2009年6月29日

FastFinga: 簡易メモアプリ 予告通りリリース 一日無料?


Tanzaku Pad の記事で書きましたが、同じ会社が FastFinga なる、簡易メモアプリを申請中で、リリースから一日だけ無料。という予告どおり FastFinga がリリースされていましたので、無料のうちに早速落としてみました。

Tanzaku Pad から機能を削ぎ落としたものなのかな? と思っていたら、UI も全く異なるものなので、別で開発されていたものなのでしょう。
早速紹介したいと思います。

以下のような特徴があります
  • 画面は横長固定
  • 表示モードで拡大、カーソル移動
  • 入力モードでは表示エリアの上に書く
  • 2種類の入力モード
  • アプリ内保存、写真書き出しが可能
まず画面は横長のみになっています。
起動すると、ほぼキャプチャ画面と同様の画面が出てくるので、Tanzaku Pad のようにメイン画面がはありません。
立ち上がった直後は、表示モードになっていて、拡縮、カーソル移動、部分削除、新規ページ、ページ削除、メール添付、写真書き出し等が行えます。
Tanzaku Pad ではカーソルがなくて違和感があった方も、これなら違和感なく使えるかと思います。

表示モードから、右下の鉛筆をタップすると入力モードになります。(キャプチャ画面)
特徴的なのは、表示モードの画面の上に入力画面が重なっているところでしょう。後ろに入力済の文章が表示されている状態で、点線より上に字を書くことができるようになっています。
入力モードには2種類ありますが、デフォルトでは入力し終わって左下の親指ボタンを押すと入力された文字が表示エリアに表示されていきます。
もう一つの入力モードは、時間が経つと勝手に入力エリアに表示されるモードです。
どちらが好きかで設定を変えるといいかと思いますが、個人的には後者の方が好きですね。

そしてこの FastFinga は、Tanzaku Pad では有料版でしか対応していなかった、アプリ内保存ができるようになっています。
もちろん写真への書き出しもできますので、バックアップを取りたい場合は写真に書き出す、という使い方もできるでしょう。

とにかく手書きで簡単にメモを取りたい。というニーズに応えてくれる最適なアプリと言っていいでしょう。
ただもうちょっと改善して欲しい点もなくはないですね。
  • コピペできるけど使い難い
  • 逆横長に非対応
  • うっかり入力モード中にスクロールしちゃう
  • Thumb ボタンは右にあった方が...
  • メール添付から戻った時に画面がおかしくなる
コピペは、OS 3.0 のコピペ機能に準拠(?)した動きをしているっぽいんですが、いまいち動作仕様がよく分からないですね。うまく使いこなせれば便利なのかもしれません。ちなみに、振って undo する機能はなさげです。

画面の向きについて、横長固定はいいんですが、Home ボタンを右にした横長にしか対応してないので、できれば両方対応して欲しいところですね。(ケーブル長の制約で、充電中に向きが逆にできなかったりするので...)

あと、この辺は慣れだと思いますが、入力モード中にうっかりスクロールしちゃったりして、縦棒が入力されることが多々ありますね。2本指だったら拡縮とスクロールができるとよりいい気がします。
それから、左下に出る、入力を確定させる thumb ボタンですが、感覚的には入力エリアの右側にあった方がいい気がしますね。好みの問題な気もしますが。

それから、触っていて見つかった小さなバグですが、メール添付を行うと画面が縦になっちゃいます。
この時にそのまま Cancel すると、時刻や電池残量が表示されているヘッダ(?)の部分が縦仕様のものが表示されたまま、横長の画面に戻ってしまい、画面が右に 2-3mm ずれてしまいます。
ま、大勢に影響はありませんが...

