでいる人)ですが、この人たちは item パラメータが送られてきていません。
つまり、このパラメータではパトロンかどうかは判断できない、ということになります。^^;

ここから分かることは、よく戦闘時の判断で、仲間の人数以上に武器を持っていても意味がない。とよく言われますが、どうも仲間の人数(group_size)は考慮してないっぽいです。
というのは、上述の通り、戦闘時に通信は行われないので、全てはこの仲間リストの情報だけで決まることになります。で、仲間リストに仲間の人数は含まれていますが、どの武器をいくつ持っているかの情報(item)が全てのメンバーに含まれているわけではないので、考慮しようがないということになります。

v1.1 から fight points が、仲間の人数で算出されるように変更になったことから考えても、恐らく仲間の人数は考慮されてないと断言しても良さそうですね。

それから気になるパラメータとしては、attack_strength, defense_strength です。これらが、あの HIDDEN と表示される secret skills になります。つまり、パケットをキャプチャすれば HIDDEN じゃなくなるってわけです。
実際の戦闘は、fight points (パラメータでは attack, defense)と、これらの attack_strength, defense_strength で判定していると思われます。
(2009/5/26 訂正)
上記の記載で、fight points と secret skills を逆に書いてしまっています。
secret skills が、自分でポイントを割り振っている attack, defense で、fight points が、レベルや所有武器等から計算され、実際の戦闘時の評価に使用される値で attack_strength, defense_strength です。

ちなみに、私のパトロンは、

"level":320,
"attack":1,
"defense":1,
"attack_strength":900,
"defense_strength":900,

となっていました。

以上、だらだらと書いてしまいましたが、とりあえず現状で分かったところをお伝えしました。
また何か分かったら書きたいと思います。

2009年5月11日

ITmedia, Free RSS: バージョンアップ後


ちょっと前に、RSS リーダの ITmedia と Free RSS がバージョンアップしましたので、それらの改善点と、さらなる要望を書きたいと思います。

ITmedia は 09/4/28 に v2.0 になりました。最初のリリースが '08/11 ですので、ほぼ半年経ってからのバージョンアップになります。

私が気になった変更点は以下の通りです。
  • ボタン大きく
  • 25件まで増量
  • 記事番号の表示
  • URLメール送信
  • フィードリスト表示がもっさり
前の記事では、ボタンの配置や操作で要望を書きましたが、操作に関する改善はボタンがちょっと大きくなった程度となっています。

フィードごとの記事の保持数が 20 > 25 になったのは嬉しいですね。特に IT と デジタルライフの記事は頻繁にアップされるため、ちょっと更新し忘れるとすぐに max の 20 になっちゃっていました。欲を言えば、一日一回の更新で全部保持できるくらいのサイズは欲しいですが。

個人的には、3/25 みたいに、今何番目の記事を読んでいるのかが表示されるようになったのはうれしいです。私の場合、古い記事から読み始めるため、1/25 まで行けばそのフィードを読み切ったことになるので、あとどれくらいかが把握しやすくなりました。

最後の URL のメール送信機能は、PC などに URL を送ってあとでゆっくり見るためのもののようですが、私は使っていません。ただ、 MacWIRE のように PC では見られない記事では有効かな? と思ったんですが、MacWIRE の場合、記事そのものではなく記事で取り上げている内容のホームページとかだったりするので、ぬか喜びでした。

あまり良くない変更点として、フィードリストの表示がもっさりしてしまったことが挙げられる。
なぜかは不明だが、今回からフィードリストのページに表示が切り替わる際に、画面全体が回転するようになってしまったため、そのアニメーションに時間がかかるようになってしまった。これって必要??


一方の Free RSS ですが、09/3/13 にバージョンアップしていました。
あまり目立った変更はありませんでしたが、以下の点が気になった変更です。
  • 並列同期
  • 表示サイズ固定
並列同期は他のリーダでも是非導入して欲しい機能ですが、複数の RSS を並列して同時に更新(最大5)してくれる機能です。
更新時間の大幅な短縮になりますし、もしサーバにエラーがあった場合でも、そのフィードだけが更新されないだけなのでありがたいです。

表示サイズに関しては、以前の記事でも書いた通り、当時は記事中に画像があったりした場合、その横サイズを基準に勝手にリサイズされちゃっていたので、大きな画像が張ってあると文字が相対的に小さくなってしまって、手動で拡大が必要でした。
それが、今回のバージョンアップで、常に文字部分のサイズに合わせるようになったので、画像があろうがなかろうが常に同じサイズで表示されるようになりました。
地味ですが操作回数を減らす意味でも重要な変更ですね。


さて、これらの RSS リーダはほぼ毎日使うので、なるべくストレスなく、操作手順も少なく使えるのが嬉しいわけです。
そういう意味で、まだ実現されていない要望を列挙しておきます。
  • 既読飛ばし
  • 1クリックで次のフィード
  • 最後の未読に飛ぶ
いずれも操作回数を減らすための要望になります。

