2010年6月28日

iOS4 の弊害 (WiFi)

もはや、iOS4 に上げようか迷っている人はもういない気もしますが、また弊害が見つかりました。
前回、Discover の一部の機能が使えなくなった という記事を書きましたが、それ以外にもあったので報告しておきます。

実はこの問題、 3.0 へのバージョンアップの時もそうだったんですが、そんなことはすっかり忘れてまして、あれ?おかしいな? と思ったらほぼ同じ現象が発生してました。

問題があったのは、WiFi 関連のアプリです。
事の発端は、マックで一休みした時に、いつものようにネットに繋ごうとしたんですが、うまくつながらなかった事です。
いつもなら自動でつながるのに、つながってくれません。WGConnect を使ってもうまくつながりません。そして、WGConnect の検索機能を実行しても、全然アクセスポイントが表示されません。

おかしいな、と思って Wifi のアクセスポイントを見つけるアプリの WiFiGet を使ってみたんですが、WiFi が OFF じゃないか? とか言われる始末。
前に、電源入れ直しで直ったケースもあったので、それも試しましたが現象変わらず…

というわけで、その場は断念。
ネットのつながるところに戻ってから検索してみると、どうやらこの手の WiFi のアクセスポイントを探すアプリは、ちょっと前から締め出されているようですね。
んでもって、タイミングとしては iOS4 になるタイミングで、(恐らく)APIを使用不可にしたか何かで、この手のアプリが動かなくなってるようですね。

フリーのアクセスポイントを探すのに重宝していたんですが、使えなくなったのは残念です。

WGConnect においては、どうやら Apple の(不透明な)審査基準に触れたようで、削除されたようですね。(こちらを参照)

というわけで、ますます独裁政権に向かって疾走中の某社により、また一つ便利な機能がシャットアウトされたことをご報告しておきます。

2010年6月25日

iOS4 の弊害 (Discover)

このブログを書く際、画面キャプチャを転送するのに Discover を使っていました。これのサーバ機能を使うと、PC のブラウザから photo フォルダが直接見えていたので、簡単に画面キャプチャが取り出せていました。

さて、iOS4 のネタも落ち着いてきたので、そろそろまたアプリの紹介に戻ろうかと思って、今日もいつものように画面キャプチャを取りました。キャプチャの撮り方は前と変わってません。
しかし、その先に罠が待ち構えていたんです。
いつものように Discover をすると、なんか前より表示されるフォルダの数が少ないなぁ… と思ったら、 photo フォルダがないじゃないですか... ガーーン

Discover は、バージョン 1.0 になった時に photo フォルダにアクセスできなくなったんですが、それまでにダウンロードしていたユーザには影響がなかったので、そのまま使っていました。そのしっぺ返しが今になってやってくるとは。

仕方ないので別の方法を考えようかと思っています。

2010年6月24日

iOS4: とりあえず上げてみた

先日気になる項目をお伝えしましたが、実際のバージョンアップはバージョンアップ祭り(?)の様子を伺ってからと思っていました。
で、各所のブログ等を拝見して、ほぼ問題なさそうだったので実際にバージョンアップしてみました。

  • バージョンアップに1時間
  • モッサリ感はなし
  • メモリ消費量は増えている?
  • 行間が少し増えた
  • アプリ起動・終了時の画面効果
  • フォルダ対応
  • iBooks でPDF
  • ダブルクリック動作は変わらず
  • 写真がボケてる
  • bluetooth キーボードはダメ?
バージョンアップには随分時間がかかりましたね。前回の時、どれくらいかかったか覚えてませんが、今回は1時間近くかかりました。何に一番時間がかかってたかって、バックアップの処理でした。最初の3目盛(?)くらいのところでピタッと止まってしまったんですが、裏では CPUがグリグリ動いて何やらやっているようでした。
夜やったので、途中で寝落ちしちゃったんですが、どうにか正常に終わっていました。# スリープ機能が働いたらどうなっちゃってたんだろう??

で、動かしてみた感想ですが、2 -> 3 の時に感じた、全体的なモッサリ感は、3 -> 4 ではほとんどありません。いたって今まで通り動きます。
ただ、ちゃんと計測したわけではありませんが、メモリ消費量が増えているような気がします。SysStatsLite で空きメモリを確認すると、今までより少ない気がするんですよねぇ...

