Tanzaku Pad の記事で書きましたが、同じ会社が FastFinga なる、簡易メモアプリを申請中で、リリースから一日だけ無料。という予告どおり FastFinga がリリースされていましたので、無料のうちに早速落としてみました。
Tanzaku Pad から機能を削ぎ落としたものなのかな? と思っていたら、UI も全く異なるものなので、別で開発されていたものなのでしょう。
早速紹介したいと思います。
以下のような特徴があります
- 画面は横長固定
- 表示モードで拡大、カーソル移動
- 入力モードでは表示エリアの上に書く
- 2種類の入力モード
- アプリ内保存、写真書き出しが可能
起動すると、ほぼキャプチャ画面と同様の画面が出てくるので、Tanzaku Pad のようにメイン画面がはありません。
立ち上がった直後は、表示モードになっていて、拡縮、カーソル移動、部分削除、新規ページ、ページ削除、メール添付、写真書き出し等が行えます。
Tanzaku Pad ではカーソルがなくて違和感があった方も、これなら違和感なく使えるかと思います。
表示モードから、右下の鉛筆をタップすると入力モードになります。(キャプチャ画面)
特徴的なのは、表示モードの画面の上に入力画面が重なっているところでしょう。後ろに入力済の文章が表示されている状態で、点線より上に字を書くことができるようになっています。
入力モードには2種類ありますが、デフォルトでは入力し終わって左下の親指ボタンを押すと入力された文字が表示エリアに表示されていきます。
もう一つの入力モードは、時間が経つと勝手に入力エリアに表示されるモードです。
どちらが好きかで設定を変えるといいかと思いますが、個人的には後者の方が好きですね。
そしてこの FastFinga は、Tanzaku Pad では有料版でしか対応していなかった、アプリ内保存ができるようになっています。
もちろん写真への書き出しもできますので、バックアップを取りたい場合は写真に書き出す、という使い方もできるでしょう。
とにかく手書きで簡単にメモを取りたい。というニーズに応えてくれる最適なアプリと言っていいでしょう。
ただもうちょっと改善して欲しい点もなくはないですね。
- コピペできるけど使い難い
- 逆横長に非対応
- うっかり入力モード中にスクロールしちゃう
- Thumb ボタンは右にあった方が...
- メール添付から戻った時に画面がおかしくなる
画面の向きについて、横長固定はいいんですが、Home ボタンを右にした横長にしか対応してないので、できれば両方対応して欲しいところですね。(ケーブル長の制約で、充電中に向きが逆にできなかったりするので...)
あと、この辺は慣れだと思いますが、入力モード中にうっかりスクロールしちゃったりして、縦棒が入力されることが多々ありますね。2本指だったら拡縮とスクロールができるとよりいい気がします。
それから、左下に出る、入力を確定させる thumb ボタンですが、感覚的には入力エリアの右側にあった方がいい気がしますね。好みの問題な気もしますが。
それから、触っていて見つかった小さなバグですが、メール添付を行うと画面が縦になっちゃいます。
この時にそのまま Cancel すると、時刻や電池残量が表示されているヘッダ(?)の部分が縦仕様のものが表示されたまま、横長の画面に戻ってしまい、画面が右に 2-3mm ずれてしまいます。
ま、大勢に影響はありませんが...
というわけで、Tanzaku Pad よりもさらにメモすることに特化した、一日限定で無料と謳われている手書きメモアプリ FastFinga の紹介でした。