というわけで、Tanzaku Pad よりもさらにメモすることに特化した、一日限定で無料と謳われている手書きメモアプリ FastFinga の紹介でした。

2009年6月26日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その3)


今回は本当にどうでもいいトピックです。

iPhone OS 3.0 になったことで変更になった点で、ほんとうに細かいんですが、どこにもそれっぽい記述がないので書いておこうと思った次第です。

右のキャプチャは、100APPLE ディレクトリの中身ですが、一つだけ拡張子が PNG になっているファイルが見えるかと思います。
これがその変更点ですね。

このファイルは、私がブログに貼り付けているキャプチャ画面のファイルになります。
いつもの操作(スリープボタン+HOMEボタン)でキャプチャして、さて Discover を使ってブラウザから吸い上げようと思ったら、日付の合致するファイルがないんです。
今までは 999APPLE の下にキャプチャ画像は置かれていたのでそこを見ていたんですが、今回のバージョンアップでそれが 100APPLE に置かれるようになったようです。

だからどうした? という感じではありますが、ちょっと困った点があります。
今までアプリが写真フォルダに書き出したものは 100APPLE の下に IMG_*.JPG で保存。キャプチャした画像は 999APPLE の下に IMG_*.PNG で保存。
というように、フォルダも拡張子も異なっていたんですが、キャプチャ画像が 100APPLE の下に追加されはじめたので、100APPLE と古い 999APPLE の下に同名のファイルができる可能性が出てきたわけです。
まぁ、touch 上にあるうちはいいんですが、PC に引っ張ってきた時に同じファイルがあったので、ちょっと整理が必要になりました。(そんだけです)

というわけで、他にも誰も気づかないような細かな変更点がどこかにありそうな気がして、ちょっと宝探しの気分になってきたところで今日はおしまいです。

2009年6月25日

Tanzaku Pad Free: マイナーバージョンアップ


お薦めの手書きメモアプリ、Tanzaku Pad Free がバージョンアップしました。

大きな変更ではありませんが、利便性は向上しているので是非バージョンアップしましょう。

その利便性向上の内容は何かと言うと、右の画面の通り、手書き入力中に、タイムスタンプやチェックボックスが入れられるようになった点です。

これは大きいですね。前にも書きましたが、私の使い方としてまず日付を入れています。Tanzaku Pad は、新規のページを作成するとまず手書き入力モードにるので、旧バージョンだと、日付を入れるには一旦モードを抜けないといけませんでした。
しかし、今回からはすぐに日付が入れられるようになりました。

同じようにチェックボックスも手書き入力中に入れられるようになっているので、ほとんど手書き入力モードから抜けることなく入力ができるようになりました。
こういったメモアプリは、思考を止めずに入力できるという点が非常に重要(間に何か操作すると書くことを忘れちゃう)なので、これは大変歓迎すべきバージョンアップですね。

ところで、アプリの説明のところに、FastFinga という、より簡易的なメモアプリを申請中、との記載がありました。どんな感じか気になるのでチェックしたいと思っています。
しかも、公開初日のみ無料とのことなので、毎日チェックしないと... ^^;

ふと気になったんですが、このアプリの正式名称は、Tanzaku Pad なんでしょうか Tanzaku 2 なんでしょうか?? App Store での検索リストに出てくる名称と、アプリの名称が一致してないので、どちらがほんとうなんだか...

ま、細かいことは置いといて、手書きメモアプリでは超お薦めの Tanzaku Pad Free のバージョンアップの紹介でした。まだ使ったことないかたは、是非とも使ってみてください。

2009年6月24日

Grrifin Elan form for iPod: 革が剥がれてきた


前にご紹介したのが1月ですから、もう半年近くこのケースを使ってます。

唯一不満だった、音量ボタンの押しにくさも慣れればなんてことはなくて、軽く爪をたてる感じで押すことで普通に押せるようになりました。

ただ最近、角の部分の革が剥がれてくるようになっちゃったんですよね...
恐らく普通の使い方をしていればそんなことは発生しないと思うんですが、私の場合、ズボンの後ろのポケットに入れていて、、そのまま平気で椅子に座ったりしちゃうんです。
そうすると必然的に角の部分に力がかかって少しずつ剥がれてきてしまうんですね。剥がれるというよりはズレると表現した方が正しいかもしれません。

まぁ、まだズレた部分を元に戻すことは可能なレベルですし、その他の部分は全く痛んでないので、しばらくはこのまま使ってみようと思います。ひどくなってきたら、革とプラスチックがくっつく接着剤(売ってるのか?)でも買って補強したいと思います。

