2009年7月29日

MyWebClip Lite: ブックマークがアイコンになってるブラウザ


touch の標準ブラウザは言わずと知れた Safari ですが、最近はブラウザアプリが解禁されたので、いくつか面白そうなものが出てきています。
その中で、なんかいいなぁと思った MyWebClip Lite をご紹介します。

  • 初期画面はアイコンリスト
  • ブックマークがアイコン
  • アイコン形状、背景が変更可能
  • バックアップ・リストア可能
特徴はこんな感じです。

初期画面をキャプチャしたのが右上の画像になります。起動するとこの画面になります。それぞれのアイコンはそれぞれブックマークになっているので、それをタップすればサイトにアクセスできます。
Safari など、他のブラウザでは通常は白紙ページだったり、前回表示ページだったりしますが、アイコン一覧になっているところが新しいです。この画面の雰囲気が touch の画面と統一感があるので、なかなかいいですね。

デフォルトのアイコン形状は円なんですが、変更するとキャプチャ画面のように touch のアイコンのように変更できます。背景も好みのものに変更できます。

また、ブックマーク及びアイコンの配置をバックアップできるようになっています。「設定」から「スナップショットを保存」すると、plist 形式のファイルができます。
「バックアップと復元」を選択すると http サーバが起動するので、ブラウザからアクセスして plist のファイルを取得したり upload したりできます。

まぁ、はっきり言ってしまえば、起動時の見せ方がちょっと違う。
というだけで、ブラウザの機能的にはさほど新しいものがあるわけではありませんが、見た目の印象が違うというのは、それはそれで重要な点かと思います。

欠点もそこそこあります。
  • ブラウザ表示に戻れない
  • いきなり URL を入力できない
  • proxyが効かない?
  • 標準ブラウザにはなれない
ページを表示中に右上に家アイコンをクリックするとトップ画面に戻れるんですが、一旦トップ画面にもどると元のブラウジング画面に戻ることができないようなので、うかつにトップ画面に戻ると直前のページに戻ろうとしてもまた最初からたどりなおす必要があります。

また、トップ画面に URL 入力箇所がないので、いきなり URL を入力する場合には、一旦「+」をタップしてブックマークを作成してからアクセスするか、検索からたどるか、どちらかの方法でアクセスすることになります。

あと、どうも proxy 設定をちゃんと見てくれないせいか、私の環境では proxy が必要な場合にうまくアクセスできませんでした。

最後の、標準ブラウザになれない、というのは他のブラウザも同じ話ですが、「Safariで開く」みたいなリンクを横取りできないので、どうしてもセカンドブラウザにしかなりえない。というのが悲しい現実ですね。


というわけで、見た目が非常に touch と合うブラウザ MyWebClip Lite のご紹介でした。

ちなみに、無料の Lite では 1 画面 16 アイコン(うち 1 つは製品版へのリンク)という制限があり、有料版では 9 画面までいけるようになっているそうです。

2009年7月27日

FastFinga: 精力的にアップデート(v1.4.1)


すいません。三週間ほどご無沙汰してしまいました。
一週間ほど Wifi 環境のない場所に旅行していたり、その後はとあるゲームに没頭してしまったのもあって間が空いてしまいました。
# 何のゲームかって? 赤毛の少年が活躍するRPGです。^^;

そうこうしている間に、超お薦め手書きメモアプリの FastFinga がバージョンアップしていたので、まずはその内容をお伝えしようと思います。
細かいところでは、アラビア語圏などで利用されると思われる、右から書くモードの追加などもありますが、その辺は置いておいて、
  • 絵文字
  • トップページ、サムネイル、タグ
  • 親指ボタンの機能追加
がメジャーなところですね。

まずは絵文字ですが、これがビックリするくらいの数あります。ちゃんと数えてませんが500以上はありますね。それらが5つのカテゴリに分かれて配置されているんですが、所望のものを探し出すのに苦労するほどです。
もちろん、そういった要望に答えられるように、最近使用した絵文字はすぐ呼び出せるようになっているので、探し出す時間も短縮されるでしょう。
# 私自身はあまり絵文字は使わないんですけどね...

