2009年11月18日

HOME ボタンのダブルクリック



昨日、ブログを書き終わった後、なんか PC がもっさりするので再起動したんです。そうしたら、起動時に無機質に「起動できるHDDを装着しろ」的なメッセージが出て、起動しなくなっちゃいました…
調べてみたら、全体的にHDDへのアクセスができなくなっている箇所が多数発生し、全然使い物にならない状態になっていました。;_;

仕方ないので、新しいHDDを探してきて、OSのインストールから開始。やっとブラウザくらいは使えるようになりました…

ま、そんなことは皆さんには関係ないので、今日も touch ネタを。
# バックアップはこまめにしましょうね。

たぶん、OS3.0 になってからだと思うんですが、HOME ボタンの動きが変わりましたよね?
恥ずかしながら、それに気づくのに時間がかかったんですが、そのきっかけは、音楽をスタートさせようと思って HOME ボタンをダブルクリックしても、いつものポップアップが出ないなぁ、と思ったからです。

まぁ、そんなに問題にはならなかったのでしばらくそのまま使ってたんですが、ある時、音楽再生中にアプリを起動すると音楽を止めてしまうアプリを起動したとき、ダブルクリックがきかないので調べ始めました。
そうしたら、設定→一般 の中に「ホーム」という設定があるのを発見。見てみると、まさにその中に「ホームボタンのダブルクリック」という項目があるじゃないですか。

いろいろいじった結果、私の設定はキャプチャ画面の通りになりました。
こうすることで、ダブルクリックすると、iPod 画面になり、再生中はポップアップが出る、という状態になりました。
3.0以前は、停止中でもポップアップが出ていましたが、iPod アプリに切り替わっちゃうところが違います。

これで困るのが、アプリ起動中に音楽をスタートさせたい時です。アプリ起動中にダブルクリックすると、iPod アプリに切り替わっちゃうので、再生後にまたアプリを起動する必要がありますし、そのアプリが音楽を停止してしまうものだと、再生する手段がなくなってしまいます。
同じ悩みの人はたくさんいるだろうと思ってググッたりしたんですが、意外に見つからないんですよね。
ようやく見つけたのが知恵袋の質問だったんですが、一旦電源ボタンを押してスリープしてから、HOME ボタンのダブルクリックでポップアップを出す。というのがどうやら正解っぽいです。

できれば、常にポップアップを出すようにして欲しいところなんですが、しばらくはこれでしのごうと思っています。

というわけで、2回連続で touch の本来の機能である音楽再生に関する記事をお届けしました。

2009年11月17日

Bluetooth iPod スピーカアダプタ: アンプで聴ける


久々にグッズ編をお届けします。

家のアンプで touch の中の曲を聴きたいって時、どうしてますか?
一つは、最近増えてきた iPod が直接ささる iPod スピーカを購入して、それで聴くという方法ですね。
でも、アンプやコンポを持ってる人は、そのためにわざわざ購入するのはなんなので、Universal Dock とかを購入してアンプに Line 入力するという方法があります。

どちらでも touch の曲をオーディオ機器から聴けるようになるわけですが、一つ難点があります。
それは、touch をスピーカなり、Dock なりに装着してしまうため、選曲などの操作や、アプリを動かすことが非常に困難になってしまいます。
折角音楽聴きながら BB2C で 2ch を見ることができるのに、オーディオ機器から音楽を聴こうとするとそれができなくなってしまいます。

そこで登場するのが、Bluetooth のスピーカアダプタです。
iPod スピーカなり、Dock なりの Dock コネクタにこのアダプタをつけると、touch からはこのアダプタが Bluetooth ヘッドセットに見えるようになります。
あとは、touch の設定で Bluetooth を ON にして、最初にこのアダプタとペアリングをすれば、touch は手元に置いたまま、オーディオ機器で音楽を聴くことができるようになります。

いやぁ、これいいですよ。
私の場合は、昔の iPod 用に買った Universal Dock があったので、これに接続して、アンプにつなげて使っています。
上に書いたように、音楽を聴きながらアプリが使えますし、選曲も手元でできます。

ただ、ちょっと気になる点がないわけではありません。
  • 音質はそれなり
  • たまにプツ音
  • 常時通電
音質に関しては、ハイクオリティを求めてはいけません。ですが、決して音質が悪いわけではありません。イージーリスニングでは全く問題はありません。
ただ、私の環境の場合、時々プツッという音が聞こえることがあります。Bluetooth 自身 2.4GHz という、電子レンジや無線LAN(802.11b/g)と同じ周波数帯ですし、直線距離で最大 10m 程度しか届かなかいくらい電波が弱かったりするので、何かの影響を受けやすいんだと思います。
私はあまり気にならないのでそのまま聴いてますが、気になる人は電波環境を確認する必要があるかもしれません。