ちなみに、後ろポケットに入れている場合の利点としては、適度にズボンと表面ガラスがこすれて指紋が取れていいです。

というわけで、革の肌触りがなかなかよくて、色合い的にも仕事で持っていて大丈夫ですし、なかなかお気に入りなケース Elan form の半年後レポートでした。

2009年6月23日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その2)


さて、3.0 を入れてみた、の第二弾です。

メジャーどころの機能に関しては、ちゃんとしたレビューを参照して頂くとして、個人的に気に入った点とか、レビューにも載らない細かい点とかを紹介したいと思います。

既にいろんなところで新機能の紹介がされていますが、私が見たサイトの中で、細かいアップデート項目を集めたサイトがあったので、ここも合わせてご覧頂くといいかもしれません。(実際にはリンクサイトですが...)

まずは Spotlight 機能について。Palm では最初からこの機能があってよく使っていて、touch に来たときに不便だなぁと思っていたんですが、やっと使えるようになりました。
これを使うと、スケジュール帳に書いた店の名前から、連絡帳の電話番号を検索したり、とかいう使い方ができるのでいいですね。
ただ欲を言うと、Palm では、文字列を選択した状態で検索を行うと、その文字列で検索してくれたんです。これだと手数が少なくて済むので非常に便利でした。是非とも次はここまでやって欲しいですね。

Spotlight に関連して、いくつかアプリごとに検索が追加されたものがありますね。例えばメモアプリですが、トップ画面のメモのリストが表示されている時に、下にスライドさせると、一番上に検索エリアが現れます。(最初は表示されないので、気づかない人もいるでしょうね)
折角ならアプリごとで検索しないで、Spotlight 対応してくれたらよかったのに、とは思いますが。

コピペに関しては、まずはできるようになったことを素直に喜びたいと思います。が、細かいところはまだ改善が必要ですね。例えば Safari でリンクの文字列を選択したい時とかに思い通りにできなかったり、段落の認識がおかしくて、すぐに文書全体が選択されちゃったりとか、ですかね。
あと、当初、ダブルタップで選択開始、という話だった思っていて、Safari でのズーム機能とかぶるなぁと思っていたんですが、この辺はちゃんとしてありましたね。

細かいところでは、音楽再生中の早送りが細かく指定できるようになってうれしいですね。
私はよく Podcast の Ottava を聞いているんですが、これが1回が30分くらいの番組なんです。別にそれだけならいいんですが、頭とお尻にいつもお決まりのメッセージが入っているのでこれを飛ばそうと思ってナビバーを操作するんですが、30分もの番組になると、ちょっと左右にずらしただけで平気で1分くらい進んだりするので、いつも困っていました。
やり方をご存じない方のために簡単に書くと、ナビバーを選択した後、下の方にドラッグすると、ナビバーの移動幅が細かくなっていって、一番下までやってから左右に動かすと1秒単位で指定できるようになります。まだやったことない方はお試しあれ。

あとは、日本語入力(かな変換)が微妙に変わってますね。
まずは変換候補のサイズ(縦だけかな?)が小さくなってます。指の太い人には選択しにくいかも。^O^
細かいけど気にする人は気にする点として、変換前(かな入力中)に一文字消去した時の動きが変わってます。前は英文字単位で消去されましたが、今回からひらがな単位で消去されるようになってます。
どういうことかと言うと、例えば sho と入力しようと思って shi と入力しちゃった場合、一文字消去すると、今までは "sh" になったのが、今回から "し" が全部消えちゃいます。
個人的には昔の方が好きだったんですが...

さらに細かい話になると、アプリ終了時の画面が小さくなっていくアニメーションが速くなった気がします。(これは気のせいかもしれません)

最初に紹介したサイトから見てみると、へぇこんなとこが変わったんだぁ、という変更もあるので、いろいろ遊んでみて下さい。

というわけで、今回は巷のレポートではあまり取り上げられない細かなアップデート項目についてご紹介しました。

折角 touch で Bluetooth が使えるようになったので、Bluetooth ヘッドホンアダプタを買おうかと思っているので、そのうちレポートします。
もしお薦めのがあったら教えて下さい。

2009年6月22日

iPhone OS 3.0: 入れてみた(その1)