例えば、今読んでるフィードの記事を全て読み終わったので次を読みに行きたいときにどんな操作が発生するかと言うと、記事リストに戻る、フィードリストに戻る、次のフィードを選択、記事を選択、という 4 ステップになります。(ITmedia の場合、2,3 番目が 1 操作で可能)
これが 1 クリックでできれば、操作手順が 1/3, 1/4 になるわけです。
1分1秒を争う忙しいビジネスマン(暇だからニュースを読んでるわけですが ^^;)を救うためにも是非操作手順の短縮は追求して欲しいですね。

最後の未読に飛ぶ、ですがこれは私の記事を読む順番から来るものです。今のリーダはフィードを選択すると新しい順に並んだ記事のリストが表示され、その先頭を表示します。ですので一番古い未読の記事から読もうと思うと、スクロールさせて、未読マークのついているものを探す、という操作が必ず必要になります。
これは煩わしいので、フィードを選択したら一番古い記事の場所まで移動してくれると嬉しいですね。

というわけで、愛用している ITmedia と Free RSS がバージョンアップしていたので、そのご紹介と、要望をちょっとだけお届けしました。

2009年5月8日

Mafia Wars: バージョンアップと無料RPには気をつけろ



あぁ... またゲームの紹介になってしまいました。 ^_^;

今回は、Mafia Wars に関する注意喚起です。内容は、以下の通りです。
  • バージョンアップするな
  • バージョンアップしちゃったら
  • 無料 reward point アプリに気をつけろ

数日前から Mafia Wars がバージョンアップしてますね。しかし、これは要注意です。
最初に犬が吠えなくなったとか、戦いが改善された、とかいろいろ良くなった点もあるようですが、最悪な点が変更されています。それは、必要経験値です。
ここに書かれているように、今までは、必要経験値が lv30 くらいから平坦になるので、いわゆるフィーバー状態が可能になり、lv775 まではその状態が続くことが分かっていました。

しかし、今回のバージョンアップで、残念ながらこの点が変更されてしまいました。
微妙な切捨てがありますが、ほぼ lv*10 の経験値が必要になってしまいました。これではフィーバーもへったくれもありません。

一応、その関係が分かるグラフを貼ってみました(右上)。
水色が v1.0 の必要経験値、紫が v1.1 の必要経験値、赤がもらえる skill point、緑がその 1.22 倍となってます。
緑より必要経験値が下回っていればフィーバーになる計算ですが、紫は必ず緑より上なのでフィーバーになりようがありません。

やはり、他より優位に立つには、金ですから、フィーバー状態になるのが必須です。バージョンアップには注意しましょう。


じゃぁ、バージョンアップしちゃった人はどうするか?
iTunes と同期さえ取ってなければまだ可能性はあります。(同期してしまった人はご愁傷様です)
touch の方でバージョンアップしちゃった人は、まず touch 上でアプリを消します。そして後は iTunes と同期するだけです。
iTunes でバージョンアップしちゃった人は、マイドキュメントの下のどこかに、拡張子が ipa のファイルが大量に置いてある場所があるので、そこを探して、Mafia Wars のアプリを消して同期します。

これで元に戻せます。


さて、たぶん昨日のことだと思いますが、reward point が 20 もらえるアプリが公開されました。上の画像のように、犬の代わりにデカデカと 20 と書かれたアプリです。
iMob とかでもありましたが、公開されてしばらく経って盛り上がりが落ち着いてきた頃にカンフル剤として投入されるアプリですね。

RP はいくらあっても足りないので、早速ダウンロードして、起動します。
... ん? 犬が吠えない!! やばいか?
あ、ロード時間が長い... もしかして??

予感的中です。必要経験値がとんでもなく大きな値に変わってました... ;_;
折角、犬に吠えられるのを我慢してバージョンアップせずにやってきたのに、見事に釣られました。
もうこれからはフィーバーとは無縁の生活が始まります。
バブルはそうそう続かないんだから、諦めて身の丈にあった生活に戻りましょう。


でも、ご安心下さい。
このアプリは v1.1 ベースで作られていますが、元のアプリを起動すれば元通り、フィーバー状態に戻ります。ふぅ ^o^
もちろん、20RP はちゃんと頂けてます。

うまくやれば、両方を使い分けて何かいいことがあるかもしれませんね。

というわけで、Mafia Wars にまつわる注意事項をお届けしました。

2009年5月7日

Documents 2: あの Free 版から製品版へ(一時無料)


以前ご紹介した DocumentsFree が機能アップして製品版としてリリースされ、一時無料だったので使ってみました。
# すいません。現時点で 600yen になっちゃってました...