あと、このアダプタには電源はないので、Dock コネクタからの給電で稼動しています。そして、給電が途絶えると、またペアリングから行わなければならないため、それが不便と感じる人はずっと給電するようにしないといけません。
恐らく iPod スピーカなら常時給電されるのかと思いますが、Universal Dock の場合は、USB 給電してあげないといけません。
私の場合は、たまたま近くに USB ポートがあったので、そこにつなげて給電しています。

というわけで、もはやメインの機能とは言われない touch の音楽再生機能を、家のオーディオで快適に使用するためのグッズ、Bluetooth スピーカアダプタの紹介でした。

2009年11月16日

駅.Locky: NextTrain 対応の時刻表アプリ


またまた一ヶ月ほど空いてしまいました。
ちょっと、自由な都市の中華街まで車泥棒しにいってたので記事がかけませんでした。^o^

かつて、Palm で愛用していたアプリに、(名前は忘れましたが)時刻表アプリがありました。これは NextTrain というデータ形式の時刻表に対応していて、単なる時刻表機能だけじゃなくて、乗り継ぎの電車も簡単に閲覧できるというなかなか優れものアプリでした。

そしてついに、touch にもこの NextTrain に対応したアプリが出ました。それがこの、駅.Locky です。
特徴は、
  • NextTrain 形式対応
  • 時刻表データはみんなで作成
  • オフラインで使用可能
  • Wifi位置情報で駅を自動検索
といった感じです。

NextTrain 形式の時刻表データは、駅.Locky のサーバに有志が蓄積し、それをアプリで拾いにいく形式をとっていますので、誰かがアップしてくれるのを待つか、自分で作ってアップする必要があります。
NextTrain のデータは各所に公開されてたりするので、探してきてアップすればみんなが喜びます(もちろん、公開してくれている人の許可は必要ですが)
現時点で、駅.Locky のサーバに蓄積されている時刻表データは1万件に近くなっていて、有志によるアップが活発に行われていることが伺えます。

ちなみに、駅探の時刻表サイトからデータを取得して、NextTrain 形式に変換する拙作のダサいスクリプトを公開しましたので、自分の使う駅が登録されてなくてお困りの方はご利用頂いても結構です。
駅.Locky の掲示板に貼り付けてあります。

ダウンロードしてきた時刻表データはオフラインで使えるので、自分が利用する主要駅をダウンロードしておけば、いつでもどこでも乗る電車の確認ができます。素晴らしい。

もう一つメインの機能が、位置の自動検出機能です。
実は、このアプリの最大の目的は、Wifi のアクセスポイント情報から現在位置を特定するデータベース作成。のようで、時刻表アプリの機能はそれを集めるための機能になります。
位置情報の提供は touch から行うようになっているので、簡単に提供できるようになっています。上のキャプチャ画面の "WiFi" のアイコンをタップすると、ホームなのか、駅周辺なのか、個人的な場所(その他)なのか、を選択すると、その他以外の場合に位置情報がアップされます。
もちろん任意なので、情報提供の意思がある場合だけ登録されます。

この位置情報を元に、アプリは立ち上げたときに自分の場所を特定して、駅を特定して、時刻表の選択を簡単に行えるようにしてくれます。

どうやら、来週にもバージョンアップされる(Appleの審査次第)ようですが、現時点ではまだ改善点があるようです。
  • データによってアプリが落ちる
  • 電車以外には非対応
  • 個人的なデータは追加不可
  • 乗り換え情報には非対応
アップされたデータによっては、アプリが落ちる現象がありました。こちらは、データ中に、1行に2回 ":" が含まれていると落ちる現象だったのですが、現在では暫定的にデータ側を修正して対応しているようです。

NextTrain 自身は、別に電車の駅に限った話ではないので、例えば近くのバスの情報を登録しても使えるはずなんですが、現時点ではアプリに登録済の電車の駅しか選択できないです。
また、それらの時刻表データに、個人でローカルで作ったものを使うことができません。

それから、NextTrain のもう一つの目玉機能として、乗り換え情報を登録することで、乗り継ぎ時にその先の電車の時刻表を簡単に検索できるというものがあります。
Palm のアプリではここまで対応していたので、是非、駅.Locky にも対応してもらいたいところですね。

このアプリ、実は大学の研究室が作っているそうなんですが、その割にはなかなか見栄えも操作性も良くて、「とりあえず使える」レベルをはるかに越えて、「常用に耐えうる」レベルになっています。
是非お試し下さい。