全体的な変更点としては、まず、テキスト表示の行間がちょっと増えたようです。行間が増えているので、結果的に1画面の表示行数が少なくなっています。ただでさえ小さいので、行間は今まで通りの方が良かったんですが、変更しようにもどこにも設定はなさそうでした。
それから、アプリを起動したり終了した時に、 アプリのアイコン達が四方に散らばったり四方からあつまったりするような画面効果が加わっています。前から、アプリの画面が中央から全体に広がったり、終了時は逆に中心に向かって縮小されていく効果がありましたが、これが若干早くなった感じがするので、効果を追加したのかもしれませんね。

あと、有名どころではフォルダ機能です。これは、HOME 画面の数を減らすという意味では非常に効果がありますね。特に消そうと思っても消せない標準アプリなどは、一つにフォルダに放り込んじゃって場所を有効活用できるようになっています。
ただ、これは一長一短で、折角各アプリの凝ったアイコンが画面上に散らばっているのに、素っ気ないフォルダアイコンに置き換わっちゃうので、見た目的にも、アプリを探す手間的にも、ちょっとアレな感じです。よほど大量のアプリを入れている人でなければ、ほぼ今まで通りにして、使わない標準アプリだけをフォルダ化する、ってのがいいかもしれませんね。

個人的に一番うれしかったのは、iBooks で PDF が見られることです。 Discover 等でも見られますが、最後に開いたページを覚えてくれなかったり、後ろのページまで簡単に移動できなかったりと、ちょっと機能に不満があったんですが、それが iBooks だと問題なくできます。
Safari から PDF を参照すると iBooks の本棚に並ぶのもうれしいですね。今までは各アプリに何らかの方法で PC から転送する必要があったので、だいぶ楽になります。

そして、(似非)マルチタスクの機能用に奪われた、ダブルクリック動作ですが、マルチタスクに対応しない touch 2G では、昔の機能のままでした。よかったよかった。

細かいところでは、写真アプリで写真を表示させると何やらぼやけた状態になってしまっています。同期すると直るという記載も見かけましたが、私のところでは解消していません… もうちょっとググって調べてみます。

期待していた bluetooth キーボードですが、実は私の調査不足で、touch 2G では非対応であることが分かっていました。ですが、明確な記載がまだ見つからないので、一応試してみたいと思っています。

というわけで、iOS4 にバージョンアップしてみましたが、総じて良好でした。まだ全部のアプリを試したわけではありませんが、今までよりは良くなったという印象です。
まだ迷っているあなたも、バージョンアップしてみてはいかがでしょうか?

2010年6月18日

選べる動画: アップデートするべからず

先日ご紹介したばかりの、選べる動画ですが、6/17 にバージョンアップが行われています。
アップデートの内容には記載されていませんが、このアップデートを行うと、touch では使えなくなってしまいます。


6/16 以前にダウンロードした人は、アップデートしちゃだめです。
そのまま使い続けましょう。


恐らく SoftBank が FIFA にお金を払って動画等を見られるようにしたんだと思いますが、権利関係の問題で
  • 国内のみ
  • SBのユーザのみ
という縛りがあるんだと思われます。
後者は権利関係というよりは、SB の息のかかってないユーザには使わせない、という商売的な話かもしれませんが...

もし、アップデートしちゃった人も、落胆する必要はありません。
復旧方法は、このアプリに限った話ではありませんが、ご説明します。

まず、古いバージョンの状態で iTunes と同期をしているのが最低条件です。
# 私は、しばらく同期してなかったので、この時点で「はい消えた(by キンキン)」
touch でアップデートした人は、touch 上のアプリを消去して、iTunes と同期するだけです。
iTunes 上でアップデートした人は、ゴミ箱に古いバージョンのアプリが残っているはずですので、それを iTunes のフォルダ(デフォルトは、マイドキュメント→マイミュージック→iTunesの下のアプリのフォルダ)に戻します。そして、 touch 上のアプリを消去してから iTunes と同期します。
(2010/6/20 追記)
最後に同期する前に、iTunes にて「アプリ」タブを選択し、削除したアプリ(今回の場合は、選べる動画)にチェックをして下さい。