基本的な機能は Free と一緒ですが、ちょっと使った感じでは以下の点に違いがあるようです。
  • 表計算のセル数制限なし
  • PC との直接接続(WifiHD)

まずは表計算です。Free 版の記事にも書きましたが、D15 セルまでしか編集どころか表示すらできない、という制限がありましたが、これは撤廃されているようです。(最大サイズは不明)
さすがにそんな制限があったら有料版を買う人はいないので当然でしょう。

そしてもう一つが、http 経由での PC との接続です。
WifiHD と呼ばれているこの機能は、Discover などのビューワが持っている機能と同じで、PC のブラウザでアクセスして、touch 内にファイルを置いたり、逆にPCにファイルをコピーしたりする機能です。
Free 版では Google Docs との連携機能はあったので、そこを経由してのやりとりはできましたが、2 ではそれに加え直接やりとりもできるようになりました。

具体的なやり方ですが、右上の "G" の隣にある、RSS のようなボタンを押します。
すると、touch にアクセスするための URL が表示されるので、そこをブラウザでアクセスするだけです。
表示されるページは至ってシンプルで、touch 内に保存されているファイルのリストと、touch へのファイル転送用のフォームと、フォルダ作成用のフォーム、だけが表示されます。操作は直感的で分かりやすいかと思います。
# 現時点では、日本語のフォルダ作成は、URL encode されてしまいます。

まだあまり触っていませんが、重大な問題があります。それは
  • 重い、メモリ食う
  • 時々落ちる
二つはほぼ同じ問題のような気もしますが、特に表計算をいじっていると動作がかなり重く、スクロールしても表示が追いつかなくなったり、メモリが足りないというメッセージが出たりします。
しまいにはアプリが落ちたりします。
この辺は改善が必要ですね。

まぁ、ビューワとしての機能は専用のアプリに任せるとして、テキストと表計算が編集できて、Google Docs と PC とにコピーできるアプリは他にあまりないので、用途を限定すれば(私の場合は同期可能なメモ帳アプリとして)使えるアプリかと思います。

2009年4月30日

Mafia Wars: 攻略その4 たぶん最終回(フィーバー後)


トータル5回に渡ってお送りしてきた Mafia Wars の紹介と攻略の記事ですが、恐らく最終回となります。
今回はフィーバー後についてお送りします。フィーバーと聞いてよく分からない方は、前回までの攻略を参照なさって下さい。
最後(のつもり)なので、リンクを貼っておきます。
さて、今回はフィーバー後にどういう展開が待っているのか、どう進めたらいいのかという辺りの話になります。

私の当初の予想では、
私の場合は気づくのがちょっと遅れたので lv56 にならないとダメっぽいですが。

という感じでしたが、reward point を skill に使ったり、パトロンを叩いたりを併用して、lv54 からフィーバー状態に入り始めました。
もうこうなると向かうところ敵なし。というか、単に "DO JOB" をタップするだけの単調なゲームになってしまって、ほぼ戦略も何もない感じなので、モチベーションはかなり下がってしまいますね...

ただ、必要経験値が途中でちょこっと上がるので、それだけは注意が必要です。忘れてパラメータの割り振りを間違えるとフィーバーが終わってしまうのでご注意を。
30:300 115:500 315:1000 という感じですが、キャプチャ画面の通りまだ 315 まで届いてないので、そのときどうなるか、その後はどうなるのかは未確認です。

(2009/4/30 追記)
書いたそばから追記ですが、こちらに必要経験値の表があります。
これによると、lv755 で 8000 必要になります。これが何を意味するか分かりますか?
MAX で 755*5=3775 しか Eng につぎ込めないので、フィーバーはここで終わるということです。再びフィーバーになるためには、lv1300 以上になる必要がありますね... ;_;

さて、フィーバー状態になると何が変わるか、ですが、一番変わるのはオフラインでもレベルアップ可能になる。ということです。

最初にも紹介した通り Mafia Wars は一応オフラインでもプレイできます。ただし、パラメータが回復しなかったり収入が入らなかったり、という条件はあります。
しかし、フィーバーになってしまうと、レベルアップのたびにパラメータが復活してくれるので、パラメータの回復を待つ必要がなくなるため、オフラインのままでずっとプレイできるようになってしまいます。
これ、気づかない人も結構いるかと思いますが、touch ユーザは常にオンラインじゃないので、重要なポイントですね。

それから、メインで行う仕事も変わります。前にも書きましたが、レベル上げ中は効率がそんなに良くないので Federal Reserve Job ではなく Museum Break-in をやった方がいいです。
しかし、フィーバーになってしまえば、維持費も経験値効率も気にならなくなるので、より収入の多い Federal Reserve Job をやっていくことになります。
それでも一回当たりの収入は $75K なので、並行してパトロン叩きで $120K を狙っていくと、単位時間あたりの収入は向上しますね。

フィーバー状態になってからの注意点ですが、どうしてもサルのように "DO JOB" を叩くことになりますが、ずっとやってると段々動きがもっさりしてきます。具体的には、血しぶきと共に表示される取得した経験値と収入の表示が、回転しながら左右に消えていきますが、このアニメーションがぎこちなくなってきます。
あまり続けてやると、アニメーションのコマがどんどん飛んでしまって、最後にはアニメーションしないくらいまでいってしまいます。
私の場合はそれでも構わずやっていたので、いきなりアプリが終了してしまい、さらには起動もしなくなってしまいました。(最初にある犬のアニメーションが表示できませんでした的なメッセージが出て、その後の Loading が延々続く)
結局、touch の電源を入れなおしてやっと元に戻りました... (もしかしてデータが全部消えやしないかとちょっと冷えましたが)