ちょっと悩みましたが、大きな問題もなさそうだったので、アップデートしてみました。

今日は、アップデートの顛末とうまく動かなかったもの、についてお伝えします。

まずはアップデート作業についてです。
  • iTunes 8.2 へのアップデート
  • OS 3.0 の購入
  • バージョンアップ
  • 同期
大まかにこんな感じの手順でした。昔の iPod から通じて有料のアップデートは始めてでしたが、購入手順以外は今までと同じでした。

ただ、いくつか問題がありました。

まずは、iTunes のアップデートですが、それ自身はうまくいったんですが、完了すると再起動が要求されます。まぁ、それも問題なかったんですが、再起動後に iTunes を再び立ち上げて、いざバージョンアップをしようかと touch をつなげたんですが、新たなUSBデバイスとして認識されたらしく、ドライバのインストールが自動的に動きました。
この動きも、まぁあってもいいかな、という感じですが、問題はその次でした。ドライバのインストールは完了したんですが、touch が認識されません...
何度か抜き差ししたんですが変わらず。違う USB ポートにつないだら認識されました。その後は元のポートでも認識されるようになったので、原因は闇に葬られました...

バージョンアップは時間はかかりますが特に問題なく終了し、勝手に再起動がかかり、見事成功しました。アイコンタブ(?)選択用の「・」の一番左が虫眼鏡に変わってるのも目視で確認できました。

細かいことですが、この時点でいくつかのアプリのアイコンについていた数字バッヂが全て消えました。OS バージョンアップによって一旦初期化されたのでしょう。該当アプリを立ち上げて終了させることでまた表示されました。

さて、バージョンアップに成功しましたが、早く新機能のチェックをしたい気持ちを抑えて、まずは同期です。しかしまぁ、これが時間かかるかかる。恐らく差分バックアップではなく、フルバックアップが行われたんでしょうね。仕方ないので、その間に溜まったビデオを見て完了を待ちました。


さてさて、ここからうまく動かなかった点を紹介します。まだバージョンアップを悩み中の方は参考になさって下さい。
  • メモの同期
  • WiFinder, WGConnect
  • Documents 2
まず、できなくて困ったのが、今回のバージョンアップの目玉の一つ、メモの同期です。
iTunes 上で認識された touch を選択し、「情報」タブから、「メモを同期」を選択して、適用するだけなんですが、適用をすると、すぐチェックが外れて元に戻ってしまいました。
何度やってもダメだし、ググっても同じ現象は見当たらないし、で結局その日は諦めたんですが、翌日やったらできてました。これも原因は分からないまま闇に葬り去られました。

そしてちょっと痛いのが、WiFinder と WGConnect です。どちらも Wifi のアクセスポイントを探す機能を持つアプリですが、どちらも起動直後に終了してしまいます。
touch の再起動もしてみましたが状況は変わらずです。今のところそんなに困ってはいませんが、WGConnect は有料サービス用のアプリなので、早く対応が望まれますね。
ちなみに、WiFinder は App Store から消えてるっぽいです。

あと、細かいところでは Documents 2 ですが、ほとんど動きますが、保存(もしくはキャンセル)すると強制終了してしまいます。保存はできているようなので、書いたものが無になるようなことはなさそうですが、こちらも有料アプリなので対応が望まれますね。

まだ全てのアプリをチェックしたわけではありませんが、ちょこちょこ問題はあるようなので、後悔したくない方はよく調査なさった方がいいでしょう。

今回は導入部分と動かないアプリを紹介しましたが、次回は気に入った機能を紹介したいと思います。

2009年6月19日

iPhone OS 3.0: まだ悩み中

昨日から iPhone OS 3.0 へのアップデートが可能になったので、各所にてアップデート祭りが行われているようですね。

私はというと、まだアップデートしてません...