私は戻せなかったので確認できませんが、戻せた方も起動後にサーバ側でチェックが入る可能性があるので、もしかしたら駄目かもしれません。

というわけで、せっかくいいアプリだったのに、SB の制御下にない touch 族および海外のユーザを締め出すアップデートがあったことをお知らせしました。

2010年6月16日

Grrifin Elan form for iPod: 今度は欠けた

touch 購入当初から使用し、半年後には革がはがれるようになり、補修しながら使っている Grrifin のケースですが、ついに欠けてしまいました。

場所は HOME ボタンの下、Dock コネクタとの間の部分で、確かに一番弱い部分ですので、長い間使っていれば破損しても仕方がないような箇所ではありますね。

買った当時は、まだケースはあまり発売されておらず、少ない選択肢から選んだこのケースですが、今でも結構気に入っています。選んだポイントは、
  • 伏せて置いてガラス面が接地しない
  • 画面をあまり覆わない
 の2点でした。

まぁ、いくら気に入っていると言っても、欠けたままなのも何なので、電器店でちょっと見てみました。 ですが、以外に上の条件に当てはまるものってないんですよね。
まず、大半のものが結構縁の幅が広いので、画面がちょっと狭くなり、画面の端をタップするのが難しそうなんです。

そんな中で、よさげだったのは、ELECOM から出ているシェルカバーです。見てお分かりの通り、銀の縁が見えるくらいなので、ケースの縁がほとんどありません。御丁寧にも、前面だけでなく背面にも保護フィルムがついてます。(フィルム貼らない派なので不要なんですが)
ただ、残念なことに、縁があまりにも薄いばかりに、縁の厚みがないため、ガラス面がそのまま設置してしまうんです...

アチャー。まぁ、そのために保護フィルムがついている、と言われればそれまでですが、やっぱり一枚かぶってるより生のほうがいいですよねぇ? ^^;
というわけで、これは諦めました。

で、このカバーを見ていて気づいたんですが、まさに今使っているケースの欠けた箇所である、HOME ボタンと Dock コネクタの間は何もないんです。そう、これでいいんです。
そんなわけで、家に帰ってさっそくやすりを出して、バリ取りだけして、また使い始めることとなりました。

今回は新調せずに使いまわすことになりましたが、もしどなたか、私の希望に沿うケースをご存知でしたらお知らせ下さい。

2010年6月15日

SmartScore: 審判アプリ (こんなの誰か作って)

ここ2,3年ご無沙汰してますが、その前は学生の頃の仲間とバドミントンを時々やってました。
最近はほとんど顔を出さなくなってしまったんですが、そのせいか腰周りに余分なものがつき始めているのがちょっと気になっています。

さて、仲間とスポーツする時は、誰かが審判をやることになるわけですが、卓球と違ってバドミントンはあまり得点ボードを使わないので、普通は指折り数えながらやることが多いんです。
得点も21点制(最近変わりました)なので、指折り数えること2往復必要になってしまいます。
それに加えて、サービス時の立ち位置が右左ころころ変わるため、なかなか大変だったりします。

そんなわけで、得点だけでも数えてくれるアプリがあると楽になるなぁと思っていました。しかし、App Store に何万本ものアプリが登録されている昨今でも、審判アプリしかもバドミントンに対応したものはほとんどありません。

で、先日検索して引っかかったのが、この SmartScore です。特徴はこんな感じです
  • いろんなスポーツ対応
  • 試合名、チーム名は入力可能
  • 簡易版(とりあえず点を数えるだけ)
  • 保存不可
右下の "i" アイコンを押すと、試合名(The Big Game)やチーム名(Home/Away)の入力フォームとともに、下にいくつかのスポーツ名が表示されます。その数、同じスポーツのルール違いも含めて、のべ17個。その中にバドミントンも含まれます。
一応、選択したスポーツのルールに従って、1ゲームの得点などが変わるようになっています。

しかし、当の審判アプリとしての機能は非常に簡易的なもので、単に点数を数えて、1ゲームの得点に達すると、上の "Games" のところが1加算されるようになっているだけの、非常に簡易的なものです。
でも、一応スポーツによってはデュースにも対応していますので、最低ラインは守っている感じです。