これを解消するのはさほど手間ではありません。ちょっともっさりしてきたなと思ったら、トップ画面に一旦戻るだけでまた元のアニメーションスピードに戻ります。

さて、フィーバーになった後の方針ですが、もう、お金もパラメータも余るほど手に入るので、好き放題にできます。とにかくレベルアップに励むもよし、装備品を揃えて戦いまくって勝率を上げるもよし、物件を買い漁って金持ち父さん気分を味わうもよし、装備品を売っぱらってパトロンになるもよし、お好きな道をお選び下さい。

というわけで、ここまで5回に渡ってお送りしてきた Mafia Wars ですが、ここらで一旦攻略は打ち止めとなりそうです。小気味よく動くマフィア系ゲームとしてなかなか楽しませてもらっているので、これから始めようと思っている方や始めたばかりの方は存分に楽しんでください

2009年4月28日

Mafia Wars: 攻略その3(パトロンか釣りか)


そこそこお役に立っているようなので Mafia Wars の攻略を書きたい、という気持ちと、ゲームの攻略が続くとブログの趣旨から離れていってしまう、という思いとのジレンマと戦いながらも、また攻略を書いてしまいます。

今回の攻略は、パトロンの見極めです。

まずはパラメータからの判断です。

最初の攻略では、
そして My Mafia から彼らのパラメータを覗きます。そうするとその中に、レベルが高いのに、Attack, Defence が 0 の人(つまり武器を一つも持ってない人)がいます。その人がパトロンです。
と書きましたが、前回の攻略のコメントの通り、
今回の攻略記事で書こうと思って忘れてたんですが、どうもいつからか My Mafia の Atk,Def は 0 で、武器も物件も表示されなくなっているようです。
つまり、全員パトロン(のように見える)状態、というわけですね。
となっているようです。しかも、 Atk, Def は全員が 0 ではなく、ちゃんと表示されている人もいます。
また、Atk, Def が 0 の人は決まって物件も 0 なので、どうもパラメータがちゃんと表示されていないんだと思われます。
# どなたか、上記引用部分を 2ch に勝手に貼り付けましたね? ^_^;

そうすると、このパラメータだけではなかなか判断しにくいことになります。
が、全く判断できないわけではありません。まずは HIDDEN パラメータの割り出しです。
例えば以下のような人がいたとします。
  • Lvl: 255
  • Eng: 650
  • Heal: 150
  • Stm: 50
この人の HIDDEN パラメータはいくつでしょう?
実はこれ、そんなに難しくはないんです。
Lvl 255 ということは、今まで (255-1)*5=1270 のパラメータを取得しています。
一方で割り振っているパラメータは、(650-10)+(150-100)+(50-3)*2=784 になります。
ということは、1270-784=486 のパラメータを Atk, Def に割り当てていることになります。

つまり、この人はそこそこパラメータを Atk,Def につぎ込んでいる、ということになります。
これを多いと見るか少ないとみるか、また、ここまでパラメータにつぎ込んでいる人が、どの程度装備にもつぎ込んでいるか、などから推測することになります。(判断はご自身でどうぞ)

さて、もう一つの判断ですが、それは所持金です。

キャプチャ画面のように、やたらと溜め込んでいる人は注意した方がいいかもしれません。
単に物件などに投資してない、というだけかもしれませんが、所持金が多いのを目当てに戦いを挑んでくる人から巻き上げている、という可能性もあるからです。

一番確実なのは、所持金 0 の人です。物件や装備品の購入で所持金を 0 にすることはなかなか難しく、実際には戦いに破れ巻き上げられて所持金が 0 になったと見るほうが自然です。(Mafia Wars では銀行もありませんし)
まずは、自分の My Mafia の中の上位で所持金が 0 の人を探してマークしておきます。(ここで叩いても、経験値は得られますがお金はもらえないので)
そして、ちょっと時間が経ってからその人の所持金を確認して、ある程度所有していたら叩きどころです。迷わず叩きましょう。
レベルが上であれば上であるほど、所持金が多ければ多いほどたくさん巻き上げられる(MAX $120K?)ので、なるべく上位の人から狙いましょう。

というわけで、どうもおいしいパトロンにめぐり合えないという人は参考になさって下さい。

2009年4月27日

お奨めアプリ(2009/4)

最近、ブログに書いてもいいアプリが減ってきたなぁ、と思っていたんですが、それって使うアプリが固定してきたってことにもなるわけです。というわけで、今回は私の今のお奨めアプリをご紹介したいと思います。
# こういう時のために、どのアプリを何回、何時間起動したか、なんて収集できるといいんですけどね...

よく使ってるなと思う順に挙げてみました。(恐らく回数的にはゲームが一番な気がしますが、抜いてます。^_^;)

TodoUltimate Todos
スケジューラカレンダー(標準)
ビューワDiscover
RSSリーダITmedia, Free RSS
無線LANWiFinder
アプリ探しPandoraBox
天気WNI weathernews, Amesh View
手書きメモSketchPad
システム監視SysStatsLite

だいたい仕事で必須なのは上の三つですね。
こうして見てみると、一応お奨めのアプリはとりあえず紹介できているようです。(カレンダーを除く)