というのも、ちょっと気になる点があるからです。
  • ホーム長押し
  • Bluetooth
  • 1200円
  • 未対応アプリ
なんと、ホームボタン長押しによるアプリの強制終了機能が動作しなくなっているようです。あまりこれを使う機会はないんですが、Safari を終了するときはいつもこの方法で終了しているので、なくなるのは困りますね。なんで Safari を強制終了してるのか、ですか? 裏で動いてるのが気持ち悪いので... ^^;
ただ、iPhone 3GS の新機能でこの長押しが使われるのが理由のようなので、もしかしたら touch なら問題ないという可能性もあります。

そして微妙に気になるのが、ステレオ Bluetooth 対応が、iPhone 3G/3GSのみ、という記載があったことです。
初代 iPod touch は非対応と、公式ページにも書いてあるので、iPod touch 2G なら大丈夫だとは思うのですが、ちょっと気になっています。

ちょっとあれ? と思ったのはアップデートの価格です。US では $9.95 なので、ここ最近の為替レートからすれば、1000円でしょ。なのになんで 1200 円??
$0.99 のアプリが 115 円換算なのに、それより悪いってどゆことよ??
細かいことにこだわり過ぎでしょうか?

何と言っても一番大きな問題は、3.0 に対応してないアプリがまだまだあるということ。
このブログのタイトルにもある通り、曲がりなりにも仕事のお供で使っているので、急にそれらが使えなくなると困ってしまう場面が出てきます。
最低でも常用しているアプリの状況が分かるまではちょっと手が出せないですね。

というわけで、気持ち的にはアップデートしたいけど、ちょっとためらっている状況です。
本当は早くアップデートして気になっているところをレポートしたいんですが...

2009年6月16日

Bose in-ear headphones: 壊れた


うちの2歳になったばかりの小僧は、物が動かなくなった時だけじゃなく、テレビが消えた時まで「こわえた」と言って、直せと要求してきます。
そんな折、かねてからイコライザとケーブルとの接合が切れそうになっていた初代 Bose in-ear headphones が、ほとんど聞こえない状態になり、壊れてしまいました。

正確に言うと、ある角度にケーブルを向ければきれいに聞こえますが、ちょっとでもずれると接触からくると思われる雑音が入りまくって聞くに堪えないという状態でした。

イヤーパッドやネックストラップを快くくれた BOSE の店に行ったら、修理ならどんなにかかっても5000円、現行モデルとの交換も可能。ということだったので、とりあえず修理をお願いしました。
その際、修理の申し込み用紙にいろいろ記載したんですが、ちゃんと現行モデルとの交換を許容するかとか、いくら以上の修理費だったら連絡してもらうか、などの欄が用意されていたので、修理は2000円までで交換を要望しておきました。

しばらくして連絡があり、修理は無理で交換になる、費用は4000円ということでした。「そっちの作りが悪いせいだろ」とも思いましたが、長年愛用させてもらったし、新品に換わるならということで承諾しました。
4000円は恐らく原価+送料という感じでしょう。

さて、受け取ってみて気づいた点がいくつかあります。
  • コネクタ
  • イコライザー
  • 付属品
  • ケーブル色
コネクターと一体化していたイコライザーはケーブルの方に移動し、コネクタは「石」の上部分(^_^;)のような形状となり、扱いやすくなりました。ネックストラップや服に止めるクリップなどが付属し、より外での使用に耐えられるようになりましたし、白黒がねじれたケーブルの色は「俺BOSEだよ」という主張が見られるようになりました(好みかと思いますが)。

これらはカタログや店頭でも確認できていた点ですが、使ってみて気づいた点としては
  • ケーブル長
  • ケーブル材質
  • イヤーパッド形状
まず、ケーブル長が長くなってるようです。
いつも touch をズボンの後ろポケットに入れているんですが、今までだとちょうどいい長さだったんですが、現行モデルはちょっと長くなっているようです。

あと、気づきにくいのがケーブルの材質ですね。初代は丸めておくとその形を何となく保持していて、伸ばして使おうと思った時でも、ちょっとカールが残る感じでしたが、現行モデルではそれがだいぶ軽減されて、比較的まっすぐな状態で使用できます。触った感触もサラッとした感じでいいですね。

そして、私も実際一度なくしかけたイヤーパッドですが、本体部にちょっとした突起が追加されて、そこに引っかかるようにイヤーパッド側も形状が変わっていました。これなら鞄からの出し入れくらいじゃ外れない強さはあるので、実用上なくすことはほとんどなくなるでしょう。