あと、得点経過を保存する仕組みはないので、全てその場限りのものになってしまいます。

さほど機能は豊富ではありませんが、まぁ、とりあえずこれで得点は数えられるので、審判の一つの役割を軽減させることはできるかと思います。

しかし、私が審判アプリに求めるものはこんな程度ではありません。
  • スコアシート表示、保存
  • サーブ権対応
  • 音声出力
まずは、得点経過をどこかに表示できるようになって欲しいですね。そしてそれを保存できるといいです。メールで送信できるのでもいいかと思います。

それから、上でもちょっと触れましたが、サーブ権のあるスポーツでは、どちら側の誰がどっちからサーブを打つのか、などが確認できると審判としては非常にありがたいですね。
それから、音声で 得点をコールしてくれるといいですね。
ここまでいけば、 本当に審判がいらなくなるかもしれません。

あとは、市民大会などで使えるように、PC上の試合サーバと接続して選手名等を自動入力して、試合が終わったらその結果をサーバにアップできる、なんて機能があったりすると素晴らしいですね。

と、勝手に自分の夢を語ってしまいましたが、誰か作りません? ^_^;

というわけで、ありそうで実はあまりない審判アプリ SmartScore のご紹介でした。

2010年6月14日

選べる動画: タイトルから想像出来ないW杯アプリ

ついに始まりましたねワールドカップ。
私のように普段そんなにサッカーに興味がなくても、やっぱり見ちゃいますね。
早速、韓国-ギリシャ戦、アルゼンチン-ナイジェリア戦を見てしまいました。
そして、いよいよ今日は日本の初戦ですね。時間が遅くてスポーツバーとかでの観戦は厳しいので、私は家で仲間とチャットや twitter しながら観戦予定です。

さて、ワールドカップを待ちに待っている人は、各国の有名選手の名前や開催日程などは、昨日の晩飯メニューより正確に覚えていることかと思いますが、私のようなにわか応援団ではそうはいきません。

そんな時に役に立つのがワールドカップ関連アプリですが、その中でもピカイチと思われるアプリをご紹介します。「選べる動画」です。
でも、おかしくないですか? このネーミング。ワールドカップのワの字も入ってませんよ。でも、いーんです、いーんです(by 川平弟)

この手のアプリが最低限備えているのは、試合日程、選手名、試合結果。そして親切なものは関連ニュースを独自で追加していたりします。
しかし、このアプリが他と違うのは、アプリ名にも含まれる「動画」です。
右上のキャプチャー画像のように、「過去の大会」「ハイライト」「日本代表」とカテゴライズされて、厳選された動画が見られるようになっているんです。

まず開催前は「過去の大会」から、過去の日本のゴールシーンを見て気分を高めます。
そして、開幕したら「ハイライト」で、深夜にやっていた好カードなどをハイライトでみます。これは今のところ全試合が見られるようです。
そして一番注目の日本代表の結果は「日本代表」から見ることになるかと思います。

各試合ごとのハイライトは、「日程・結果」のタブからも参照できますが、90秒のダイジェスト版と4分のロングバージョンとがあります。スポーツニュースでさえ90秒もやれば長い方だと思いますが、なんとそれを大盤振る舞いで4分も見せてくれます。素晴らしい。

海外のアプリも幾つかあさってみましたが、動画が見られるのは、この「選べる動画」くらいのようです。是非、お試しあれ。

でも、アプリで見るんじゃなくて、今日は早く帰って観戦しましょうね。

2010年6月11日

らく割: こんな割り勘アプリを待っていた(一時無料)


もうそんなに若くないので、自分で計算することはほとんどありませんが、飲み屋で何人かで飲んで会計する度に、割り勘アプリがあればなぁと思い、時々探していました。でも、どれもイマイチですぐ消しちゃってました。
そんなところに登場したのが、この割り勘アプリ「らく割」 です。非常にシンプルですが、私のニーズにピッタリマッチしていて素晴らしいのでご紹介します。