そのスケジューラですが、touch に足りないもの、でも書いた通り、あまり満足してません。でも他にあまりいいのがないんですよね...
要望としては、
  • 同期できること
  • アラーム音が豊富なこと
  • アラームを鳴らすバリエーション
こんな感じです。
同期に関しては、多分に仕事の内容を含むので、Google Calendar とかとの同期よりは、PC との同期が望ましいですね。(アラーム音に関しては先の記事を参照)
誰かお奨めがあったら教えて下さい。
そうそう、なるべく無料でね。^o^

2009年4月24日

Discover: バージョン1.0での改善点と改悪点


このブログを始めてからあまり日が経ってない初期の頃に紹介した Discover ですが、その後バージョンアップが行われています。と言っても 09/2/20 だったようなので随分と経ってしまいましたが、良くなった点と悪くなった点をレビューします。

また、前回の記事へのコメントにも頂いた、Photos ディレクトリが出てこない、という問題について調べた範囲でお伝えします。(最初にお断りしますが、解決策はなさそうです (_ _))

改善点としては、わたし的にはあまり大きなものはなく、
  • サーバへの接続(恐らくこれが目玉?)
  • 見た目(下部のアイコン、広告の位置)
  • path stack
  • コンテクストメニュー(前からあった?)
と言った感じです。

一番大きいのは、サーバに接続する機能で、 MobileMe や PC 上の Discover Server に接続できるようになっています。
ただ、これは使ったことないです。というのも、PC からのブラウザアクセスで結構リッチな I/F が用意されているので、それでほぼことが足りてしまうからです。

見た目はまぁいいとして、path stack ですが、これは今まで一番上のバー(キャプチャ画面だと "My iPhone" になってる部分)に表示されていた path の表示をやめ、path stack ボタンが用意され、それを押すと全 path が表示されるようになります。
さらに、その画面から一気に親ディレクトリに移動することができるようになりました。深い階層にファイルを置いた場合に便利ですね。

あと、これは前からあったような気もするんですが、Windows の右クリックで出てくるようなメニューが、ファイルやフォルダの右の ">" をクリックすることで表示され、削除や移動等の一通りの処理ができるようになっています。

一方の改悪点ですが、私は全然なかった(気づかなかった)んですが、
  • Photos ディレクトリにアクセス不可
という変更があったようです。

より正確に言うと、2/20 直後は大丈夫だったけど、3月頭にひっそりと変更が加わっていたようです。
をぢの日記」さんのこの記事によると、同じ v1.0 でも、Photos にアクセスできるものと、アクセスできないものとがあるようです。
どうやら私は差し替え前だったようで、今でもアクセスできるんです。^_^;

というわけで、残念ながら、現在 App Store で Discover v1.0 をダウンロードしても Photos 以下にはアクセスできないようです。
FileAid などは実際の写真のフォルダ(100APPLE, 999APPLE)にはアクセスせず、同じ階層にある DiskAid フォルダにはアクセスできるようにしているので、同じような方法にすれば Apple もオッケーすると思うんですけどね...

このアプリ、私にとってはこのブログを書くのに必須のアプリなので「お奨め」に入れたいと思います。
無料でここまでできるのはあっぱれです。

2009年4月23日

Mafia Wars: 攻略その2 (lv30-)


こんなに早く二回目の攻略を書くとは思わなかったのですが、前回の攻略たるくんさんのコメントがとても気になったので調べていたら分かってしまったので書いてしまいます。

ですので、ネタバレを含みます。ご注意を

まずはきっかけとなった「たるくん」さんのコメントから
ついにあのターニングポイントがきてしまいました。
当時のたるくんさんは lv34 とあったので、そこからちょっと上がったくらいで何かしら大きな変化があることが分かります。

ここからは 2ch のスレを確認しました。今まで一度も見たことなかったんですが、背に腹は代えられません。抜粋すると
88 :iPhone774G:2009/04/15(水) 01:20:25 ID:L5kDBQSo0
ある程度レベル上げると無限アップできるようになるね
90 :iPhone774G:2009/04/15(水) 02:16:10 ID:nmSOFx1t0
>>88
kwsk
93 :iPhone774G:2009/04/15(水) 07:18:50 ID:L5kDBQSo0
>>90
30過ぎたらわかるよ
94 :iPhone774G:2009/04/15(水) 10:26:26 ID:qndUOzB00
>>93
ああ、ワカッタ。なるほどね。
最初からやり直したくなるなwww
これは修正されるかもわからんね。
んでもって私が現在 lv31 (右上参照)。
気づきました?

計算すると、最速で (300/(22/18)-10)/5=47 というわけで lv48 から世界が変わるということになりそうですね。(数字の意味はお考え下さい。^_^)
というわけで、私が前回の攻略で書いた、パラメータの割り振り方法もあながち間違ってなかったということになりますかね。私の場合は気づくのがちょっと遅れたので lv56 にならないとダメっぽいですが。

ただ、その後 lv115 辺りで変化があるようなので、精進は必要ですね。
359 :iPhone774G:2009/04/22(水) 13:53:35 ID:9Rxvqosmi
昨日レベル117まであがったのに
今日起動したら115に戻ってた。
んでExpの必要数が300から突然500に。
たぶん再起動後に反映と即時反映とに別れてる部分がある。
とりあえず今回は速報的にこの辺までで。
次回の攻略は新世界に突入してからになりそうです。

2009年4月22日

9-Toolbox: 別々のアプリならいらないけど、一緒ならいいか


iPhone アプリも、毎日数十も誕生していて、現時点で既に3万を超え、4万に近付こうという状態です。総ダウンロード数はちょうど盛り上がっていますが、10億だそうですね。恐ろしいことになっています。

ある意味、それだけ大量のアプリがあるので、どのアプリがいいか迷った人とかが、こんなブログにも足を止めて下さるんだと思います。ありがとうございます。

私の場合、インストールしてあるアプリの数はといいますと、7ページに渡っています。全部が16個埋まっているわけではないですし、うち1ページは全部 Todo アプリになっているので、70-80くらいは入っているようです。
皆さんはどうでしょう?