ちなみに、新品が送られてくるまでの間、touch に同梱されていたヘッドホンを使ったんですが、はっきり言って全然ダメですね。まぁ、無料でついてくるものに多くをもとめちゃいけませんね。

というわけで、1万円くらいで入手できるヘッドホンをお探しの方にはお薦めの BOSE in-ear headphones の交換の話でした。

2009年6月10日

iPhone OS 3.0: 入れるか入れないか 6/17 まで考えよう


WWDCにていろいろと発表されましたが、個人的に関心があったのは、
  • やっぱり iPhone OS 3.0 へのアップグレードは有料なのか
  • 新しい iPod touch は出ないのか
あたりでした。

残念ながら、アップグレードは当初の予定通り有料のようですね。日本のサイトに正式なアナウンスは見つかりませんでしたが、本国で $10 なので、1000円前後ってことになるんでしょう。

というわけで、改めてアップグレードの内容を眺めてみました。

まずチラッと見て「アレ?」と思ったのは、「ステレオBluetooth」です。
前から、touch には Bluetooth 対応のチップが入っていることが知られていますが、それが正式に使えるようになるってことなんでしょうか?
でググッたら、あまりクローズアップされてなかったようですが、touch でも Bluetooth が使えるようになるって話だったんですね。確かに Bluetooth が使えるようになるという話はありましたが、てっきり iPhone のいの話と思ってました。
さっそく Bluetooth 対応イヤホンの物色を始めなくては... マイク付なら Skype もできるんでしょうか?

この辺にちょっと踏み込んだ話がされてます。このサイトによると、SPP プロトコルに対応予定なので、SPP 対応キーボードが使えるかもしれないそうです。
ということは、念願のキーボードによる入力が可能になるのか??? そうすれば現状の悩みの2つが解決されるので、期待が膨らみます。

忘れちゃいけない最大の目玉はカット&ペーストであることに間違いはないかと思いますが、個人的には、Spotlight 機能やメモ帳の同期も目玉だと思ってます。
どちらも Palm の時には最初からあった機能ですので使えるようになるのはありがたいです。
とは言っても、メモは Tanzaku Pad の出現でほとんど出番がなくなってしまってるんですが... キーボード次第か?

さて、これらの機能向上に1000円を支払うかですが、まぁアップデートするんでしょうね。
あと一週間あるので悩んでみます。

2009年6月4日

Vampires Bloodlust: まんま Mafia Wars やん


Mafia Wars がヒットした zynga から、何やらまた出てきたのでチェックしてみました。
Vampires: Bloodlust というアプリで吸血鬼がテーマのようですが、基本的には Mafia Wars と一緒です。

小気味よく動作するユーザインタフェースはそのままに、テーマを変えただけという感じなので、勝手が分かればサクサク進むかと思います。

基本的なゲームの流れや戦略に関しては、右上の検索窓から mafia wars で検索してもらえばいいかと思うので、今回は用語の違いだけを説明します。

まず基本パラメータですが、
BLOOD(血) = MONEY
RAGE(激怒) = STAMINA
CLAN(血盟) = MAFIA
が違うだけで、後は一緒です。

トップ画面の違いは
MISSIONS(作戦) = JOBS
BAZAAR(市場) = WEAPONS
MINIONS(奴隷) = PROPERTY
CRYPT(地下室) = DOCTOR
ELDERS(長老) = GOD FATHER

Mafia Wars では
スタミナを消費して仕事をして金を得て、その金で物件やアイテムを買い、仲間を増やして戦い、医者に回復してもらい、GOD FATHER に貢いでパラメータを上げる。

とやっていたのが、
激怒して作戦を実行して血を得て、その血で奴隷や市場でアイテムを買い、血盟を増やして戦い、地下室で回復し、長老に貢いでパラメータを上げる。
になっただけですね。

PLAYER ID を入力して仲間を増やすところも一緒なんですが、おもしろいのはその ID が Mafia Wars と一緒なんですよね...
ですので、 Mafia Wars 同様、7501 0050 71 を登録して頂ければそのまま仲間になります。