起動すると、右のような画面がすぐ出てきます。
これは、課長2人部下5人で飲んで、2万円だった場合の入力例です。
一番上に金額、その下の A,B のところに徴収金額のグループごとに人数を書きます。この場合は上司がA、部下がBとしています。
これに加え、例えば、遅れてきた人がいて、そいつはちょっと安めの2000円でいいよ、という場合は、C のその他のところに 2000 と入力します。

そして、ここからがこのアプリのキモになります。
適当にスライドバーを左右に移動させると、A,B の支払い額の配分が変わってくれます。スライダーを移動させて、雰囲気的に良さそうな金額を決められるというのが最高です。これを暗算でやろうとすると、片方をちょっと増やすともう片方が極端に少なくなったりして大変なんですが、これだとスライダーを動かすだけなので、簡単かつ直感的です。
「端数単位」を500円とか1000円とかにすれば、その単位で計算してくれるので、小銭をやりとりしなくてもよくなります。

おつりも表示されますから、二次会のカラオケの足しにいくら当てられるかすぐ分かります。

今までの割り勘アプリと決定的に違うのは、スライダーがあることです。
普通は、人数と金額は自分で入れて、その過不足金を考慮してまた金額を入れなおす、という試行錯誤をする必要があるんですが、これならスライダーをいじるだけです。素晴らしい。

10人以上になって、支払いグループが増えてしまうと使えないケースもあるかと思いますが、大半はこれでカバーできるかと思うので、飲み会で会計を任される若手の方は必携じゃないでしょうか?

というわけで、ウコンの力と一緒に飲み会に持って行きたい割り勘アプリ、らく割の紹介でした。

さ、早速今晩使うぞ

2010年6月10日

UYH: ネオンサインのような手書きTODOアプリ


手書きメモ系のアプリとしては、 FastFinga (今は有料)をオススメしてましたが、ver 2.0 になってから、やたらと重くなったので、新しいメモは取らないようになってしまいました。
その代わりと言ってはなんですが、なかなかそそられる手書きアプリがあったのでご紹介します。

AppStore で検索すると「手書きアプリ」と表示されますが、HOME 画面では UYH というよく分からない略称で表記されるアプリです。

利点としては以下が挙げられます
  • すぐ起動
  • TODOが主用途
  • ネオンサインのような色、形状
  • undo、連続入力対応
この手の手書きアプリの必須条件として、即起動すること、が挙げられると思います。ペンを持ってなくてすぐメモを取りたいときにアプリを使用する場合など、書き始めるまでの時間が長くなってしまうとそれだけ思考が停滞してしまうので、速いに越したことはありません。
その点、UYH は最初に数秒待てばすぐ書き始められます。

一応、TODO アプリという位置づけなので、一項目一行で、一行の長さも決まっています。ですが、普通の手書きメモとしても十分使える範囲内ですね。

そして一番の特徴が、手書きした線の色と形状です。見ての通りネオンサインのような色をしていて、しかも線のエッジが柔らかく(?)処理されているので、本当にネオンサインのような雰囲気になります。背景色もそれを意識して黒くしているようで、一層引き立てています。
もちろん、これには好き嫌いがあるかと思います。仕事で使おうと思った場合にはちょっと抵抗があるかもしれませんね。私はお構いなく使ってますが。

undo、連続入力にも対応しています。
入力を間違った時、本当のペンのように、上からグチャグチャっと塗りつぶしてもいいですが、折角デジタルなので undo できると嬉しいですね。ストローク単位での undo になりますが、一筆で書いたつもりでも分割されて undo されるケースはあります。
後述しますが、表示モードと入力モードが別なので、入力時には次々と入力したくなります。右上にある「+」を押せば、次の行の入力に移ることができるので楽ちんですね。

さて、一方でちょっと不満な点もあります。
  • 表示は縦置き、入力は横置き
  • 5ページしかない
  • 外部保存できない
  • 必ず中寄せ表示
まずは touch の持ち方なんですが、起動直後の閲覧するときは縦置き、入力するときは横置きと強制的になってしまいます。ですので、縦にしたり横にしたりを繰り返すことになるため、ちょっと煩わしいです。

そしてページ数なんですが、5ページしかありません。この辺が TODO アプリと言われるゆえんだと思われますが、メモアプリとして使おうと思うとちょっと足りないですね。
外部保存できないのも、メモアプリとして使うには残念な点ですね。
# だから、TODO アプリなんだってば...

