2009年6月23日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その2)


さて、3.0 を入れてみた、の第二弾です。

メジャーどころの機能に関しては、ちゃんとしたレビューを参照して頂くとして、個人的に気に入った点とか、レビューにも載らない細かい点とかを紹介したいと思います。

既にいろんなところで新機能の紹介がされていますが、私が見たサイトの中で、細かいアップデート項目を集めたサイトがあったので、ここも合わせてご覧頂くといいかもしれません。(実際にはリンクサイトですが...)

まずは Spotlight 機能について。Palm では最初からこの機能があってよく使っていて、touch に来たときに不便だなぁと思っていたんですが、やっと使えるようになりました。
これを使うと、スケジュール帳に書いた店の名前から、連絡帳の電話番号を検索したり、とかいう使い方ができるのでいいですね。
ただ欲を言うと、Palm では、文字列を選択した状態で検索を行うと、その文字列で検索してくれたんです。これだと手数が少なくて済むので非常に便利でした。是非とも次はここまでやって欲しいですね。

Spotlight に関連して、いくつかアプリごとに検索が追加されたものがありますね。例えばメモアプリですが、トップ画面のメモのリストが表示されている時に、下にスライドさせると、一番上に検索エリアが現れます。(最初は表示されないので、気づかない人もいるでしょうね)
折角ならアプリごとで検索しないで、Spotlight 対応してくれたらよかったのに、とは思いますが。

コピペに関しては、まずはできるようになったことを素直に喜びたいと思います。が、細かいところはまだ改善が必要ですね。例えば Safari でリンクの文字列を選択したい時とかに思い通りにできなかったり、段落の認識がおかしくて、すぐに文書全体が選択されちゃったりとか、ですかね。
あと、当初、ダブルタップで選択開始、という話だった思っていて、Safari でのズーム機能とかぶるなぁと思っていたんですが、この辺はちゃんとしてありましたね。

細かいところでは、音楽再生中の早送りが細かく指定できるようになってうれしいですね。
私はよく Podcast の Ottava を聞いているんですが、これが1回が30分くらいの番組なんです。別にそれだけならいいんですが、頭とお尻にいつもお決まりのメッセージが入っているのでこれを飛ばそうと思ってナビバーを操作するんですが、30分もの番組になると、ちょっと左右にずらしただけで平気で1分くらい進んだりするので、いつも困っていました。
やり方をご存じない方のために簡単に書くと、ナビバーを選択した後、下の方にドラッグすると、ナビバーの移動幅が細かくなっていって、一番下までやってから左右に動かすと1秒単位で指定できるようになります。まだやったことない方はお試しあれ。

あとは、日本語入力(かな変換)が微妙に変わってますね。
まずは変換候補のサイズ(縦だけかな?)が小さくなってます。指の太い人には選択しにくいかも。^O^
細かいけど気にする人は気にする点として、変換前(かな入力中)に一文字消去した時の動きが変わってます。前は英文字単位で消去されましたが、今回からひらがな単位で消去されるようになってます。
どういうことかと言うと、例えば sho と入力しようと思って shi と入力しちゃった場合、一文字消去すると、今までは "sh" になったのが、今回から "し" が全部消えちゃいます。
個人的には昔の方が好きだったんですが...

さらに細かい話になると、アプリ終了時の画面が小さくなっていくアニメーションが速くなった気がします。(これは気のせいかもしれません)

最初に紹介したサイトから見てみると、へぇこんなとこが変わったんだぁ、という変更もあるので、いろいろ遊んでみて下さい。

というわけで、今回は巷のレポートではあまり取り上げられない細かなアップデート項目についてご紹介しました。

折角 touch で Bluetooth が使えるようになったので、Bluetooth ヘッドホンアダプタを買おうかと思っているので、そのうちレポートします。
もしお薦めのがあったら教えて下さい。

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