ちなみに、MY CLAN ですが、Mafia Wars の時はデータ通信量の問題からか、一部の仲間のパラメータしか取得できないため、パラメータやアイテムが参照できない仲間がいました。Vampires でも一緒で、アイテムなし attack,defense=0 のパトロンに見えたりしますが、実際にはパラメータを持っているので、なんだこいつ無防備だ、と思って迂闊に攻撃しないようご注意を。

ちなみに、予想通りサーバとのやりとりもほとんど一緒なので、既に加工が施されています... ^^;

というわけで、システムは全く一緒で、違うのは画像と文面だけと言っても嘘ではない、Zynga の第二弾ゲーム Vampires Bloodlust の紹介でした。

2009年6月2日

Now と Emerald Time: 正確な時間を確認


前にもちょっと書いた気がしますが、私の環境だと iTunes との同期をした時に touch の日時が数ヶ月前に戻ってしまう現象が時々(一週間か半月に一度)起こります。
同期後に気づけば直すんですが、気づかないとしばらくそのままで、アラームが鳴らなくて会議に遅れる、とかいうことになります。

まぁ、何ヶ月もずれちゃってしまうと困ってしまいますが、私の場合 1,2 分のずれくらいならあまり気になりません(会社のPHSにいたっては30分近く進んでますし...)。しかし、几帳面な方は1秒たりともずれると気持ち悪い、という方もいらっしゃるでしょう。
そんな方にお薦めなのが今回の2つのアプリです。

いずれも、NTP というプロトコルを使用した、俗に言うインターネット時刻を取得して表示するアプリです。一つは取得してきれいに表示する Now、もう一つは複数のサーバを使用してより正確に時刻を取得しようとする Emerald Time です。

Now は、起動するとどこかの NTP サーバにアクセスして、横置きの状態でちょうどアイコンのような雰囲気の画面に日付と時刻を表示します。ちょうど正確な置時計として使用できる感じのものです。

一方の Emerald Time は、画面的にはちょっとオサレじゃありませんが、上半分に日時を 1/10 秒まで表示し、下半分に何やら雲のようなものと矢印からなる絵が表示されます。
時刻は最初 touch に設定されている時刻を表示しますが、NTP から時刻が取得されると早速補正をかけて NTP の時間を表示します。
また、アクセスするサーバも複数あって、それらの値を総合してより正確な値を算出しているようです。(秒単位以下を細かく出してくれてもあまり意味はないんですけどね...)

私は最初、これらのアプリにめぐり合ったときに、「おぉこれで時刻合わせも正確かつ簡単になるなぁ」と思ったんですが、そうは問屋が卸しませんでした。
いずれのアプリも touch の時刻を自動的に合わせられないんですね。やはり時刻を合わせるには「設定」から合わせるしかないんでしょうか??
特に秒を合わせる方法がない気がするので、秒単位まで合ってないと気が済まない人にとっては、なかなか気が休まらないんじゃないかと思うので、このアプリで秒以下まで正確な時計を楽しんでください。

というわけで、NTP サーバにアクセスして正確な時間を取得する時計アプリ Now と Emerald Time の二つの紹介でした

2009年6月1日

Tanzaku Pad Free: これならどんどんメモれる


手書きメモの iPocket Draw をお薦めとして紹介したばかりなのに、さらに使える手書きメモ Tanzaku Pad Free が登場しちゃいました。
メモを書くことに重点を置いているという点で仕事で使えるアプリに仕上がっています。作っているのは Sketch Pad を出しているところと同じです。Sketch Pad 自身もなかなかいい作りなのでうなずけますね。

起動すると、四隅にアイコンが配置されただけのページが現れます。ここには保存されているメモやフォルダが表示されるんですが、Free 版は保存機能がないので、毎回まっさらな状態で起動します。

左下の「+」をタップすると新しいメモが開き、いきなりテキスト入力モードになります。上半分に入力済のメモが、下半分に入力エリアが表示されますが、入力エリアはさらに上下に半分になっていて2行表示されます。

あとは、その入力エリアに文字を入力していくだけです。
片方の入力エリアに書いた後、もう片方に続きを書くと、前の入力がメモに追加され空になります。これを繰り返していくだけで、ドンドン手書きメモが入力できます。
#昔 Zaurus で、手書きエリアのマスに一文字ずつ書いていくと、それを順次文字認識してくれましたが、そんな感じに似ています。(文字認識はしませんが...)