で、最後は表示に関するものですが、各行が必ずセンタリングされて表示されます。デザイン的な要素もあるんだと思いますが、一般的な TODO アプリと比べてもちょっと異彩を放っています。

私が最初のころ使っていてしばらく悩んでいたのは、最下行に表示されるページ切り替えボタンが、数秒で消えてしまい、それを再度表示させる方法でした。なんか思いっきり画面を叩くと表示されるので、仕方なくその方法でページ切り替えボタンを表示させていたんですが、実はなんてことはない、シャフルで表示されるんでした。
ちなみに、現在のバージョンでは、2本指でページ切り替えできるようになっています。

というわけで、ちょっと見栄えが変わった手書き TODO アプリ、でもメモで使えなくもない、UYH をご紹介しました。

2010年6月9日

マイコミジャーナル: 同サイトの記事をオフラインで


もう随分前にリリースされていたんですが、マイコミジャーナルの記事を読めるアプリ、マイコミジャーナル(まんま)をご紹介します。

touch の使い方として、基本はオフラインで使用することになるので、オンラインにできる場所で様々な情報を保存しておいて後でそれを参照できるアプリは非常に重宝します。マイコミジャーナルはそんなアプリの一つになります。

記事の内容は、web ページのそれと一緒で、元々サイトを利用していた方には違和感がないかと思います。11のカテゴリに分かれていて、大半が IT 関連になりますが、芸能情報が含まれるエンタテインメントや、生活情報が含まれるライフなどもあります。普段、IT 系の記事しかあまり目を通さない自分にとっては、たまに新しい発見があったりして楽しいです。

実は、私自身このサイトの存在は知っていましたが、検索で引っかからない限りは自ら見に行くことはない、というくらいでした。このアプリを使うようになっても特にサイトには行かないので、広告収入的には貢献してない気がしてます。そんなんでいいんでしょうか??

さてさて、この手の情報収集アプリに個人的に求めることがいくつかあります。
  • メール送信できる
  • 一時保存(キープ)できる
どちらも目的は同じようなもんですが、この手のアプリで記事を読んだ時、気になったものは後でじっくり確認したくなります。しかし、この手のアプリは新しい記事を読み込むと古い記事は消えてしまうため、どこかに保存しておく必要があります。その一つの手として、メール送信したり、twitter に投げたり、という機能をサポートしているものがあります。しかし、touch のようにオフラインであることが多い場合は、その大半は使えません。

で、私が日ごろ使っているのは、メール送信を選択し、送信をせず下書きのまま保存する。という方法です。ですが、下書きで保存するためには、メール送信を選択→何かしら修正→キャンセル→保存して終了、という手順を踏む必要があります。しかも、アプリによって(ITmediaとか)はこれを標準のメールアプリに切り替わって実行するので、またアプリに戻ってくる手間もかかります。
誰か、一発で「下書きに保存」してくれる作ってくれないですかね...

でも、このマイコミジャーナルには、記事にスターをつけるという機能があります。気に入った記事にスターをつけておくと、スター付きの記事だけ簡単に探せるだけでなく、その記事が消去されないようになります。あら、これは便利。気に入ったら★をタップするだけなので御手軽ですね。

その他の特徴としては、画像も一気に読んでくれる点が挙げられると思います。さきほど名前の挙がった ITmedia は、記事はオフラインで読めますが画像は記事を開いたときに初めて読みに行くため、オンラインでないと見られません。

残念なのは、ちょっとダウンロードがもっさりしてる気がする点です。そんなに大量の情報を落としてきているわけではないので、もっとサクサクッと読んでくれるとありがたいですね。
あと、たまに落ちます。残メモリが少ないときに発生するようですが、記事や画像を読み込んでいる最中に落ちることがあります。まぁ、大抵の場合再度実行すれば成功するのでさほど問題にしてませんが...