さて、そんな状態なので、用途が限られる細かいアプリはあまり入れたくなります。今回紹介するアプリは単品でもリリースされている細かいアプリが9つ合体したアプリ 9-Toolbox です。

入っているアプリは、為替変換、日数計算、あと○日、祝日、傾斜計、ローン計算、彼女の周期、チップ計算、単位変換 の9つです。
全部紹介しているとまた長い記事になっちゃうので気になったところだけ紹介します。

為替は、ほぼ世界中の通貨が選択可能です。
選択肢に表示させるものを選べる(順番も)ので、大量の通貨から一々選択するような煩わしさはないですね。欲を言えば、簡単に逆変換できるとうれしいと思います。

祝日も、ほぼ世界中の国をしかも複数選択可能です。
ただ、日本の祝日でも表記が英語なのでちょっと違和感がありますね。

ローン計算は、そのまんまですが、ボーナス時の追加返済の機能はないです。完済までのリスト表示もされるので、35年ローンとかを表示させると気が重くなってきます。^^;

ちょっと変わってるのが、彼女の体調の周期を記憶してくれるカレンダーですね。前回の日付と周期を入力しておくと、いつがヤバイか一発で分かるようにカレンダーが色分けされます。
Edit 画面に行くと右上に + ボタンが表示されるので、複数人管理できるのか? と思ったら、一人しか追加できませんでした。 ^^;

単発のアプリでもよく見かけるのがチップ計算ですね。我々はチップの習慣がないので、たまに海外旅行した時とかに便利ですが、こんなアプリが多数あるってことは、普段からチップを払っている人たちも計算するのが苦手ってことですかね。
ちなみに、簡易割り勘機能もついてます。

あと、トップ画面の下にある i ボタンの先にもう一つ機能があって、価格比較アプリがついてます。
同じものが 5個90円と、3個55円で売ってた場合、どっちが安いかを簡単に計算してくれます。これ結構いいかもしれません。(私の場合、おむつの購入時に役に立ちそうです)

全体的に、ちゃんと通貨や国などの情報を本体の設定から拾ってきて使ってくれるので、あまり設定変更はしなくてもすんなり使えていいです。
一つ一つは大した機能じゃないので、単品のアプリだったら消しちゃうでしょうが、一緒になってるなら持っててもいいかな、という感じです。

改善要望としては、上にもちらっと書きましたが、変換機能のとき、逆変換が簡単にできたらいいなと思います。

アプリが満ち溢れている昨今、そんなに使わない単発機能のアプリは消しがちですが、10個も機能が入っているなら常駐させておこうかなと思わせる、スイスアーミーナイフ的なアプリ、9-Toolbox の紹介でした。

2009年4月21日

Ultimate Todos: バージョンアップで本当の究極に?


先日 Todo アプリの比較をお届けしたばかりですが、その直後に私の一押し Todo アプリの Ultimate Todos でバージョンアップがありました。そして、ついにプロジェクトに対応したんです!!

元々同期相手の Toodledo には folder という仕組みがあって、これを GTD で言うところの projects (todo の集合)として使用するようになっていました。ですが、Ultimate Todos 側ではこれに対応していなかったため、仕方なく tag を使って運用していました。

先日 Todo アプリの比較をお届けするに当たって、その他のアプリもチェックしていた時も、半数以上のアプリはプロジェクトに対応しているので、なんで Ultimate Todos は対応しないのか? と不思議に思えてしまうくらいでした。
でも、サポート力も謳い文句にするくらい力を入れているようですので、ユーザから要望の強かったと思われるプロジェクトの対応が今回入ったんでしょうね。

今回の変更に伴い、新規追加時に Projects の項目が増えました(Contexts の下)。同時に追加された Due Time も入力項目に含まれています。
あとは、一番下のショートカットボタン(?)にも Projects が追加されています。ここで一覧が確認できます。もちろん追加等もここからできます。Tag や Context と同様、新規追加時にプロジェクトを追加することができるので、入力を一旦終了して、プロジェクトを作り直して再入力、なんて煩わしいことはしなくて済みます。(以外にこの辺がダメなアプリとかあるんですよね)

というわけで、今回から強烈に皆さんにお奨めしたいアプリを見つけやすいように、記事のラベルに「お奨め」を用意しました。今後増やしていく予定です。
そんなお奨めラベル第一号となった、名は体を表すと言っても過言ではない、究極の Todo アプリ Ultimate Todos の三回目のレビューをお届けしました。