二つの入力エリアに交互に入力できるおかげで本当にドンドン入力できるので、他の手書きメモアプリとは段違いですね。
#「ギア」アイコンからの設定で「書きながら文章を更新」をONにしないと、上半分の表示にすぐに反映されません。

じゃぁ、ペンでメモに書くのとどっちが早いかというと、やはりペンには敵わないですね。指と画面の摩擦もあってペンのようにさらさらとは書けないのと、どうしても字を大きめに書くことになるのとで、スピードでは全然相手になりません。

アプリ上は、入力エリアの1行ごとにオブジェクトとして管理しているようです。その単位で後から削除やコピペ、色変更ができますので、あまり気にせずドンドン入力して、後で体裁を整えることが可能です。
特に聞きながら書いている時は、他のことを考えたくない(間に合わない)ので、この点もすばらしいです。
さらに、入力済の文字列をダブルタップすると、それが入力エリアに表示されるので、細かい修正が可能です。これはマニュアルに書かれてないようですが、非常に優れている機能ですね。

だいぶ書きましたが、特徴は以下のようになります。
  • どんどん書ける
  • 絵は別モードで挿入
  • 日付、チェックボックス挿入
  • 拡縮可能
  • 縦横書き、縦横持ち
  • 写真へ書き出し
基本的に文字の入力をメインにしていますが、絵も別途挿入する形で追加することが可能です。
「・・・」から「ドロー」を選択すると、Sketch Pad とほぼ同じ画面に切り替わり、Sketch Pad と同様に絵を描くことができます。そして丸矢印(?)マークで戻ると、そこに Sketch Pad のオブジェクトが貼り付けられます。
ですので、図形で表したい場合でもちゃんと対応できます。

その他に挿入できるものとして日付とチェックボックスがあります。
どちらも紙のメモに書くときにも多用する機能で、非常に重宝します。願わくばテキスト入力モード時にも日付が入れられたら良かったです。

拡大縮小は、他の手書きメモアプリの拡大縮小とはちょっと動きが違います。実際にはオブジェクト単位での拡縮動作なので、縮小すると一行に入る文字数が増えるような動きをします。
これまた素晴らしい機能で、自分にあった大きさの文字にすることが可能で、それに合わせて改行位置をずらしてくれるので、手書きメモでありながら、見栄えを簡単に変えることができます。

標準は横書きですが、縦書きにも対応してますし、縦横どちらで持つことも可能です。
特に横長に持つと入力エリアが横に長くなるので、長い単語が入力可能になります。

そして、Sketch Pad と同様に写真への書き出しが可能になっています。
Free 版はアプリ内での保存ができないのですが、写真に書き出せれば大抵の場合は問題ないので、これでも十分使えます。


総じて大変素晴らしいあぷりですが、ただ、細かいことを言うと、気になる点はなくはありません。
  • 横持ちで写真への保存は難あり
  • テキストモードで日付挿入
横長に持って入力する方が好みなのですが、このまま写真に保存してしまうと、横向いた写真として保存されてしまいます。
写真アプリで見た時にそれを見ようと思って左に90度回すと写真も一緒に回ってしまうので、ちょっと見るときに困ってしまいます。

それから、日付挿入です。まずメモを書き始めるときに日付を入れたい、と思う人は多いと思いますが、今のアプリの作りだと1アクション必要になってしまいます。というのは、新規メモを作るとすぐにテキスト入力モードに自動的に入ってしまうため、日付の挿入ができなくなってしまいます。
テキスト入力モードに自動で入らないようになるか、テキスト入力モードでも日付が入力できるようになっているとよりいいですね。


… と言っても、こんな要望なんかカス思えるくらい、アプリの出来は素晴らしいです。
ここまでよく考えられた素晴らしいアプリは初めてです。この良さがうまく伝わっているか分かりませんが、無料ですので是非とも使って頂きたいと思います。

というわけで、たった三日でベスト手書きメモアプリにのし上がった、Tanzaku Pad Free の紹介でした。