というわけで、オフラインでニュースが読めるニュースアプリ、マイコミジャーナルのご紹介でした

2010年6月8日

iPhone OS 改め iOS の気になる点



数々のリーク情報がありましたが、ついに iPhone 4 の発表がありましたね。
今でも touch 2G を使っている身としてはかなり魅力的なので、もし酔っ払って Apple のページを見てたら、ポチッとしちゃいそうで恐いです。

でもよく考えると、例年通りにいけば、9月か10月には新しい touch の発表があるわけで、その新 touch には魅力的な機能の幾つかは入ってくるかと思うので、それを待っても悪くないでしょう。

さて、iPhone 4 と合わせたのが iPhone OS 改め iOS 4 です。一部の機能は touch 2G ではサポートされないものの、こちらも魅力的な機能アップがあるので、幾つか気になった点をピックアップしたいと思います。

  • iPod touch 2G 以降、無料、6/21 配信
  • 名称変更 iOS に
  • iBooks 対応(PDF対応)
  • マルチタスク(2Gは×、HOMEボタン2度押し)
  • フォルダ(2160個)
  • ホーム画面壁紙
  • メール(複数アカウント、スレッド表示、添付ファイル表示)
  • ゲーム ソーシャル対応
  • Bing 対応
  • iAd
  • bluetooth キーボード
  • 辞書登録(2010/6/10 追記)
まずはリリースに関してですが、6/21 なので2週間の辛抱ですね。そしてうれしいのが、どうにか2年前の機種である touch 2G もバージョンアップ対象で、しかも無料ってところです。前回は悩み悩んだ挙句、1200円払ってバージョンアップしましたが、今回は躊躇なくバージョンアップできそうです。もちろん互換性はある程度見極めてからですが...

そして、個人的に気になるのが、名称変更です。この iOS という名前、Cisco Systems や任天堂が使っています。後者は特に製品名とかになっているわけではないので、あまり関係ない気もしますが、前者は思いっきり前面に押し出してますからね... iPad の時のようにお金で解決するんでしょうか??
(2010/6/8 追記)
なんて言ってたら、既に和解していたんですね。


iBooks に関しては、あの小さな画面でどれだけ本が読めるのか? という話は置いておいて、PDF にも対応してくれるようなので、今はちょっともっさり動作の Discover で読んでいるのが、もうちょっと快適になるのでは? と期待しています。

ここからは機能的な部分です。まず一番大きいのはマルチタスク(というか、バックグラウンドジョブ?)ということになろうかと思いますが、残念ながら touch 2G は非対応とのことですので、ここではあっさりスルーします。
ただ一点気になるのは、HOME ボタンのダブルクリックでバックグラウンドアプリを呼び出す、という仕様変更です。この機能を音楽の切替時に使用してきたので、個人的にはどう変わってしまうのかは要チェックです。
(2010/6/10 追記)
こちらに、記載がありました。画面を左端に移動させると、「音楽コントロール」が現れるそうです。今で言うところの「iPod を検索」画面にあたるところでしょうか?


それから、フォルダ機能ですね。今でも180個(=16x11+4)ほどは配置できますが、それが一気に1桁増えます。もちろんフォルダに分類できるので、探すのもそんなに時間が掛からないんでしょうね。でも、私の touch は 8GB なので、そんなにアプリは入れられません...

ホーム画面の壁紙はそんなに変えようとも思ってませんし、メールも常用してませんし、ゲームも暇なときにちょっとやる程度ですし、検索を Google から Bing に変えることもないと思うので、この辺は割愛です。

iAd は、Apple としては目玉でしょうね。なにせ、App Store の大半がゲームで、それに費やされている時間が半端じゃないそうなので、そこに広告を出せるようになるということは、広告主にしても新たなチャンスですね。Apple にとっても 40% をピンはねできるそうなので、これまた美味しい商売ができるってわけですね。

そして、一番気になるのは Bluetooth キーボード対応ですね。1年以上前に、touch に足りないものとしていくつか書きましたが、そのうちの一つがこれで解消されそうです。この程度の機能アップはもっと早くやってくれって気もしますが、まぁ世の中のニーズ的には低いでしょうから仕方のないことですかね。
いよいよ Bluetooth キーボード選びに本腰を入れることになりそうです。
# ちなみに、touch に足りないものの記事で書いた、3つめの項目も、マルチタスク対応で実現可能なんですが、touch 2G は対象外なので、この件は解消されないままです...