ただし、私が入手時は無料キャンペーン中でしたが、現在は割引キャンペーン中に変わっていて無料ではないのでお気をつけ下さい。

2009年4月20日

Mafia Wars: 攻略その1(lv5-25あたり)


複数あるマフィア系ゲームの中でも一番軽快に動く Mafia Wars の攻略をお伝えしたいと思います。
(2009/4/27 追記)
前回の紹介記事もご参照下さい。

実はここ数日、Mafia (ゲーム中の仲間)の数が一日に10人以上の割合で勝手に増えてるんです。自分では増やしてないですし、他に自分の player id をさらしてる場所もないので、恐らくこのくだらない blog にたどり着いた方が哀れんで仲間に追加してくれたんだと思います。この場を借りてお礼を申し上げます。(_ _)

お礼を言ってるだけじゃ申し訳ないので、自分なりの攻略をお伝えして少しでも参考にして頂ければと思います。現時点での私の lv が 26 なので、それ以上の方にはあまり参考にならないかもしれませんが...

まずは前回書き忘れた Mafia Wars の特徴ですが、
  • レベルアップ時にパラメータが復活
  • 物件収入が低い
があります。これらが攻略の一つの鍵になります。

一つ目の攻略ポイントはパラメータの割り振りです。ずばり、全部 Energy につぎ込め、です。
通常は Attack, Defence, Energy, Health, Stamina のどれに割り振るかはそれぞれの方針でいいかと思うんですが、Mafia Wars の場合はちょっと違います。それはパラメータがレベルアップ時に復活にするからです。

最初の Energy は10です。一方レベルアップに必要な経験値も 10 ですので、この10を使い切るとレベルアップし、パラメータは復活して Energy=10 になり、次のレベルアップに必要な経験値は20になります。
レベルアップするとパラメータを5割り振れるようになりますが、これを全部 Energy につぎこむと 15 になるので、次のレベルアップに必要な経験値は 20-15=5 だけで済みます。他のパラメータにつぎ込んだ場合の半分で済むわけです。
この後も、レベルアップに必要な経験値はずっと10ずつ増えていき(一部例外あり)、パラメータは5ずつ割り振れます。もし全部を Energy につぎ込めば、必要経験値のほぼ半分はレベルアップと同時に補充されるので、倍のスピードでレベルアップができることになるわけです。
さらに突き詰めると、Energy*1.2 の経験値が得られる仕事を選べば、実に 50%*1.2=60% の経験値が最初から得られるので、2.5 倍のスピードでレベルアップできます。

実はこれ、私の仲間のパラメータを見て気づいたんです。
彼は今も私の仲間の中でトップのレベルにいて、現在 lv309 です。あまりにもレベルアップが早すぎでちょっと cheat の臭いがしますが、それはさておき、彼が lv100 の頃に彼のパラメータを見てびっくりしました。なんと Energy が 500 だったんです。
それまでの私の考えでは、Energy はせいぜい、自分がプレイできない間に自然増加が無駄になってしまう分を補う分だけあればいいと思ってました。例えば睡眠の6時間が一番長い非プレイ時間だとしたら、6*60/5=72 もあれば十分だと。
でも、レベルアップで復活するので違うんですね... 気づくのが遅すぎました。
これから始める方はご参考になさって下さい。

さて、二つ目の攻略ポイントですが、どの仕事をこなすかです。
前回書いたとおり、初期は断然 Break Knee Caps です。これは 1K[$/Eng] という高収益(?)の仕事なので、どんどん続けていきましょう。これを上回る収益の仕事は lv15 で出現する Museum Break-in (=1.6K[$/Eng])まで現れません。
しかし、以後はずっとこれをやっていくことになります。というのもこのゲーム、lv20 ですべての仕事が出現してしまうんですが、lv20 で出現する Federal Reserve Job は収益はよくても(=3K)、割りが悪いんです。何で割りが悪いかというと、この仕事に必要な Assult Rifle *10 の維持費(upkeep)が $15K もするんです。一緒に必要な車の維持費も合わせると収益は 1.7K と、ほぼ Museum Break-in と変わらなくなってしまいます。
というわけで、仕事は lv15 までは Break Knee Caps、それ以後は Museum Break-in で決まりです。

そして、最後の攻略ポイントですが、「パトロンを探せ」です。
これは物件収入の低さからくるものなんです。物件収入は、最初の1件目で既に 1% 程度と低い状態で、その後は購入価格が高くなっていくのでさらに低くなっていきます。ですので、今まで収入の大半を物件購入に当てていますが、未だに $60K 程度しか入りません。
じゃぁ、代わりに何をするかというと、パトロンに援助してもらうんです。

もちろん、Mafia Wars にそんなシステムはありませんが、パトロンのような状態になってくれている人がいるので、その人を探します。(ちなみに、パトロンという呼び名は私が勝手につけてます)
といっても、効率的な探し方があるわけではないので、とにかく仲間を増やします。そして My Mafia から彼らのパラメータを覗きます。そうするとその中に、レベルが高いのに、Attack, Defence が 0 の人(つまり武器を一つも持ってない人)がいます。その人がパトロンです。