そして次なるメジャー機能が、トップページですね。
今までトップページがなくて、左上に表示される 1/6 の表示を頼りにページを移動させて目的のものを探すしかありませんでした。
10ページ程度ならそれでもいいのかもしれませんが、ページ数が多くなってくるとそういうわけにもいきません。何かしら検索性をあげる手段が必要になってきます。

通常の文書ファイルならタイトルや中身の検索などで探すこともできるかと思いますが、手書きアプリではそうもいきません。そこでこの FastFinga では、トップページにサムネイルを配置してきました。
人間の画像認識スピードはなかなかのものなので、サムネイルを表示しておいて、そこから選べるというのはいいですね。
しかし、それだけに留まらないのが FastFinga。サムネイルだけでは数が多くなるとやはり辛いので分類が必要になってきます。分類の方法としては、フォルダとタグの大きく二つの方法がありますが、最近の流れとしてはタグというのは、ごくごく自然かと思います。
タグはデフォルトでいくつか設定されていますが、もちろん自分でカスタマイズできるので、どんどん自分色に染めることができます。
いやぁ、よく考えてあります。感心感心。

3つ目は機能的には小さいですが、結構大きな意味を持つと思っています。
親指ボタンを押した時の機能は、通常は入力の確定ですが、未入力状態時に機能を追加できるようになっています。
追加できるのは改行かスペースです。私の場合はかねてからスペースが入力したいと思っていたので、スペースに割り当てています(改行はそれ用のボタンがありますし)。なかなかいいですね。

というわけで、地道にバージョンアップを繰り返してドンドン使いやすくなっている FastFinga のバージョンアップ内容についてでした。

2009年7月7日

FastFinga: 細かくバージョンアップ


この FastFinga ですが、完全に私のビジネスツールの一つとなり、常用アプリとして見事に常駐4アイコン(?)の仲間入りを果たしています。
しかも、さっとメモを取る時のために携行していた小型のメモも不要になったので、お役御免になり、身軽になりました。

で、この度機能アップを含んだバージョンアップが行われていたので、その紹介です。

内容はキャプチャの通りです。
  • undo/redo
  • 線種が増えた
  • 写真が取り込める
元々、書いている最中の文字の undo/redo は画面の右側にありましたが、今回追加されたのは、確定後の文字に対する undo/redo になります。
書いた文字を消すだけなら、BS があるので undo の出番はないかと思いますが、コピペや写真の挿入などの機能では使うことがあるかもしれませんね。

それから、線の種類が増えています。ちょうど左下の undo/redo のすぐ右のアイコンです。
線の色が、黒赤青緑の4色から、線の太さが細中太の3種類から選べるようになっていて、選んだ設定がアイコンにも反映されるようになっています。
これで、今までの素っ気ない画面からちょっとだけ脱却できるかもしれません。

そして、写真が取り込めるようになりました。
と言っても、アイコンくらいの小さな画像として配置され、大きさや位置が変えられないようです。そしてその縮小画像をクリックすると画像ビューワで全画面で見られる(FastFingaの画面は見えなくなる)ようになります。
iPhone のカメラで写真を撮って、そのメモを FastFinga でチャチャッと書く。という使い方なんか良さそうですね。

大きな機能アップではありませんが、こうやって少しずつ機能が追加されていくのはユーザとしても楽しみですね。
# 作者にとっても、アプリが忘れ去られないようにするためにはいい手法かもしれません。

ところで、前回使い方がよく分からないと書いたコピペですが、普通のコピペとちょっと感覚が違うだけで、慣れれば使いやすそうです。
まず、選択時は上下方向にスクロールしない(つまり斜めには選択できない)こと。
一度領域が選択されると、あとはその前や後ろを同じように選択すると、その間の文字も含めて領域が選択されます。(つまり、領域は大きくなる一方で小さくすることができない)
これが分かれば快適にコピペできますね。

ちなみに、FastFinaga でコピーしたものは他のアプリではペーストできません。逆もだめですね。
ですので、look&feel は通常のコピペに近いものがありますがアプリ間でのやりとりはできないようです。


というわけで、現在有料アプリの首位を独走中(公開当時は限定で無料だった)の手書きメモの超お薦めアプリ FastFinga のバージョンアップのご紹介でした。
次回バージョンアップも予定されているようなので、期待ですね。

2009年7月1日

ITmedia: OS 3.0 に対応


愛用している ITmedia 専用の RSS リーダ ITmedia ですが、この度 OS 3.0 に対応してバージョンアップされました。

と言っても特に大きな変更はないようで、
  • コピペに対応
  • 起動が速くなった?
くらいしか変わりがないようです。

特に起動の速さに関しては、特に記載がないので、単なる私の体感ですがなんか速くなっている気がします。
でも相変わらず、フィードリスト画面に切り替わるアクション(画面が裏返る感じ)は相変わらずゆったりとしています。

まぁ特筆すべきことがないので、ここまでなので、もう一つ愛用している Free RSS について。
こちらは既に 3.0 対応済のようなので、コピペには対応していました。

このコピペ機能は、RSS リーダをかなり使いやすくしますね。
今までオフラインで読んでいるときに気になった記事を見つけた場合、とりあえず「Safari で開く」を実行して、Safari に覚えさせておいて、後でオンラインになった時に開く。という方法を取っていたんですが、コピペ対応されたことにより、記事の任意の場所をメモなどにコピペできるようになったので、だいぶ使いやすくなりましたね。