(2010/6/10 追記)
地味に期待しているのは、辞書登録機能ですね。以前、辞書登録ができないのを補完するアプリをご紹介しましたが、やっとこれがお役御免になるわけですね。


で、一番気になるのは何か? というと、
これだけ機能が豊富になってくると、搭載メモリも少なくCPUも古い touch 2G では使い物にならないんじゃないか? という不安です。
3.0 の時も、全体的にちょっと遅くなりましたが、さらに遅くなるとちょっと厳しいなぁという感じです。
もしかして、それも Apple の戦略?

というわけで、リリースまであと2週間と迫った iPhone OS 改め iOS 4 の気になる機能をご紹介しました

2010年6月4日

マッククーポンアプリ 2種


腹が減っては戦はできぬわけで、ジャパニーズビジネスマンも食べて働かなきゃならんわけです。
そんな時にクーポン券があると、ついそのお店に行ってしまうのが一般人の悲しい習性ですが、今日はマクドナルドのクーポン券を落としてくれるアプリを2つ紹介します。
#ちなみに、先に書いた通り、ワイヤレスゲート(mobilepoint) に登録している私は、マックで Wifi 接続し放題なので、時々立ち寄ります。

さて、そのアプリは、一つは、フリークーポン(Mc)。もう一つはクーボンです。

どちらのアプリもマック謹製のアプリではなく、いわゆる勝手アプリになります。マックのwebページ上にあるクーポンデータを落としてきて、見せられるようにする、という点で全く同じアプリになります。
この、マックのクーポンのページは Flash でできているため、touch 内蔵のブラウザでは残念ながらみることができないため、このようなアプリがあると非常に重宝します。ありがたや>作者殿

フリークーポンは、実は今では AppStore から消えています。マックが削除を依頼したのか、Apple の不文律により削除されたのかは定かではありませんが、持っている人は大事にしましょう。
ちなみに、同じところが出しているケンタッキーのクーポンアプリは消されてないので、削除依頼が来たという線が強そうです。

一方のクーボンは、最近登場したアプリです。フリークーポンの削除からはだいぶ経っていますが、恐らく同じ思いで作ったんだと思います。シンプルですが十分な機能を持っています。
と、この記事を書いている時に、AppStore を見に行ったら、クーボンが、「ゲット」という名前に解明してバージョンアップしていました。まさに今日です。偶然...

さて、この2つのアプリを簡単に比較したいと思います。
  • いきなりクーポン表示
  • 反転表示
  • カテゴリーアクセス
  • メニューページ表示
まずは、アプリを起動してすぐにクーポンが表示されるかどうか、ですが、いきなりクーポンを表示するのはクーボンの方ですね。起動してすぐ表示してくれるので、ファーストな店ではありがたいですね。

次に、反転表示機能ですが、これはクーポンを見せるとき用にすぐに画像を上下反転できるかどうか、ですが、これはフリークーポンにしかない機能ですね。クーポン番号を口頭で伝えれば、店では大抵大丈夫ですが、touch を印籠のように見せるかどうかが変わってきますね。

マックのクーポンは、多いときは20枚近くになったりします。そんな時に、目的のクーポンにいち早くアクセスできるのが、カテゴリーごとにアクセスできるスクロールバーを持つフリークーポンです。
朝は朝マックとか、季節限定のスペシャルとか、すぐにアクセスできて便利です。

最後のメニュー表示は、あまりなくてもいい機能ですが、マックのメニューページにすぐ飛べる機能があるかどうかです。これはフリークーポンにある機能です。あまり使いませんが...

さて上でもちょっと触れましたが、このアプリにはちょっと微妙な部分があります。
本来、このクーポンは紙に出力して持っていくことになっていて、携帯などに表示させてみせることにはなっていません。ですので、このアプリでクーポンを見せて断られても何も言えないことになります。
ですが、形がどうであれ、クーポンの目的は店に足を運んでもらうことなので、余程杓子定規な店員でない限りは大丈夫かと、個人的には思っています。
#いつだか、何も見せずにクーポン番号だけを言って買ったこともありますし...

そんなわけで、二つのマッククーポンアプリをご紹介しました。
ちなみに、今現在はマックのページにクーポンがないため、表示されません。(最初は、マック側が気づいて何かアクションを起こしたのかと思っちゃいました)