このゲームは、レベルの上下に関わらず戦うことができますが、上のレベルの人と戦って勝つと大金がもらえるようになっています。ですのでパトロンと戦って勝てば大金が手に入るわけです。
ちなみに現在のレベルですと $120K が限界のようですが、それだけ入れば結構潤います。
私の場合のパトロンは、先ほども登場した lv309 の仲間です。(他数名)
彼は多くの人に援助しているようで、時々キャプチャ画面のように大金を所持しているんですがあっという間に $0 になってしまいますが... (^_^;)

とりあえず現時点での攻略ポイントは以上になります。

ここまでやってみてちょっと思うんですが、このゲーム、中毒性を持たせるためにはもうちょっと工夫があったほうがいい気がしています。
というのは、上述の通り lv20 で仕事の種類が増えなくなります。武器も大して増えなくなります。一方で、その時点での収入に比べて用意されている物件があまりに高額($5-20M)なので全然手が届かないので、ちょっとバランスが悪い気がしますね。
やっぱりモチベーションを戦闘に持って行くことになるんでしょうか...

というわけで、lv25 近辺までの攻略をお伝えしました。

2009年4月17日

ぐるなび: レストラン検索の本命


この手のものは携帯でやる人が多いのかもしれませんが、私は携帯でのネットアクセスはほとんどやらないので、touch に登場してくれてうれしいです。レストラン検索界の巨人、ぐるなびが touch にやってきました。

起動すると、すぐにレストラン検索画面になります。場所、ジャンル、設備、予算を選んで検索すると、該当する店がリストアップされます。
あとは店が決まっているのなら、店名検索ができるので、店の名前で検索かければその店が表示されます。それだけです。
が、さすが巨人だけあってなかなか気の利いた機能があります。

まずは my 検索条件。
一度検索をした状態で右上の + をタップすると、その検索条件が登録されます。以後は簡単にその条件を呼び出せるので、よく行く場所を登録しておくと素早く検索ができます。(どこどこ近辺でクーポンのある店、とか)

店を登録する時はブックマークです。
こちらは、店の情報を表示させた状態で右上の + をタップすることで行えます。お気に入りの店やいつか行きたい店を登録しておけばすぐに呼び出せます。

登録されている店の情報量は、ぐるなびそのものなので豊富なので申し分ないですし、検索もなかなか軽快にできるので、これは必須アプリの一つになると思われますね。

ただ、改善して欲しい点が一つあります。
それは、ネットにつながってないと何も情報が見られない。という点です。
情報量が膨大なので、検索する時はネットにつながっていなきゃいけないのは分かりますが、ブックマークにいれた店の情報だけでもキャッシュして、オフラインでも見られるようにして欲しいですね。
それがだめなら、クーポンだけでもキャッシュして欲しいです。

というわけで、今晩食べに行く店に困ったときや、これから行く店のクーポンをゲットするときに便利なレストラン検索の本命アプリ、ぐるなびの紹介でした。

2009年4月16日

お待たせしました Todo アプリ比較


お待たせしました。(誰も待ってないと思いますが)
無料 Todo ソフトの比較はいずれやる」と言ってから苦節3ヶ月、やっと Todo アプリの比較をお届けすることができるようになりました。

いくつか Todo アプリをつまみ食いしているうちに、いつの間にか試したアプリは 11 に上っていました。結構ビックリしています。これは、無料(一時無料を含む)の Todo アプリで私が気づいたものだけなので、本当はもっとあるんだと思いますが、とりあえずお届けします。

まずはアプリ一覧です。
  • Ultimate Todo V1.2.6 (現在有料)
  • domo Todo V2.0.0
  • Tasks V2.0 (現在有料)
  • DoBot ToDos V1.1
  • EasyTask Manager V1.5.1
  • To-Do's V3.1
  • To Do's V2.0
  • Todo Lite V1.6.1
  • TouchTodo V2.1 (現在有料)
  • Zenbe List V1.3 (現在有料)
  • Nozbe V1.0.2
では早速比較をしたいと思います。
項目の内容に関しては、以前の記事を参照して下さい。



U
d
T
D
E
To-
To
TL
TT
Z
N
項目
タイトル


備考






優先度
3

2
4
5
3
3
4
4



期限



状況








状態











プロジェクト





サブプロ










タグ








連絡先










ボイスメモ






















繰り返し








操作
一発完了
?

?

完了取消
?

?
機能
サーバ同期
Td



ET,
PC


App,
RTM,
Td
G-Cal
Zenbe
Nozbe

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手動ソート








ソート種
優、日、



優、日、
作、ア



優、日、





優先度色






ふぅ、表にするのも結構大変です...
  • 備考が△なのは、編集すると前の記載が消えるもの
  • 完了が?なのは、完了にする方法が不明なもの
  • サーバの略称は、Toodledo, EasyTask, Appegio, Google Calendar
  • ソート種は、優先順位、日付、状態、作成日、アルファベット
今日のところはこの辺まで。
見たら、まだ無料の Todo アプリがあったので、いずれ追記するかもしれません。

Todoアプリが多すぎで自分に合うのが分からない方はご参考にどうぞ。